tan()、tanf()、tanl() - 正接の計算

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

ISO C
POSIX.1
XPG4
XPG4.2
ISO/ANSI C++
C99
Single UNIX Specification、バージョン 3
C++ TR1 C99

両方  

形式

#include <math.h>

double tan(double x);
float tan(float x);                  /* C++ only */
long double tan(long double x);      /* C++ only */
float tanf(float x);
long double tanl(long double x);

機能説明

x の正接を計算します。ここで、x は、ラジアンで表されます。x が大きいと、結果の有効数字が部分的に消失する ことがあります。
注: これらの関数は、IEEE 2 進数浮動小数点形式と 16 進浮動小数点形式の両方で機能します。 IEEE 2 進数浮動小数点の詳細は、IEEE 2 進数浮動小数点を参照してください。

戻り値

x の計算された正接を戻します。

正しい値がアンダーフローの原因になった場合には、0 が戻されます。結果がオーバーフローすると、±HUGE_VAL が戻されます。アンダーフローとオーバーフローの両方の場合に、値 ERANGE が errno に保管されます。

XPG4.2 の特殊な動作: 以下のエラーが追加されます。
エラー・コード
説明
EDOM
引数が関数の内部制限 (約 250) を超えました。

CELEBT01
⁄* CELEBT01                                      

   This example computes x as the tangent of PI⁄4.                              

 *⁄                                                                             
#include <math.h>                                                               
#include <stdio.h>                                                              
                                                                                
int main(void)                                                                  
{                                                                               
   double pi, x;                                                                
                                                                                
   pi = 3.1415926;                                                              
   x = tan(pi⁄4.0);                                                             
                                                                                
   printf("tan( %lf ) is %lf¥n", pi⁄4, x);                                      
}                                                                               
出力:
tan( 0.785398 ) is 1.000000

関連情報