持続可能なITはパフォーマンスを最適化し、消費量を削減

IBMモンペリエ・データセンターがITオートメーションを使用して持続可能性目標を推進する方法
IBM z16を搭載したデータセンターのコンピューターで作業するエンジニアのクローズアップ
持続可能性と顧客体験のサポート

ITはアプリケーションのパフォーマンスやイノベーションを損なうことなく、環境への影響を軽減できるのでしょうか。

「ここモンペリエでは、IBM Z、IBM LinuxONE、IBM Power、IBM Storageといった最新のインフラ技術をホストしており、IBM CloudやAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure Google Cloud Platform (GCP)などのクラウド環境とハイブリッド化できます」と、IBMクライアント・エンジニアリングのテクノロジー・エンジニア Gauthier Siriが説明します。「当データセンターは、クライアントをサポートし、概念実証(POC)、デモ、その他の高度にカスタマイズされたさまざまなアーキテクチャーなど、短期のワークロードを生成する幅広いIBM従業員によって使用されています」とSiriが付け加えました。

モンペリエ・データセンターに多くのユーザーが依存しているため、インフラストラクチャー・チームはアプリケーションのパフォーマンスを保証することに重点を置いていますが、チームの戦略的優先事項はこれだけではありません。同チームは、IBMの省エネルギー目標を推進する一翼としての役割を果たすことにも注視しています。

1990年代初頭以来、省エネルギーおよび気候保護プログラムを通じて、IBMは気候変動への取り組みに力を注いできました。2021年、IBMは2030年までに温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを達成するという新たな目標を設定しました。モンペリエ・データセンターの使命は、環境への影響を可能な限り最小限に抑えながら、エンドユーザーに優れたサービスを提供し続けることです。そのため、チームは、現在はいずれもConcertプラットフォームの一部であるIBM TurbonomicIBM Instanaを導入しています。

この新しい持続可能なITダッシュボードを通じて、ビジネス用アプリがデータセンターのエネルギー消費に与える影響を確認し、アプリケーションのパフォーマンスを犠牲にすることなくエネルギー消費を削減するために実行できる具体的なアクションを確認できます。
パフォーマンスの確保と効率の向上をサポート

「エンジニアとして、私たちは常にデータセンターでのエネルギー利用をより効率化し、炭素排出の影響を削減する新たな方法を模索しています」とSiriは説明します。モンペリエ・データセンター・チームの目標は、インフラストラクチャーを最大限効率的に活用しながら、アプリケーションの信頼性、パフォーマンス、可用性を提供し続けることです。

「私たちは実装の初期段階にいますが、これまでに得られた成果には満足しています。現在、デモ・アプリケーションの監視にはInstanaを使用しています」とSiriは言います。これによりチームは、顧客体験に影響が及ぶ前に、アプリケーションのパフォーマンス・リスクをよりプロアクティブに検出できるようになります。

「Turbonomicは、アプリケーションの健全性とデータセンターの効率性の向上を支援するリソース配分の推奨事項を提供します。たとえば、Turbonomicはレイテンシーが急増しているタイミングを示し、これに対処するためのリソース配分のアクションを推奨します」とSiriは言います。同チームは、IBM Turbonomicがリリースした最新機能の1つである持続可能なITダッシュボードも試験的に運用しています。

サステナビリティーを運用に組み込む

IBM Turbonomicの持続可能なITダッシュボードは、ITインフラとビジネス・アプリケーションの電力およびエネルギー消費量、ならびに推定される炭素影響を可視化します。消費量の可視化は最初のステップに過ぎません。Turbonomicは、AIを活用したリソース配分の推奨事項と自動アクションも提供します。ITチームはこれらを使用して、エネルギー効率を高め、アプリケーションのパフォーマンスを確保できます。さらにTurbonomicは、Turbonomicのアクションを実施してエネルギー消費量を安全に削減した場合に予測される結果(キロワット時単位)と、推定される炭素影響(二酸化炭素のメトリックトン単位、または世帯数や木の苗木の数などの換算値)を示すレポートを提供します。

持続可能なITダッシュボードを導入して以来、Siriとチームは、どのアプリケーションやプロジェクトが最も電力を消費しているかを監視し始めました。モンペリエ・データセンターが短期的なワークロードを数多くサポートしていることを考えると、チームが変動する需要とエネルギー消費量を監視し、必要に応じて効率を向上させるための修正措置を講じることが非常に重要です。「この新しい持続可能なITダッシュボードを通じて、ビジネス用アプリがデータセンターのエネルギー消費に与える影響を確認し、アプリケーションのパフォーマンスを犠牲にすることなくエネルギー消費を削減するために実行できる具体的なアクションを確認できます。私たちは常に、より持続可能になるために取り組んでいます。やるべきことはまだありますが、確実に前進しています。Turbonomicの新しいレポート機能は、私たちにとって一歩前進です」と、Siriは述べています。

IBMの青いロゴ
IBMモンペリエ・データセンターについて

IBMモンペリエ・データセンターは、IBM Client Engineering EMEA組織の拠点として、ハイブリッド・マルチクラウド・インフラストラクチャーと深い技術的専門知識を提供し、IBM全体のチームが、お客様のビジネス・ニーズを支援するソリューションについてイノベーションを起こし、迅速に実証できるよう支援しています。チームの使命は、クライアントとの共創を通じて価値実現のスピードとイノベーションを提供することです。

製品・サービス Concertプラットフォームの一部となったIBM® Instana Concertプラットフォームの一部となったIBM® Turbonomic
信頼のオートメーションでデータセンターのサステナビリティーを実現

Concertプラットフォームの一部となったIBM Turbonomicが、データセンターのフットプリントの削減にどのように役立つかをご覧ください。

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法務

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2023年8月アメリカ合衆国で制作

IBM、IBM ロゴ、IBM Cloud、IBM Z、Instana、Power、およびTurbonomicは、米国およびその他の国々におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。その他の製品名およびサービス名も、IBMまたは他社の商標である場合があります。IBMの商標の最新リストは、ibm.com/legal/copyright-trademarkでご確認いただけます。

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本書は最初の発行日時点における最新情報を記載しており、IBMにより予告なしに変更される場合があります。 IBMが事業を展開しているすべての国で、すべての製品が利用できるわけではありません。

引用または説明されているすべての事例は、一部のクライアントがIBM製品を使用し、達成した結果の例として提示されています。実際の環境でのコストやパフォーマンスの特性は、お客様ごとの構成や条件によって異なります。お客様のシステムおよびご注文のサービス内容によって異なりますので、一般的に期待される結果を提供することはできません。本書の情報は「現状のまま」で提供されるものとし、明示または暗示を問わず、商品性、特定目的への適合性、および非侵害の保証または条件を含むいかなる保証もしないものとします。IBM製品は、IBM所定の契約書の条項に基づき保証されます。