REXEC サーバー・ジョブとジョブ名

REXEC クライアント・ユーザーからの要求をモニターし、処理するには、REXEC サーバー・ジョブを開始します。

REXEC サーバー・ジョブは、STRTCP コマンドを実行して、 REXEC AUTOSTART パラメーターを *YES に設定すると開始します。 また、SERVER パラメーターに *REXEC または *ALL を 設定した STRTCPSVR コマンドを実行しても、REXEC サーバー・ジョブを開始できます。 これらのジョブは QSYSWRK サブシステムで実行されます。 これらのジョブの目的は REXEC クライアント・ユーザーからの要求のモニターと処理です。 これらのジョブの名前の形式は QTRXCnnnnn です。nnnnn は 5 桁の 10 進数です。

REXEC サーバー・ジョブを含め、QSYSWRK サブシステムでジョブを処理するには、 以下のコマンドを入力してください。
WRKSBSJOB SBS(QSYSWRK)

コマンドを Qshell コマンド・インタープリターによって処理することを選択した場合、spawn() アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を 使用して子ジョブを作成することにより Qshell を開始します。

コマンドを spawn パス名として解釈する場合、 REXEC サーバーはコマンド・ストリングをパス名として扱い、spawn() API に渡します。 spawn 子プロセスは、バッチ・ジョブまたは事前開始ジョブです。 シェル・スクリプトは子プロセスに使用できます。 シェル・スクリプトを指定する場合は、適切なシェル・インタープリターが呼び出されます。 シェル・スクリプトはテキスト・ファイルにし、 ファイルの最初の行には #!interpreter_path <options> の形式が必要です。