長年培ってきた大規模システム開発の方法論と開発標準を基に、エンタープライズ向けAI駆動開発を実現
エンタープライズ向けAI駆動開発ソリューション「AI Lifecycle Shared Engineering Artifacts(以下、ALSEA(アリーシア))」は、システム開発に必要な知見やルールを、AIが活用可能な形で体系化し、企業ごとの開発標準や要件に応じたAI駆動開発の導入・展開を本格的に支援します。
日本IBMは、ALSEAをシステム構築サービスを通じて提供します。今後も、エンタープライズ向けシステム開発に求められる機能や適用領域の拡充を進めるとともに、SAP(ABAP)開発領域をはじめとする対象領域の拡大を図ります。
AI Lifecycle Shared Engineering Artifacts(ALSEA)は、AIエージェント駆動のエンタープライズ向け開発支援パートナー「IBM Bob」と組み合わせて導入することで、仕様と体系が明確になり、保守性が高く、技術的負債が少ないシステム開発が可能になります。これにより、企業は再現性と一貫性を確保しながら、AIが主体となる開発手法の運用を拡大できます。
ALSEAは、システム開発に必要な知見やルールを、IBM Bobが理解・活用できる「コンテキスト」として体系化するとともに、AIの挙動を制御し、成果物の品質と整合性を維持する仕組み「ハーネス」を提供します。
日本IBMは仕様駆動開発でリーダーシップを発揮し、IBM Bob + ALSEAにより「2025年の崖」で指摘されたレガシーシステムが抱える主要な3つの課題の解消を強力に促進します。
IBM Bobに新機能が登場。マルチエージェント機能と専用モダナイゼーション・ワークフローにより、エンタープライズAIソフトウェア開発を強化します。
AI Lifecycle Shared Engineering Artifacts(ALSEA)はIBM Bob上で動作し、Bobが持つ機能を大規模エンタープライズ向け開発に最適化します。
日本IBMは、金融機関や製造業をはじめとする企業とALSEAの活用に向けた取り組みを進めています。 AIの適用がシステム開発プロセス全体へ広がる中、企業では、開発標準や組織の知見を活用しながら品質とガバナンスを維持できる開発基盤への期待が高まっています。
こうした中、みずほ銀行では、「IT改革」の一環としてAI駆動開発への取り組みを進めており、現在、日本IBMとともに複数のアプリケーション開発領域におけるALSEAの適用可能性について検証を進めています。
檜原 伸一郎氏
株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行役常務 グループCIO / 株式会社みずほ銀行 常務執行役員CIO