Cloud Activity Trackerの概要
Activity Trackerは、クラウド内のサービスの状態を変更するユーザー開始アクティビティーによってトリガーされた、CADF標準に準拠するイベントを記録します。クラウド・アクションを表示、管理、分析します。
Cloud Activity Trackerの機能
IBM Cloudのアクティビティーの監視
IBM Cloudのコンソールから、Activity Tracker UIのダッシュボードを使用してサービスを監視します。過去24時間のイベント・データを表示およびフィルタリングします。
Kibanaを使用した分析の実行
Kibanaを使用して、さまざまな形式(グラフ、表、マップなど)でデータを表示する動的ダッシュボードを作成および共有します。
監査証跡へのアクセス
監査証跡レポートの生成に使用できるイベントをダウンロードします。
Cloud Activity Trackerの利点
セキュリティー侵害の監視
ユーザーやアプリケーションと、プロビジョンされたIBM Cloudのリソースとの対話を収集します。セキュリティー侵害や不正アクセスの危険性を調査します。
規制ニーズの実現
収集したイベントを必要な期間だけ保管し、クラウド・クラスの経済的なストレージ・ソリューションで保護します。収集されたイベント・データをAPI経由で照会したり、クラウド・アクティビティー・データをエクスポートしたりします。
DevOps向けのクラウドの透明性
クラウド・アクティビティー・イベントは、IBM CloudでのIT運用に透明性をもたらします。サービスがいつ、どのように使用されたかを特定し、アプリケーションの問題の切り分けとデバッグを行います。