REXEC

リモート実行 (REXEC) サーバーは、TCP/IP (Transmission Control Protocol/Internet Protocol) アプリケーションであり、 これによりクライアント・ユーザーはリモート・システムにシステム・コマンドを実行依頼できます。 リモート実行プロトコル (REXEC) では、ネットワーク内のどのホストでも、これらのコマンドまたはプログラムを処理できます。処理されると、ローカル・ホストはコマンド処理の結果を受け取ります。

ユーザーのクライアント・プログラムはサーバーでの実行のためにユーザー ID、パスワード、およびコマンドを送信します。 サーバーはユーザーを妥当性検査し、要求されたコマンドを実行し、そしてコマンドの結果をクライアントに戻します。

System i® ホストに実行依頼されるコマンドは、以下のカテゴリーに分類できます。
IBM® i コマンド・プロセッサー
IBM i コマンド・プロセッサー・コマンドを実行するには、 QCAPCMD をクライアント REXEC のターゲットとして指定します。
Qshell コマンド・インタープリター (IBM i オプション 30)
Qshell インタープリターを使用するには、qsh をクライアント REXEC のターゲットに指定します。
「spawn パス」
i5/OS™ プログラムを「子」(spawn) ジョブで実行するには、REXEC コマンドのターゲットとしてプログラムまたはシェル・スクリプトへの完全パスを指定します。