REXEC サーバーを使用している際に問題を検出した場合は、REXEC フローチャートと原因リストを使用して、可能性のある問題を特定することができます。
ただし、汎用 TCP/IP 接続に問題がある場合は、まず、TCP/IP トラブルシューティングに関するトピックを使用して、基本的な TCP/IP 問題を確認しておきます。より局所的な問題については、REXEC フローチャートを使用してください。
- 原因リスト A
- REXEC サーバーが実行中であることを確認します。
実行されていない場合は、STRTCPSVR SERVER(*REXEC) コマンドを使用して開始します。
- メッセージ「接続が拒否されました」が REXEC クライアントに戻された場合、
出口点 QIBM_QTMX_SERVER_REQ と関連のある出口プログラムを検査します。 この出口プログラムは、接続がリジェクトされるように指定されているか、
「オペレーション許可」パラメーターに正しくない値が戻されたか、
または異常終了した可能性があります。
REXEC サーバー・ジョブ・ログを見てメッセージを調べてください。
出口プログラムに問題があれば解決してから、修正したバージョンをインストールします。
- 原因リスト B
- システムにログオンして、ユーザー ID とパスワードをチェックしてください。
それが不可能であれば、システムの管理者と連絡を取って、
ユーザー ID とパスワードが正しいことを確認してください。
- 出口点 QIBM_QTMX_SERVER_LOGON (存在する場合) と関連のある出口プログラムをチェックします。 この出口プログラムは、接続がリジェクトされるように指定されているか、
「オペレーション許可」パラメーターに正しくない値が戻されたか、
または異常終了した可能性があります。
REXEC サーバー・ジョブ・ログを見てメッセージを調べてください。
- 原因リスト C
- REXEC クライアントに戻されるジョブ・ログ・メッセージをチェックします。
表示されている問題をすべて解決し、コマンドを再び実行します。
- メッセージ「コマンドが拒否されました」が REXEC クライアントに出される場合、
出口点 QIBM_QTMX_SERVER_REQ と関連のある出口プログラムを確認します。 この出口プログラムでは、このコマンドがリジェクトされるように指定されているか、
「オペレーション許可」パラメーターに正しくない値が戻されたか、
または異常終了した可能性があります。
REXEC サーバー・ジョブ・ログを見てメッセージを調べてください。
出口プログラムに問題があれば解決してから、修正したバージョンをインストールします。
- REXEC サーバーに正しい ASCII CCSID が構成されているかを確認します。
構成されていない場合は、CHGRXCA コマンドを使用して CCSID を正します。