クラウドネイティブの次世代Db2 Warehouseは、常時稼働のワークロードのコストとパフォーマンスの目標を満たし、あらゆるデータへの容易で管理されたアクセスを提供し、分析とAI資産を一元的に管理できます。Db2 Warehouseは、回復力が高く、安価なクラウド・オブジェクト・ストレージ上でネイティブに動作します。高度なキャッシュ技術と組み合わせることで、分析ワークロードは4倍高速化し、ストレージ・コストが最大1/34に削減できます1。Db2 Warehouseは、さまざまなソース、オープン・フォーマット、分析環境にわたって管理されたデータを保存、分析でき、watsonx.dataとシームレスに統合して分析およびAIワークロードを最適化します。AWS上で、次世代のDb2 Warehouse as a Serviceをご利用ください。
あらゆるデータを対象に、あらゆる場所でAIワークロードを拡張
次世代のDb2 Warehouseの一般提供を発表
IBMが、2023年第1四半期のThe Forrester Wave™: Data Management for Analyticsでリーダーとして選出
IBMの高度なキャッシング技術とクラウド・オブジェクト・ストレージのデータを組み合わせることで、旧世代と比較してパフォーマンスが最大4倍向上し、ストレージ・コストが1/34に削減されます。
Iceberg、Parquet、ORC、CSVなどのオープン・データとテーブル形式をカタログ化、取り込み、照会します。
Db2 Warehouseは、watsonx.dataとシームレスに統合し、分析とAI資産を一元的に管理します。ワークロードと価格性能のニーズに最適な、目的に合ったエンジンを実行できます。
IBM Db2 Warehouseとwatsonx.dataが、分析データを一元的に管理する方法を紹介します。
クラウド、マルチクラウド、またはハイブリッドクラウドのソリューション上で実行することで、競合他社に差をつけ、分析とAIワークロードを拡張します。IBM Db2 Warehouseは、ソフトウェアとSaaSの間で100％のワークロードの互換性を提供します。
IBM PureData System for Operational Analytics（PDOA）アプライアンスまたはIBM Integrated Analytics System（IIAS Sailfsh）アプライアンスをDb2 Warehouse SaaS、ソフトウェア、クラウド・ラックにアップグレードすることで、アプリケーションを最新化し、ワークロードの柔軟性を実現します。
企業は、IBM Db2 Warehouseの価格性能、オープン・フォーマットのサポート、ガバナンスを、AWSクラウドの拡張性、俊敏性、コスト効率と組み合わせることで、クラウドにおけるデータのモダナイゼーション戦略を加速できます。
AWS MarketplaceのDb2 Warehouseについての詳細をご覧ください。 （ibm.com外部へのリンク）
ユースケース
主要な機能
クラスター内の継続的な可用性（99.999％）とインプレース・リカバリーでダウンタイムを管理します。クラスターを別のリージョンに複製するだけでなく、複製する対象を選択して、どこにでも展開できる柔軟性を備えています。
データ集約型のアプリケーション用に構築され、コンピュートやストレージとは独立して、データを柔軟に拡張、縮小できます。スケールアウトのシェアード・ナッシングと共有ディスク・アーキテクチャーにより、高速性能の超並列クエリー・エンジンを提供します。
Db2は、移動中および保管中のデータを保護し、未知の振る舞いを監視および検出して、データのプライバシーを確保するためのエンドツーエンドのセキュリティー機能を備えています。
高速のバルク、バッチ、マイクロバッチのワークロードをサポートして、さまざまなソースから継続的にデータを取り込み、クラウドネイティブ・アプリケーション、リアルタイム分析、ビジネス・インテリジェンス（BI）を強化します。
ライブ・データ・セット、サービス、アプリケーションを直接管理します。さまざまなレベルの権限に応じてデータの可視性とマスキングを制御します。移動中および保存時の暗号化、行と列のアクセス、データ・マスキングなどを使用して、HIPAAやGDPRへの準拠を管理します。
Java、.Net、Ruby、Python、R、Perl、C、C++、pureXML、Gremlin、XQuery、Mongo、FLWOR Expression、JSONなどのプログラミング言語向けに構築され、堅牢なアプリケーション開発を可能にします。
高速な取り込みとリアルタイムの洞察で、ダッシュボードとBIを強化します。IBM Cognos、Planning Analytics、Tableau、PowerBI、Qlik、Looker、SAP 、 DataStage、Informaticaなどの ETLツールなど、サード・パーティー製のレポーティング・アプリケーションをシームレスに統合します。
ソーシャル・メディアのパフォーマンスや地理空間データの分析など、XML、JSON、テキスト、グラフ、空間データなどのさまざまなモデルを単一のデータベースに取り込み、保存、照会します。
Db2のインメモリー型ハイブリッド列指向データ・アーキテクチャーを使用して、分析データと運用データをリアルタイムで分析します。Db2は、メモリー内および列ストアのデータ取得、最大化されたCPU処理、高速な入出力を実現するデータ・スキッピングの組み合わせにより、分析とレポートを高速化します。
AWSまたはIBM Cloud上でDb2 Warehouseのフルマネージド・バージョンを実行します。
Db2 Warehouseを拡張機能としてIBM Cloud Pak for Dataプラットフォームに導入します。
これらの一般的なオペレーティング・システムでDb2 Warehouseを実行します。
IBM Db2は、TrustRadiusのリレーショナル・データベース、DBaaS、データウェアハウス、クラウド・データウェアハウス分野でトップ評価を受けています。
IBM Db2は、820を超えるG2レポートでIBM製品が紹介された後、G2 Summer 2023のレポートでリーダーに選出されました。
参考情報
Flex One層を選択し、コードDB2W1Kを使用すると、1,000米ドル相当の無料クレジットを受け取ることができます。
Forrester社の2022年版「Total Economic Impact Of IBM Data Management」レポートで、Db2がどのようにIBMのROIの241％向上を達成したかをご覧ください。
IBM Db2とIBM Netezzaによって、IBMがあらゆるデータ・ワークロードと導入オプション用のワンストップ・ショップとされる理由をご覧ください。
AWSとIBM Db2を使用した新しいクラウド・データベース製品を紹介します。
Fred Sobotkaが、Db2の適応圧縮機能の重要性と価値について説明します。
コンサルタントのMark Gillisが、Db2の機能が顧客にもたらす信頼について語ります。
シニア・ソフトウェア・エンジニアのRoy Boxwellが、大きな損失からデータを保護するDb2の機能について説明します。
脚注
1.IBMのBig Data Insightsコンカレント・クエリー・ベンチマークを、48コア、768GBメモリー、25Gbpsネットワーク・インターフェースを備えた2つのEC2ノード上で、24のデータベース・パーティションを持つ2つの同等のDb2 Warehouse環境で実行した結果です。1つの環境では新しいクラウド・オブジェクト・ストレージと高度なキャッシュ機能が使用され、もう1つの環境ではキャッシュ機能は使用されず、ベースラインとして使用されました。テストでは、新しい機能を使用することで、クエリー速度が4倍向上しました（213秒対51秒）。ストレージ・コストはクラウド・オブジェクト・ストレージの価格から算出され、SSDベースのブロック・ストレージの34分の1の価格です。