BYODは、従業員が個人のスマートフォン、タブレット、ノートPC、ウェアラブルを使用して、どこからでもエンタープライズ・データにアクセスできるようにするものです。セキュリティーを維持するために、組織は会社の機密データに対する制約事項とユーザーのプロダクティビティーのバランスを取る必要があります。BYODソリューションでは、IT、企業ペルソナ、またはコンテナが、誰がBYODにアクセスし、どのデータにアクセスできるかを制御することができます。これまで以上にリモートワーカーが増える中、適切なテクノロジーと考え抜かれたBYODポリシーとBYOD管理を行うことが不可欠になっています。
BYODポリシーの適切なセキュリティー体制を維持するには、組織は、標準デバイスと同じレベルで非標準デバイスをサポートしながら、最新の管理と従来の管理を組み合わせてデバイスを管理する必要があります。また、漏洩した資格情報のリスクを克服し、企業アプリやデータへの接続を試みる感染したデバイスを検出できるようにする必要があります。
MaaS360—IDC MarketScape:Worldwide UEM 2022のリーダーに選出
UEMへの移行がエンドポイントのセキュリティーをどのように強化するかを読む
従業員が個人のデバイスを使用できるようになると、自宅、会議、外出先のいずれでも、最高の仕事をできるようになります。ユーザーは、個人のデバイス上で仕事用データに快適にアクセスでき、BYODにより仕事を日常生活に組み込むことができます。プログラムは、エンタープライズBYODと中小企業の両方向けに開発できます。
BYODプログラムには、ハードウェアのコストをユーザーに負担させることで企業の予算を節約できるという追加のメリットもあります。企業によるスマートフォンやタブレット端末の一括購入や、退社時にお気に入りのデバイスを置いていかなければならないことから生じるいざこざから解放されるのです。
BYODポリシーの最大限の遵守を推進するためには、エンド・ユーザー・ライセンス契約で個人の使用とプライバシーを保護していること、組織がセキュリティー・プログラムとBYODセキュリティー・ソリューションを実施するためのツールを備えていることを従業員に知らせる必要があります。
iOS、Android、macOS、Windows、Chrome OSデバイス(スマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップから、堅牢なエンドポイント、モノのインターネット(IoT)エンドポイントまで)を制御します。MDMは、きめ細かなデバイス・ポリシーとリモート・サポートを提供し、あらゆるユースケースに合わせてデバイスのデプロイメントをカスタマイズするのに役立ちます。
UEMソリューションは、EMMやMDMから進化を続け、すべてのデバイス・タイプに対応する単一のソリューションを提供します。モバイル脅威防御(MTD)、AIによる洞察、シングル・サインオン、条件付きアクセスなどを追加し、従業員の生産性を損なうことなく、強固なリスク管理態勢を提供します。
適切かつ事前対応型の保護がなければ、デバイスとそのユーザーは、従来のサイバー攻撃に対して特に脆弱となります。これらの同じエンドポイントとその背後にいる従業員は、世界で最も競争力のある組織のイノベーションと生産性の促進に貢献しています。モバイル・セキュリティーが、デバイス、アプリ、コンテンツ、データ、ネットワークを保護し、現代のビジネスを成功に導く方法をご紹介します。
UEMのライフサイクルを通じて、MaaS360への投資を最大限に活用できるよう、モビリティー・サービスをカスタマイズして提供します。IBM Mobility Success Services Security Expert Labsのエンゲージメントは、SMB向けにカスタマイズされたものから大規模なエンタープライズ・プロジェクトまで幅広く対応しています。
2022年のブログ記事でエンドポイント管理ソリューションが時間の経過とともにどのように進化したかをご確認ください。
ハイブリッド型の職場は、長期的に続きます。セキュリティー・チームとITチームにとっての新しい課題とその対処方法について説明します。
現在の効果だけでなく、パンデミック後の未来にもふさわしいものであるために、BYOD戦略に何が必要かをご確認ください。
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