ホーム ケーススタディ Winterhalter社 デジタル・トランスフォーメーションが食器洗いを革新
メーカーであるWinterhalterは、次世代のパフォーマンスを実現するため、SAP S/4HANA on IBM Power10および IBM FlashSystemを選択しました
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食器洗浄機の中のカップのGIF

Winterhalterの食器洗浄システムは世界中の業務用厨房で使用されており、同社の最新製品はソフトウェアと接続性を使用して、洗浄ごとの支払いやコネクテッド・ウォッシュなどの革新的な機能を提供しています。持続可能性の高いソリューションから輝かしい成果をもたらすため、Winterhalterは、高性能なITを基に新しいビジネス・モデルを開発し、デジタル変革を加速したいと考えていました。

品質とサービスで定評のあるWinterhalterは、製造の卓越性、製品の性能、持続可能性に重点を置き、長年にわたりIBM Powerサーバー上で実行される SAP ソフトウェアを活用して複雑なビジネス運営を推進しています。

IT およびオペレーション担当ディレクターのErhard Klein氏は、「当社の最も有名な食器洗い機は、ミュンヘンのオクトーバーフェストで見かけた『ババリア』でしょう」と語ります。Winterhalterは機械だけでなく、消耗品や水処理システムも製造しており、省資源で持続可能な洗浄ソリューションの開発に取り組んでいます」

製造面では、Winterhalterは製造効率についてさらに深いインサイトを得たいと考えていました。データ駆動型の将来に向けた基盤を強化するため、同社はミッションクリティカルなITインフラストラクチャーを更新することを希望していました。さらに、企業の持続可能性への取り組みを念頭に置いて、チームは電力消費を削減し、二酸化炭素排出量を削減し、運用パフォーマンスを向上させる方法を模索しました。

Winterhalterは長年にわたってSAPシステムを広範囲にカスタマイズしてきました。Erhard Klein氏は次のようにコメントしています。「当社は、運用を推進し、自動化を推進し、製造を最適化するために、高いデータ品質に重点を置いています。SAPソリューションを選択したのは、当社の企業理念をベスト・プラクティスに組み込むことができ、競合他社との差別化を図ることができるからです」

420の仮想システムと約40のコアSAPシステム、そして大幅なカスタマイズを組み合わることで、SAP ERP環境をSAP S/4HANAに移行する方法を検討し、長年のサービス・プロバイダーであるIBMビジネス・パートナー、BLUE Consultに支援を依頼しました。

80%を超える 5年間の省エネ

IBM Power10の稼働によるインテルベースのサーバーとの比較

40% サーバー数の削減

以前のシステムとの比較

サーバー環境を7台から4台に統合し、パフォーマンスと容量を向上させながら、エネルギー消費量をほぼ50%削減しました。さらに、インテルベースの代替品と比較した場合、5年間で80%以上のエネルギー削減が可能です。 ITおよびオペレーション担当ディレクター Erhard Klein氏 Winterhalter社
クリーンでスケーラブルなアーキテクチャー

WinterhalterとBLUE Consultは、クラウド・ソリューションとオンプレミス・ソリューションのオプションを検討しましたが、コストとパフォーマンス要件のバランスを考慮して、チームはクラウド・サブスクリプション・モデルを選択しませんでした。 さらに、Winterhalterは、管理作業負荷、熟練したIT担当者の確保の可能性、サービス型ソフトウェア・プラットフォームでは複製が困難な可能性があるSAP ERPアプリケーションのカスタマイズを考慮しました。

「Winterhalterは家族経営の会社なので、自分たちが一番好むソリューションとパートナーを選んで、独自の選択をしたいと考えています」とErhard Klein氏はコメントしています。「当社は5年間の総所有コストを考慮し、Winterhalterにとって適切な戦略に投資しています」

BLUE Consultのアドバイスを受けて、WinterhalterはSAP S/4HANAへの移行を選択し、2つのデータセンターのIBM Power10サーバー上で稼働するSAP S/4HANAを導入しました。

「当社は長年にわたり既存のSAPソリューションをIBM Powerサーバー上で実行し、完全な信頼性と回復力を実現してきました。また、ワークロードの増加に応じてスケールアップすることができました」とErhard Klein氏は説明します。「その経験に基づいて、当社は最新のIBM Power10プロセッサーを搭載した新しいIBM Power L1024サーバーを選択し、現在のパフォーマンスと将来のSAP S/4HANAの需要に対応する容量の両方を実現しました」

Winterhalterは、2つのデータセンターに均等に分割して、4台のIBM Power L1024サーバー、4台のIBM SAN Volume Controllerノードを導入し、2台のIBM FlashSystem 7300およびIBM FlashSystem 5015ストレージ・システムと組み合わせて、可用性の高いストレージ仮想化をサポートしています。

Erhard Klein氏は次のようにコメントしています。「エネルギー消費、パフォーマンス、物理スペース、信頼性の点で、IBM FlashSystemに代わるものはありません。WinterhalterはIBM FlashSystemを5年以上運用しており、その使用感に非常に満足しています」

この時点で、各サーバーに24個のアクティブな Power10プロセッサー・コアと8 TBのメモリーが搭載されているため、このソリューションは現在のワークロードを十分に処理できます。

「SAP HANA on the Power Platformとの相乗効果により、IBM FlashSystemを選択する決定が容易になりました。非常に小さい設置面積でデータの重複排除、圧縮、予測分析ができることは、非常に魅力的です。将来の市場要件が変化する中、データの増加に合わせて拡張できる柔軟性も重要な要素でした」とErhard Klein氏は説明します。

「BLUE Consultとの連携により、当社の新しいIBM Power10ソリューションの導入は慎重に計画され、プロフェッショナルに実施されました。また、今後5年間にさらなるパフォーマンスが必要になった場合でも、サーバーを追加することでコスト効率よく簡単にスケールアウトできるため、必要に応じて簡単かつ迅速に拡張することができます」とErhard Klein氏は説明します。

当社は、BLUE ConsultとIBMと連携して、信頼性が高く効率的なIBM Power10サーバーをベースとした、低カーボン・フットプリント、高性能、将来に向けた柔軟な容量を備えた、当社にとってまさに最適なSAP S/4HANAソリューションを設計することができました。 ITおよびオペレーション担当ディレクター Erhard Klein氏 Winterhalter社
持続可能な製造、持続可能な製品

SAP S/4HANAをIBM Power10サーバーに移行することで、Winterhalterは業務生産性を変革し、今後5年間の戦略を策定しました。

「サーバー環境を7台から4台に統合し、パフォーマンスと容量を向上させながら、エネルギー消費量をほぼ50%削減しました。さらに、インテルベースの代替品と比較した場合、5年間で80%以上のエネルギー削減が可能です」

メモリーを大量に消費するSAP S/4HANAソリューションの場合、IBM Power10プラットフォームによって処理能力とメモリー容量が大聞く変わるとErhard Klein氏は言います。「IBM Power10では、コアあたりで利用可能なメモリーが3倍近く増加し、より強力なプロセッサーを少数使用することで、パフォーマンスを向上させながら、ライセンス・コストを削減できます。これは、特にSAP HANAワークロードにとって素晴らしい進歩です」

WinterhalterがSAP S/4HANAに移行するには、スケーラブルで将来性のあるインフラストラクチャー・プラットフォームを選択することが不可欠でした。BLUE Consultは、IBM Power10プラットフォームへの移行においても重要な役割を果たしています。「BLUE Consultからのサポートは不可欠であり、非常に価値がありました」とErhard Klein氏は説明します。「SAP ECCのサポートは間もなく終了するため、多くの企業がコンサルタントや技術インフラストラクチャーという形で限られたリソースをめぐって競争することになります。私のアドバイスは、企業はSAP S/4HANAプランを今すぐ開始すべきだということです」

Erhard Klein氏はこう結論づけています。「BLUE ConsultとIBMは、低炭素排出量、優れたパフォーマンス、将来に向けた柔軟でスケーラブルな容量を備えた、信頼性と効率性の高い IBM Power10 サーバーをベースとした、Winterhalterにとってまさに最適なソリューションを設計することができました」

Winterhalterのロゴ
Winterhalterについて

Winterhalter(ibm.com外部のリンク)は、スタンドアロン・ユニットから大容量コンベアーまで、業務用厨房向けに設計された食器洗浄システムを製造しています。1947年に設立され、ドイツのメッケンボイレンに本社を置く同社は、2,000人以上の従業員を擁し、40の子会社を通じて70か国で設備を販売し、年間収益は4億ユーロを超えています。

Blue Consultのロゴ
BLUE Consultについて

ドイツのクレーフェルトに拠点を置くBLUE Consult(ibm.com外部のリンク)は、インフラ・アーキテクチャーからデジタル・ワークプレイスまで、包括的なITサービスとビジネス・ソリューションを提供しています。同社のコンサルティング・サービスとソリューションは、貿易、産業、公共部門における顧客の個別の課題に焦点を当てています。当然のことながら、ビジネス上の成果を達成することは非常に重要であり、これは高度なテクノロジーによって実現されます。もちろんコスト効率と持続可能性も忘れてはいけません。

次のステップ

この記事で紹介されているIBMソリューションの詳細については、IBMの担当者またはIBM ビジネス・パートナーにお問い合わせください。

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米国で制作、2023年12月

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本書は最初の発行日時点における最新情報を記載しており、IBMにより予告なしに変更される場合があります。IBMが事業を展開している国であっても、特定の製品を利用できない場合があります。

記載されている性能データとお客様事例は、例として示す目的でのみ提供されています。実際の結果は特定の構成や稼働条件によって異なります。本資料の情報は「現状のまま」で提供されるものとし、明示または暗示を問わず、商品性、特定目的への適合性、および非侵害の保証または条件を含むいかなる保証もしないものとします。IBM製品は、IBM所定の契約書の条項に基づき保証されます。