黒い背景にiPad上のダッシュボードが表示されているBob Javaのデジタル・イラスト

IBM® Bob Premium Package for Javaの発表:エンタープライズJavaアプリケーションのモダナイゼーションを加速

IBM® Bob Premium Package for Javaは、チームが変更を加える前にJavaアプリケーションを理解できるよう支援することを目的に設計されています。

本日、IBMはIBM® Bob Premium Package for Java Modernizationの提供開始を発表します。このパッケージは、エンタープライズ・チームが一貫性を保ちながらJavaアプリケーションを迅速かつ確実にモダナイズできるよう支援する専用機能を提供します。

エンタープライズJavaアプリケーションは重要な業務を支えています。一方、多くの組織は、長年運用されてきた大規模なJavaアプリケーション資産を管理しています。これらの資産には、レガシーのランタイムやフレームワーク、複雑な依存関係、不十分なドキュメンテーションがあり、セキュリティー上のリスクも増大しています。こうしたシステムのモダナイゼーションには、コード生成の高速化だけでは不十分です。チームには、アプリケーションを理解し、複数の作業を連携させて実行・検証し、ガバナンスを適用する能力が求められます。また、ビジネスを支えるシステムを維持しながら、リスクを軽減する必要があります。

エンタープライズJavaアプリケーション向けのAI駆動型モダナイゼーション

IBM® Bobは、エンタープライズ・ソフトウェア・チーム向けのAI搭載開発パートナーであり、ソフトウェア開発ライフサイクル全体にわたる複数ステップのモダナイゼーション・タスクの計画、実行、検証、管理を支援します。AIとエージェント型オーケストレーションを組み合わせることで、個別のコード支援にとどまらず、構造化され、統制されたモダナイゼーション・ワークフローへ移行できるようチームを支援します。

IBM® Bobを基盤とするPremium Package for Java Modernizationは、エンタープライズJavaのモダナイゼーション専用に設計されたワークフローを提供します。Javaバージョンのアップグレード、UIモダナイゼーション、IBM® WebSphere Libertyへの移行などの取り組み全体にわたり、チームによるアプリケーションの分析、更新作業の調整、変更の検証、ガバナンスの適用を支援します。

その結果、Javaアプリケーションのモダナイゼーションを再現性の高い方法で進められるようになります。チームは、リポジトリー、依存関係、パイプライン、ランタイム環境全体を管理しながら、作業を迅速化できます。

Javaチーム専用のワークフロー

IBM® Bob Premium Package for Java Modernizationは、次の3つの戦略的なJavaモダナイゼーション・ワークフローに対応しています。

  1. Javaバージョンのアップグレードにより、チームはアプリケーションをJava 8以前からJava 11、17、21、25へ移行できます。IBM® Bobは、複雑なJava環境における依存関係の分析、互換性の問題の特定、コードと構成の更新作業の調整、移行の検証を支援します。
  2. UIモダナイゼーションは、レガシーのJava UIフレームワークを刷新し、モダンなアプリケーション体験を実現できるようチームを支援します。IBM® Bobは、ビジネス・ロジックとアプリケーションの動作を維持しながら、JSFやStrutsからReactなどを採用したモダンなWebアーキテクチャーへの移行を支援します。
  3. Libertyへの移行により、チームはエンタープライズJavaアプリケーションを、WebLogic、Tomcat、WebSphere Traditionalアプリケーションなどのレガシー・ランタイムから、IBMのモダンでモジュール式のクラウドネイティブJavaランタイムであるIBM® WebSphere Libertyへ移行できます。IBM® Application Modernization Acceleratorが生成する移行計画を活用し、IBM® Bobは、環境の分析、構成のモダナイズ、デプロイメントの検証を支援して、ランタイムのモダナイゼーションに伴う運用の複雑さを軽減します。

これらのワークフローにより、Javaチームは、モダナイゼーションを開発ライフサイクルから切り離すことなく、重要なアプリケーションを安全性に配慮しながら段階的にモダナイズできます。

統制されたモダナイゼーションをエンタープライズ規模で実現

IBM® Bob Premium Package for Java Modernizationは、エンタープライズJava環境全体のモダナイゼーション作業を体系化し、ガバナンスを適用できるよう支援します。チームは、モダナイゼーション・プロセス全体にわたり、検証チェックポイント、人による承認、追跡可能なコード変更、ドキュメンテーションの自動作成、単体テストの生成、CVE情報の把握にIBM® Bobを活用できます。

例えば、Javaバージョンのアップグレードに取り組む開発者は、ガイド付きワークフローを開始して、アプリケーションを分析し、互換性の問題を特定できます。さらに、依存関係を更新し、コードと構成の変更を適用して検証ステップを実行し、作業成果をレビューに回す準備まで進められます。

AIを活用したオーケストレーション、Java固有のモダナイゼーション・ワークフロー、エンタープライズ・ガバナンスを組み合わせることで、このPremium Packageは、運用リスクを軽減し、ソフトウェア品質を向上させ、本番稼働に不可欠なシステムの管理を維持しながら、チームによるモダナイゼーションを迅速化します。

Blue Pearl社での初期成果

Blue Pearl社は、IBM® Bobを使用してJavaコードベースをJava 11からJava 25へモダナイズしました。通常の方法では30日以上かかる作業を3日で完了し、所要期間を推定90%短縮しました。この成果は、個別のAI支援だけに頼るのではなく、構造化されたワークフロー、システム全体の理解、検証、ガバナンスによってJavaのモダナイゼーションを支援することで、どのような成果が得られるかを示しています。

詳細はこちら

Bobを試す:無料評価版はこちら。また、IBM® Bobの製品ページをご覧いただき、IBM® Bob Premium Package for Javaの詳細を読むことで、Javaのモダナイゼーション専用機能により、チームが管理を強化しながら作業を迅速化できる仕組みをご確認いただけます。

Sarwar Raza

Vice President, Hybrid Integration & Runtimes, IBM

Michael Kwok

Vice President, IBM Bob, and Canada Lab Director