acosh()、acoshf()、acoshl() - 双曲線逆余弦の計算

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

XPG4.2
C99
Single UNIX Specification、バージョン 3
C++ TR1 C99

両方  

形式

#define _XOPEN_SOURCE_EXTENDED 1
#include <math.h>

double acosh(double x);
C99:
#define _ISOC99_SOURCE
#include <math.h>

float acoshf(float x);
long double acoshl(long double x);
C++ TR1 C99:
#define _TR1_C99
#include <math.h>
float acosh(float x);  
long double acosh(long double x);

機能説明

acosh 関数は、(負でない) x の双曲線逆余弦の計算をします。1 よりも 小さい引数に対してはドメイン・エラーが発生します。
注: 下表は、これらの関数の実行可能な形式を示しています。 IEEE 2 進数浮動小数点の詳細は、IEEE 2 進数浮動小数点を参照してください。
関数 Hex IEEE
acosh X X
acoshf X X
acoshl X X

戻り値

正常終了の場合、acosh() は x 引数の双曲線逆余弦を戻します。

x の値が 1.0 よりも小さい場合、関数は 0.0 を 戻して、errno に EDOM を設定します。

IEEE の特殊な動作: 正常に実行された場合、関数は引数 x の双曲線逆余弦を戻します。

x が 1.0 よりも小さい場合、関数は errno に EDOM を設 定し、NaNQ を戻します。

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