VMware環境移行方法

 

VMware製品による仮想化環境の運用をクラウドに移行したい

オンプレミスで動かしてきた仮想サーバーをクラウドで運用するサービスとして、2019年7月1日時点で「VMware on IBM Cloud」「VMware Horizon on IBM Cloud」「VMware Cloud on AWS」「VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure」などがあります。
クラウド移行により、また選ぶクラウド・サービスにより、「何が変わり、何が変わらないのか」を理解することで、不安の多くは解消できます。ここでは、そのお手伝いをいたします。

VMware製品による仮想化環境の運用をクラウドに移行したい

 

VMware製品による仮想化環境の移行方法は幅広い選択肢があります

VMware の場合、仮想マシンを既存環境からインポートし、クラウドのVMware 環境へエクスポートする方法が一番シンプルですが、この方法ではシステム停止が発生します。無停止でシステムを移行する方法に、例えばVMware NSX のL2 延伸機能を利用し、Cross-vCenter vMotion で移行する方法があります。気を付けたいのが、移行ではシステム全体をネットワーク越しに移動させるため当然ネットワーク帯域が必要になり遅延も生じます。全てを一気に移行すると負荷が高いため、システムを1 つずつ移行することをお勧めします。

VMware 製品と IBM Cloud の代表的な組みわせイメージ

VMware製品による仮想化環境のクラウド移行事例

IBM Cloud for VMware Solutionsは、お客様の組織がクラウドの非常に大きな可能性をより簡単に活用できるようにします。オンプレミスのワークロードをクラウドに簡単にバックアップして、事業継続性と災害復旧の戦略を開始します。容量の拡張、データセンターの占有スペースの統合、クラウドの活用による老朽化したインフラストラクチャーのモダナイズからデータセンターの変革を始めます。

VMware製品による仮想化環境のクラウド移行事例

よくある質問

IBM Cloud for VMware Solutionsとは

IBM Cloud™ for VMware Solutionsは、お客様の組織がクラウドの非常に大きな可能性をより簡単に活用できるようにします。オンプレミス環境からの既存のツール、テクノロジー、スキルを活用しながら、VMwareワークロードをIBM Cloudに移行します。Red Hat® OpenShift®との統合と自動化は、AIやアナリティクスといったサービスによるイノベーションの加速に役立ちます。 

IBM Cloud VMware Solutions Shared(IC4V Shared)とは何ですか。

IBM Cloud® for VMware Solutions Shared(IC4V Shared)は、VMware Cloud Directorを使用して、究極の容量と拡張性を備えたクラウドへとVMを拡張できるようにします。お支払いは使用した分だけで済みます。IBMがハイパーバイザーに至るまでインフラストラクチャーを管理するため、お客様は更新の提供やパッチの適用を気にすることなく、アプリケーションの革新に集中できます。

IBM Cloud VMware Solutions Dedicated(IC4V Dedicated)とは何ですか。

このソリューションでは、セキュリティー強化とコンプライアンス対応に向けた、より高いレベルの分離が可能な単一テナント・インフラストラクチャーが提供されます。IBM Cloud VMware Solutions Dedicated(IC4V Dedicated)は、更新とパッチ適用の制御の維持を考えている企業が対象で、お客様がハイパーバイザーまでの管理をすべて行います。 

IBM Cloud for VMware Solutionsは、現在どこで利用できますか。

IBM Cloud for VMware Solutions Dedicatedは、北アメリカ西部(サンノゼ)、北アメリカ南部(ダラス、ケレタロ)、北アメリカ東部(モントリオール、トロント、ワシントンDC)、南アメリカ(サンパウロ)、ヨーロッパ(フランクフルト、アムステルダム、ロンドン、ミラノ、オスロ、パリ)、アジア太平洋(チェンナイ、香港、メルボルン、シドニー、シンガポール、ソウル、東京)で利用可能です。

IBM Cloud for VMware Solutions Sharedは、北アメリカ南部(ダラス)で提供されており、2020年後半にヨーロッパで利用可能になる予定です。

IBM Cloud for VMware Solutionsは、どのようなコンプライアンス認定を達成しましたか。

IBM Cloud for VMware Solutions Dedicatedは、HIPAA準拠、GDPR準拠、およびPrivacy Shield認定済みです。IC4V Dedicatedの独立検証も実行済みであり、本ソリューションはSOC1タイプ2、SOC2タイプ2、SOC3、およびISO 27001、27017、27018に準拠しています。

IBM Cloud for VMware Solutions Sharedは、GDPR準拠でPrivacy Shield認定済みです。IC4V Sharedの独立検証も実行済みであり、本ソリューションはISO 27001、27017、27018に準拠しています。

IBM Cloudコンプライアンス・プログラムの詳細については、このWebページをご覧ください。 

IBM Cloud for VMware Solutionsから、どのようなメリットが得られますか。

IBM Cloudは、VMwareワークロードに対応した、グローバル規模で最もセキュアなエンタープライズ・グレードのクラウドです。 

  • ハイパーバイザーのルート・レベル・アクセス権により、オンプレミスと同等の可視性、制御、および運用の一貫性を実現
  • VMware向けの100を超えるベアメタル構成による適正サイズのインフラストラクチャーとパフォーマンスを有しながら、プライベート・ネットワーク内でのコストのかからないデータ転送でTCOを削減
  • 高可用性アーキテクチャーと、VMwareワークロード用SA認定サーバーを搭載したクラウドだけを用いて、VMレベルで99.99%のアップタイムを達成
  • VMおよびコンテナ全域でRed Hat OpenShiftとPaaSを使用して、VMwareワークロードをモダナイズ
  • FIPS 140-2レベル4およびBring-your-own-keysによる最高レベルの鍵管理の暗号化
  • 15年に及ぶ経験とVMwareテクノロジーの専門知識でVMwareワークロードを扱う世界最大級のオペレーター

VMwareソリューション・バンドルでは、どのようにライセンスが交付されますか。

各IBM Cloud for VMware Solutionsは、一連のデプロイメント・オプション・アレイと、セルフ・マネージド・オプションまたはマネージド・オプションによって利用可能です。これらのバンドルのインフラストラクチャー、ソフトウェア、およびサポートは、すべて月次サブスクリプション価格に含まれます。契約は不要で、いつでもスケールアップまたはスケールダウンが可能です。

セルフマネージド・オプションでは、毎月のサブスクリプション・ベースでVMwareライセンスをレンタルするか、既存のELAから保有ライセンスを持ち込むことができます。IBM Cloudからレンタルしたライセンスは毎月のサブスクリプションで提供され、極めて有利な料金体系で物理CPUごとに請求されます。

マネージド・オプションでは、VMwareライセンスがソリューションの価格に組み込まれます。このソリューションはマルチテナント・インフラストラクチャーで稼働し、非常に拡張性の高い毎時モデルで利用できます。

IBM Cloud for VMware Solutionsの消費モデルとは何ですか。

IC4V Sharedは、On-DemandとReservedの2つの消費モデルで提供されます。「On-Demand」では、コンピュート・リソースは必要に応じてユーザーが利用でき、1時間ごとに請求されます。このモデルは、VMを短期間使用する場合や、クラウド・バーストや重要ではないDRワークロードなど容量のニーズが変動する場合に最適です。

「Reserved」を使用すると、お客様は毎月の請求モデル内で必要なコンピュート容量を事前に予約でき、あらかじめリソースを確保することができます。コンピュート以外のすべてのリソース(ストレージや出力など)は、「On-Demand」および「Reserved」の両方の消費モデルで、実際の使用量に基づいて課金されます。

スタッフのリトレーニングやツールの変更は必要ですか。

いいえ。IBM Cloud for VMware Solutionsでは、VMwareスタックへのフル・ネイティブ・アクセスが可能です。お客様は、アプリケーション、ツール、スクリプトを変更したり、新しいリソースやスキルに投資したりすることなく、クラウドとの間でワークロードを移動できます。

IBM Cloud for VMware Solutionsは、他のクラウド・プロバイダーと比較してコストがかさみますか。

IBM Cloudは、他のクラウド・プロバイダーと比べて料金体系が柔軟です。例えば、VMC on AWSはオンデマンドの1時間単位、1年間、3年間のコミットメント付きの料金体系を提供するのに対し、IBM Cloud for VMware Solutionsはコミットメントなしの月次料金体系を提供します。さらに、IBM Cloud内でのデータ転送は無料です。

また、IBM Cloudは、VMwareワークロード向けの専用インフラストラクチャーまたはマルチテナント・インフラストラクチャーを提供することで、お客様に適切な環境で開発/テストから基幹業務に至るあらゆるタイプのワークロードをコスト効率の良く実行できる柔軟性をもたらします。

AWS、Azure、GCPなどを既に使用しているのに、別のクラウドに移行すべき理由を教えてください。

パブリッククラウド・リソースを使用していることを理解するとよいでしょう。IBM Cloudには、他のクラウドにはない重要な差別化要因が多数あります。例:

  • KYOKにより業界最高のデータ・セキュリティー認証を提供します。
  • IBMプライベート・ネットワーク内のデータセンター間のデータ移動にはコストがかかりません。
  • ネットワーク・トラフィックを3つのストリーム(プライベート、パブリック、管理)に分割する、より強力なデータ・セキュリティーを提供します。
  • 一部の競合他社とは異なり、IBMはAIモデルのトレーニングにお客様のデータを使用しません。
  • 受賞歴のある統合クラウド・ユーザー・インターフェースを提供します。

ワークロードをクラウドに移行してモダナイズするために、VMwareに直接相談できませんか。

IBM Cloud for VMware Solutionsは、VMwareと共同で設計され、VMwareワークロード向けに構築された最初のクラウド・ソリューションです。IBM Cloud for VMware Solutionsに関するご質問がある場合は、引き続きVMware営業担当員にお問い合わせください。

IBMはマネージド・サービスを提供していますか。

はい。 お客様は、IBM Cloudプロフェッショナル・サービス・チームと協力して、ベアメタル・サーバー上にVMwareソリューションを設計、推進、実装できます。実装、ワークロード移行、完全なマネージド環境など、お客様が必要とされる支援の内容にかかわらず、IBM Cloudプロフェッショナル・サービス・チームはお客様のニーズに合わせてお役に立てます。IBM Cloudは、既存のデータセンターの拡張機能となります。

使ってみる

IBM Cloud for VMware Solutionsをお試しください。

 

お客様向けご相談窓口

 

こちらからお問い合わせいただけますので、 
お気軽にご利用ください。

→IBM Cloudサポートのご案内


→IBM Cloud製品カタログのダウンロード (要登録)

脚注

VMwareは、VMware, Inc.またはその子会社の米国およびその他の地域における登録商標または商標です。

Red HatおよびOpenShift®は、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の商標または登録商標です。