スプール出力に関する考慮事項

REXEC サーバーは、スプール出力を取り込むために、 デフォルト・プリンター・ファイル (*PRTF) を指定変更します。結果としてのスプール・ファイルには、 ユーザー・データ・フィールドが REXECSVR に設定されてタグ付けされます。

REXEC サーバーが指定したコマンドを実行した後に、 このユーザー・データ・タグが付いているスプール・ファイルはそれぞれ検索され、 クライアントに戻され、それから削除されます。 複数のスプール・ファイルが作成されている場合、 ファイルは作成された順に処理されます (この順番は、 スプール・ファイルの番号により判別できます)。

REXEC を介して実行されるコマンドまたはプログラムが、 その印刷ファイルを指定変更し、ユーザー・データを変更すると、 REXEC サーバーは結果のスプール・データを取り込んで戻すことができません。

注: これらの考慮事項は、IBM® i CL コマンドにのみ適用されます。