atanh()、atanhf()、atanhl() - 双曲線逆正接の計算

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

XPG4.2
C99
Single UNIX Specification、バージョン 3
C++ TR1 C99

両方  

形式

#define _XOPEN_SOURCE_EXTENDED 1
#include <math.h>

double atanh(double x);
C99:
#define _ISOC99_SOURCE
#include <math.h>

float atanhf(float x);
long double atanhl(long double x);
C++ TR1 C99
#define _TR1_C99
#include <math.h>
float atanh(float x);  
long double atanh(long double x);

機能説明

atanh() 関数は、x 引数の双曲線逆正接を戻します。
注: 下表は、これらの関数の実行可能な形式を示しています。 IEEE 2 進数浮動小数点の詳細は、IEEE 2 進数浮動小数点を参照してください。
関数 Hex IEEE
atanh X X
atanhf X X
atanhl X X

戻り値

正常終了の場合、atanh() は x 引数の双曲線逆正接を 戻します。

atanh() が失敗すると 0.0 を戻し、errno を次のいずれかの値に設定します。
エラー・コード
説明
EDOM
x 引数に 1.0 より大きい値があります。
ERANGE
x 引数に 1.0 と等しい値があります。

IEEE の特殊な動作: 正常に実行された場合、関数は引数 x の双曲線逆正接を戻します。

x の絶対値が 1.0 よりも大きい場合、atanh() は errno に EDOM を設定し、NaNQ を戻します。x の 値が 1.0 である場合、関数は errno に ERANGE を設定し、+HUGE_VAL を戻します。

関連情報