データの長期保管と運用管理の簡素化

実験で生成される膨大なデータを、消失させることなく蓄積できるストレージ・システムの構築を目指した大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)。大量データの長期保管に費やすコストの削減と、テープ・カートリッジの運用管理の簡素化を、IBMのテープ・ライブラリー IBM TS4500で実現しました。


テープ・ライブラリーのメリット

データは作成直後は頻繁に参照され書き換えられますが、一般的に90日経過すると80%以上のデータへのアクセス頻度は下がっていきます。 このようなアクセス頻度が低いデータのことを「コールドデータ」と呼びます。

 このような「コールドデータ」の保管に最適な選択肢がテープ・ストレージです。テープ・ストレージは長期保管が必要で継続的に増加するデータの保管コストを、フラッシュ・ストレージやディスク・ストレージで長期保管する場合よりも大幅に削減できます。

IBMは膨大な量のデータを効率的に保管するために、高性能かつ大容量のテープ・ライブラリーとテープ・オートローダーを提供しています。


テープ・ライブラリーとテープ・オートローダー

IBM TS2900 テープ・オートローダー

IBM TS2900は、テープを自動的に交換するオートローダーです。テープ・メディアとして、Linear Tape-Open(LTO) Ultriumテープを採用。WindowsやLinuxで構築された小規模から中規模のシステム環境におけるバックアップおよびアーカイブの需要に対応するテープ・ストレージ構築における選択肢です。

IBM TS4300 テープ・ライブラリー

IBM TS4300は、必要に応じてカートリッジとドライブの容量を増やせるモジュラー・タイプのテープ・ライブラリーです。テープ・メディアとして、LTO Ultriumテープを採用し、最大構成時は280個のテープ・カートリッジが利用可能。設置コストと電力コストの削減と大量データの長期保管を同時に実現します。

IBM TS4500 テープ・ライブラリー

IBM TS4500は、10年以上の長期保守実績があるIBM大型テープ・ライブラリーの最新モデルです。テープ・メディアとして、LTO Ultriumテープと3592カートリッジを採用。テープ・ドライブを収容するフレームは最大18まで拡張が可能で、最大ドライブ数は128。3592カートリッジの場合は、最大17,550巻で351PBのストレージ容量を実現します。

参考情報

オープン・システム向けテープ・ライブラリー・ガイド

最新のIBMのテープとテープ・ライブラリーのテクノロジーに関する全般的な概要が紹介されています。

IBM Spectrum Archive Enterprise Edition

テープ・ライブラリー向けのIBM Spectrum ArchiveであるEnterprise Editionの導入計画、導入作業、構成に役立ちます。

IBM TS4500 R7 テープ・ライブラリー・ガイド

テープ・ライブラリー向けのIBM Spectrum ArchiveであるEnterprise Editionの導入計画、導入作業、構成に役立ちます。

「自社の要件にはどの製品が向いている?」「他社製品との違いは?費用はどれぐらいかかるの?」 お客様の上記のような疑問にお答えいたします。

お客様ご相談窓口

納期やお客様の要件に合わせた構成、ソリューションについてもご相談可能です。
ストレージ活用のご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

IBM Storageの最新情報はブログも合わせてご覧ください。