MQTTSubscribe ポリシー
MQTTSubscribe ポリシーを使用して、実行時に特定の MQ テレメトリー・トランスポート (MQTT) サブスクリプション・プロパティーの値を制御します。
MQTTSubscribe ポリシーは、実行時に、運用プロパティーと呼ばれる MQTTSubscribe ノード・プロパティーの特定のセットの値を制御するために使用できます。 ポリシーが MQTTSubscribe ノードに接続されている場合、ポリシーに指定されているプロパティー値が実行時に使用されます。 これらの値は、メッセージ・フローの開発時に指定されたプロパティー値をオーバーライドします。 MQTTSubscribe ポリシーによって制御できる運用プロパティーについては、 MQTTSubscribe ノード のリファレンス・トピックを参照してください。
以下のツールを使用して、 MQTTSubscribe ポリシーを作成、接続、および管理できます。
- IBM Integration Toolkit
- IBM Integration Toolkit を使用して、既存のメッセージ・フロー・ノードからポリシー文書を生成します。 初期ポリシー文書には、「メッセージ・フロー」エディターの「プロパティー」ビューで定義されている、ノードの運用プロパティーとその現行値が含まれます。 運用プロパティーの値は必要に応じて編集でき、生成されたポリシー文書は 統合レジストリーに保存できます。 IBM Integration Toolkit を使用して、ノード上のポリシーの接続および切り離しを行うこともできます。 詳しくは、 IBM Integration Toolkit を使用した MQEndpoint、MQTTSubscribe、または MQTTPublish ポリシーの構成を参照してください。
- Web ユーザー・インターフェース (UI)
- Web UI を使用して、統合レジストリーに保管されるポリシー文書を作成、取得、更新、および削除します。 ナビゲーション・ツリーで、「名前を付けて保存」機能を使用すると、既存のポリシーを新しい名前で保存できます。
また、メッセージ・フロー・ビューを使用して、メッセージ・フロー・ノードに接続されているポリシーを取得して更新することもできます。 ナビゲーション・ツリーで、 「メッセージ・フロー」を展開し、表示するメッセージ・フローまたはサブフローの名前を選択します。 メッセージ・フロー・ペインの最上部から「運用ポリシー」タブを選択すると、「ノード・ポリシー」セクションにメッセージ・フローまたはサブフローが表示されます。 メッセージ・フローまたはサブフローに、運用ポリシーが接続されているノードが含まれている場合、ノード・アイコンの右上隅にポリシー・アイコン が表示されます。 ポリシー・アイコンをクリックして、ポリシー文書を取得および更新します。
を展開します。ここで、 サーバー名 は統合サーバーの名前、 リソース はメッセージ・フローを保管した場所です。 次に、Web UI へのアクセスについては、 Web ユーザー・インターフェースへのアクセスを参照してください。
とその後のポリシー・タイプ (例えば、 ) を展開して、 ノードに関係する保存済みポリシーのリストを表示します。 ポリシー名を選択してポリシー文書の内容を表示し、必要に応じてプロパティー値を編集します。 - Representational State Transfer (REST) アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)
- REST API を使用して、 統合レジストリーでポリシー文書を作成、取得、更新、および削除します。 詳しくは、 Representational State Transfer (REST) APIを参照してください。
- コマンド行
- 次のコマンドを使用して、ポリシー文書を作成、取得、更新、削除します。
- ポリシーを作成するには、 mqsicreatepolicy コマンドを使用します。 詳しくは、 ポリシーの作成とインポートを参照してください。
- ポリシーの詳細を取得するには、 mqsireportpolicy コマンドを使用します。
- ポリシーを更新するには、 mqsichangepolicy コマンドを使用します。
- ポリシーを削除するには、 mqsideletepolicy コマンドを使用します。
以下の XML は、 MQTTSubscribe ポリシー文書の例です。
<policy type="MQTTSubscribe">
<policyProperties>
<description>
<shortDesc>Subscribe 01</shortDesc>
<longDesc>MQTT subscribe policy for blood pressure monitor</longDesc>
</description>
<basic>
<clientId>Sub_bloodpressure_1</clientId>
<topicName>Hypertension/Emergency</topicName>
<hostName>localhost</hostName>
<port>1883</port>
<qos>0</qos>
</basic>
</policyProperties></policy>
注: MQTT ポリシー文書は、MQTT ノードのタイプに固有のものです。 例えば、 MQTTSubscribe ポリシーを MQTTSubscribe ノードの任意のインスタンスに接続できますが、 MQTTPublish ノードには接続できません。