エンタープライズ・サーチのWatson Discovery

Watson Discoveryは、受賞歴に輝くエンタープライズ・サーチおよびAI検索のテクノロジーです。エンタープライズ・データに埋もれた傾向と関係を分析し、オープン・データのサイロを解消し、ユーザーの質問に対する具体的な回答を取得します。Watson Discoveryは、自然言語処理機能など、機械学習における最新の飛躍的進歩を応用しており、お客様の分野の言語で簡単にトレーニングを行うことができます。競合製品と異なり、Watson Discoveryはあらゆるクラウド環境とオンプレミス環境に導入することができます。

従来の検索とは一線を画すWatson Discovery

従来のエンタープライズ・サーチおよび検索エンジンでは、従業員や顧客に正確な回答を返せません。お客様の業界のフレーズのニュアンスや頭字語を理解して複雑な文書をタイムリーかつ正確に検索することができないのです。 

Watson Discoveryではこれらの課題が解決されています。Watson Discoveryは、お客様の照会に対する具体的な回答を提供すると同時に文書全体やサポート・リンクも提供するエンタープライズ・サーチです。従業員や顧客は、情報に基づいた意思決定を確実に行えるようになります。

従来の検索とは一線を画すWatson Discovery

主な機能

・文書取込機能(クローラ) (Crawler)

次の3つの方法で行うことが可能です。

1. 管理UIからの取り込み   管理UIに文書をドラッグ&ドロップすることで取り込みます。PDF/WORD/HTML/JSONの形式をサポートしています。

2. APIからの取り込み   API経由で文書を取り込むことも可能です。この場合もPDF/WORD/HTM /JSONの形式をサポートしています。

3. クローラからの取り込み     Javaで稼働する外部プログラムとしてのクローラがあり、テキストファイル、HTML、DBデータなどを取り込むことが可能です。

・エンリッチ機能 (Enrich)

テキスト情報をDiscovery上に登録する際、内部でNLU(Natural Language Understanding)を呼出し、その結果をメタ情報の一つとして本文テキストと同時にDiscoveryのINDEX上に保存する機能です。Queryにより検索時には本文だけでなく、エンリッチされたメタ情報を検索条件として使えるので、通常の検索エンジンと比較してはるかに高度な検索が可能となります。

・クエリー機能 (Query)

ユースケースに応じて様々な種類のクエリーをDiscoveryに対して発行することができます。REST APIにて直接クエリーを発行することに加え、GUIベースのDiscovery 管理ツールから視覚的にクエリーを作成・発行することも可能です。今後も新たな機能が追加される予定ですが、現時点の主な機能として以下のようなものがあります。

  ・自然文検索 (Natural Language Query)

     従来のキーワードによる検索に加え自然文での検索も可能です。これにより例えばチャットボットなどのAIによる自動応答の仕組みの背後のナレッジとして活用する連携も容易に実現できます。

  ・関連性学習 (Relevancy Training)

     質問と回答候補の関連性を学習させることにより、ユースケースや業務領域に特化した最適なランキングモデルに育てて行くことが可能です。

  ・Discovery クエリー

     エンリッチされたメタ情報を活用し、検索結果のフィルターや集計を行うことができます。これにより例えば日々の大量のニュース記事を時系列に見た時の傾向分析や異常検知を行うようなアプリケーションの開発が可能となります。

適用領域の例

  • 営業支援:顧客理解、Cross/Upsell、商品知識
  • 研究開発:商品企画、新製品テスト、新素材開発
  • 製造品質:フィールドデータ、不具合早期対応
  • 経営:企業分析・投資
  • その他:セキュリティ対策
  • マーケティング:VoC/トレンド、ブランド管理
  • 顧客サポート:商品照会、保守サービス
  • 調達購買:取引先調査、ニュース
  • 法務・知財:法規制遵守、特許分析

ユーザーからの入力:

・HTML/WORD/PDF/JSONなどに対応

サービスからの出力:

・JSON形式の分析結果

Discovery デモを試す

1)まずは デモサイト (英語, IBM外のWebサイトへ) を使用してみましょう。ディスカバリーニュースというコレクションにて、検索結果を表示します。   2)"What company are you interested in? " (右図の赤囲み部分)に、情報を確認したい企業名を英語で入力してください。

※ 図はクリック/タップで拡大します

3)検索対象の企業に関する2ヶ月以内の記事から、以下の情報を抽出して表示します。

・同じ記事に出てきているトピック、会社、人のうち頻度の高いもの

・最新トピック

・時系列に見た評判分析

・サイト別の評判分析

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デモを見る

IBM Watson Discovery サービスの意義

活用例

30年にわたって蓄積された経験値を共有し、意思決定をサポート

30年にわたって蓄積された経験値を共有し、意思決定をサポート

38,000点もの詳細文書から必要な情報を全従業員がどこからでもすぐに利用できる。Watson on IBM Cloudを活用したWoodside Energyが実現しました。 どの企業にも存在する膨大かつ検索が不可能な状態になっている貴重な情報。うまく活用するか、眠らせておくかで企業の強さが変わります。

人力で対応していた客室単価設定に新しい価値を付与

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レビューや画像分析から得られたインサイトを踏まえ「条件の一番いいホテルである」と納得できる情報も価格計算に含める。メトロエンジン社では、新しい着眼点での価格設定を顧客に提供しています。

開発資料

デモをより深く理解する(英語)

Discovery Demo (IBM外のWebサイトへ)

GitHubでソース・アプリケーション(Node.js版)を入手する

Watson SDK (IBM外のWebサイトへ)

Node.jsJavaPythonSwiftUnity.NET