IBM Cloud for VMware Solutionsとは

IBM Cloud™ for VMware Solutionsは、お客様の組織がクラウドの非常に大きな可能性をより簡単に活用できるようにします。オンプレミス環境からの既存のツール、テクノロジー、スキルを活用しながら、VMwareワークロードをIBM Cloudに移行します。Red Hat® OpenShift®との統合と自動化は、AIやアナリティクスといったサービスによるイノベーションの加速に役立ちます。 

IBM Cloud VMware Solutions Shared(IC4V Shared)とは何ですか。

IBM Cloud for VMware Solutions Shared(IC4V Shared)では、VMware Cloud Directorを活用し、消費した分だけを支払いながら、究極の容量と拡張性を持つクラウドへとVMを拡張できます。IBMがハイパーバイザーまでのインフラストラクチャーの管理を担当するので、お客様は更新やパッチ適用の管理について頭を悩ますことなく、アプリケーションの改革に集中できます。 

IBM Cloud VMware Solutions Dedicated(IC4V Dedicated)とは何ですか。

このソリューションでは、セキュリティー強化とコンプライアンス対応に向けた、より高いレベルの分離が可能な単一テナント・インフラストラクチャーが提供されます。IBM Cloud VMware Solutions Dedicated(IC4V Dedicated)は、更新とパッチ適用の制御の維持を考えている企業が対象で、お客様がハイパーバイザーまでの管理をすべて行います。 

IBM Cloud for VMware Solutionsは、現在どこで利用できますか。

IBM Cloud for VMware Solutions Dedicatedは、北アメリカ西部(サンノゼ)、北アメリカ南部(ダラス、ケレタロ)、北アメリカ東部(モントリオール、トロント、ワシントンDC)、南アメリカ(サンパウロ)、ヨーロッパ(フランクフルト、アムステルダム、ロンドン、ミラノ、オスロ、パリ)、アジア太平洋(チェンナイ、香港、メルボルン、シドニー、シンガポール、ソウル、東京)で利用できます。

IBM Cloud for VMware Solutions Sharedは、北アメリカ南部(ダラス)で提供されており、2020年後半にヨーロッパで利用可能になる予定です。 

IBM Cloud for VMware Solutionsは、どのようなコンプライアンス認定を達成しましたか。

IBM Cloud for VMware Solutions Dedicatedは、HIPAA準拠、GDPR準拠、およびPrivacy Shield認定済みです。IC4V Dedicatedも単独で検証済みであり、SOC1タイプ2、SOC2タイプ2、SOC3、およびISO 27001、27017、27018に準拠しています。

IBM Cloud for VMware Solutions Sharedは、GDPR準拠でPrivacy Shield認定済みです。IC4V Sharedも単独で検証済みであり、ISO 27001、27017、27018に準拠しています。

IBM Cloudコンプライアンス・プログラムの詳細については、こちらのWebページを参照してください。 

IBM Cloud for VMware Solutionsから、どのようなメリットが得られますか。

IBM Cloudは、VMwareワークロードに対応した、グローバル規模で最もセキュアなエンタープライズ・グレードのクラウドです。 

  • ハイパーバイザーのルート・レベル・アクセス権により、オンプレミスと同等の可視性、制御、および運用の一貫性を実現
  • VMware向けの100を超えるベアメタル構成による適正サイズのインフラストラクチャーとパフォーマンスを有しながら、プライベート・ネットワーク内でのコストのかからないデータ転送でTCOを削減
  • 高可用性アーキテクチャーと、VMwareワークロード用SA認定サーバーを搭載したクラウドだけを用いて、VMレベルで99.99%のアップタイムを達成
  • VMおよびコンテナー全域でRed Hat OpenShiftとPaaSを使用して、VMwareワークロードをモダナイズ
  • FIPS 140-2レベル4およびBring-your-own-keysによる最高レベルの鍵管理の暗号化
  • 15年に及ぶ経験とVMwareテクノロジーの専門知識でVMwareワークロードを扱う世界最大級のオペレーター

VMwareソリューション・バンドルでは、どのようにライセンスが交付されますか。

各IBM Cloud for VMware Solutionsは、一連のデプロイメント・オプション・アレイと、セルフ・マネージド・オプションまたはマネージド・オプションによって利用可能です。これらのバンドルのインフラストラクチャー、ソフトウェア、およびサポートは、すべて月次サブスクリプション価格に含まれます。契約は不要で、いつでもスケールアップまたはスケールダウンが可能です。 

 セルフマネージド・オプションでは、毎月のサブスクリプション・ベースでVMwareライセンスをレンタルするか、既存のELAから保有ライセンスを持ち込むことができます。IBM Cloudからレンタルしたライセンスは毎月のサブスクリプションで提供され、極めて有利な料金体系で物理CPUごとに請求されます。

マネージド・オプションでは、VMwareライセンスがソリューションの価格に組み込まれます。このソリューションはマルチテナント・インフラストラクチャーで稼働し、非常に拡張性の高い毎時モデルで利用できます。

IBM Cloud for VMware Solutionsの消費モデルとは何ですか。

IC4V Sharedは、On-DemandとReservedの2つの消費モデルで提供されます。「On-Demand」では、コンピュート・リソースは必要に応じてユーザーが利用でき、1時間ごとに請求されます。このモデルは、短期間利用されるVM、またはクラウド・バーストや非クリティカルなDRワークロードなど容量ニーズが変動するVMに最適です。 

「Reserved」では、お客様は月次請求モデルの前払い予約としてコンピュート容量ニーズを予約することができ、リソースの可用性が保証されます。コンピュート以外のすべてのリソース(ストレージや出力など)は、「On-Demand」および「Reserved」の両方の消費モデルで、実際の使用量に基づいて課金されます。

スタッフのリトレーニングやツールの変更は必要ですか。

いいえ。IBM Cloud for VMware Solutionsでは、VMwareスタックへのフル・ネイティブ・アクセスが可能です。お客様は、アプリケーション、ツール、スクリプトを変更したり、新しいリソースやスキルに投資したりすることなく、クラウドとの間でワークロードを移動できます。 

IBM Cloud for VMware Solutionsは、他のクラウド・プロバイダーと比較してコストがかさみますか。

IBM Cloudは、他のクラウド・プロバイダーと比べて料金体系が柔軟です。例えば、IBM Cloud for VMware Solutionsはコミットメントなしの月次料金体系を提供するのに対し、VMC on AWSは、時間単位のオンデマンドや、1年間または3年間のコミットメント付き料金体系を提供しています。さらに、IBM Cloud内でのデータ転送は無料です。

また、IBM CloudはVMwareワークロード用の専用インフラストラクチャーまたはマルチテナント・インフラストラクチャーを提供することで、適切な環境での開発/テストから基幹業務に至るまで、お客様があらゆるタイプのワークロードをコスト効率の高い方法で実行できる柔軟性をもたらします。

AWS、Azure、GCPなどを既に利用しているのに、別のクラウドに移行すべき理由を教えてください。

パブリッククラウド・リソースを使用していることを理解するとよいでしょう。IBM Cloudには、他のクラウドにはない重要な差別化要因が多数あります。例: 

  • 「Keep Your Own Key」(KYOK)による業界最高のデータ・セキュリティー認証
  • IBMプライベート・ネットワークを介した、データセンター全体でコストのかからないデータ移動
  • ネットワーク・トラフィックを3つのストリーム(プライベート、パブリック、管理)に分割する、より強力なデータ・セキュリティー
  • 一部の競合他社とは異なり、IBMは顧客データを使用せずにAIモデルのトレーニングを実行
  • 受賞歴のある統合クラウド・ユーザー・インターフェース

ワークロードをクラウドに移行してモダナイズするために、VMwareに直接相談できませんか。

IBM Cloud for VMware SolutionsはVMwareと共同で設計されており、VMwareワークロード向けに構築された最初のクラウド・ソリューションです。IBM Cloud for VMware Solutionsに関しては、従来どおりVMwareの営業担当員にお問い合わせできます。

IBMはマネージド・サービスを提供していますか。

はい。お客様は、IBM Cloudプロフェッショナル・サービス・チームと協力して、ベアメタル・サーバー上にVMwareソリューションを設計、推進、実装できます。実装、ワークロード移行、完全なマネージド環境など、お客様が必要とされる支援の内容にかかわらず、IBM Cloudプロフェッショナル・サービス・チームはお客様のニーズに合わせてお役に立てます。IBM Cloudは、お客様の既存のデータセンターの拡張として稼働します。 

使ってみる

IBM CloudコンソールのVMwareページで追加の製品詳細を確認し、プロビジョニングを開始しましょう。

脚注

VMwareは、VMware, Inc.またはその子会社の米国およびその他の地域における登録商標または商標です。

Red HatおよびOpenShift®は、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の商標または登録商標です。