営業担当に相談する
共創がもたらす明確さ

デジタル営業には、迅速で、十分な情報に基づき、お客様ごとに最適化された対応が求められます。その期待に応えるため、IBMはデジタル営業担当者を支援する一連のツールを構築しました。それぞれに異なるログイン方法と仕組みがありました。

時間の経過とともにツールとプロセスが増え続け、その数は20を超えました。1社の見込み顧客を開拓するだけでも、営業担当者は複数のシステムを使い分けなければなりませんでした。営業情報、コンテンツ、製品資料、お客様データは、技術的な複雑さが入り組む迷路のような環境に徐々に分散していきました。効率化のために構築した仕組みが、かえって効率を損ない始めていました。

最大の課題は、既存ツールの統合と変革を進めるうえで、何層にもわたる社内ガバナンスを乗り越えることでした。重要な意思決定が社内プロセスによって遅れることも多く、プロジェクトは勢いを失っていました。技術面の変革によってツールを統合することはできても、文化までは変えられませんでした。文化を変えるのは人です。人々の働き方、協働の仕方、意思決定の仕方こそが、文化の変革を推進します。そこでT&Oチームは、立ち止まらずにエンジンを始動しました。

営業担当者と製品開発者からなる少人数のチームを編成し、共創プロジェクトを任せました。目標は、質問への回答、洞察の取得、お客様ごとに最適化した営業メッセージの草案作成を行う生成AI搭載の営業アシスタントを構築することでした。

開発者がエンド・ユーザーである営業担当者と並んで作業することで、進捗を妨げかねないボトルネック、サイロ、煩雑な社内手続きを減らしました。

移動式ホワイトボードのそばにしゃがみ、紙を手に持ちながらマーカーで書き込む人物

部門横断の協働により、チームの俊敏性と創造性が高まり、単一の統合AIツール群を設計できました。

AskSalesは、IBMの営業支援ツールを統合し、1つのシームレスな体験として提供します。反復作業も自動化し、営業担当者が調査と分析に費やす時間を毎月何時間も削減しました。営業担当者は、その時間を活用してAIに25万件を超える質問を行い、競合分析、製品提案、お客様ごとのメッセージをリアルタイムで生成しました。

マーカー、付箋、ノートPC、ホワイトボードを使い、テーブルを囲んでアイデアを出し合う5人
発想の出発点は、「営業担当者が扱うデータについて自然言語で質問できたらどうなるか」というものでした。エージェント型ソリューションなら、1回の対話で、構造化された形式の回答を得られます。

Jayesh Kadam

CIO部門CRMプラットフォーム・リーダー

IBM

かつて迷路のように感じられたプロセスが、スピードを重視して整備された高速道路へと変わりました。AIを活用した統合システムによって、調査と分析のプロセス全体が迅速化されました。洞察は数秒で得られました。生成されたコンテンツには適切な文脈が反映されました。お客様へのアプローチは自動化されました。そして、進むべき道が明確になりました。

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AIを活用した人事へのIBMの移行は、直線的なものではありませんでした。経験から1つのことが明確になりました。それは、進歩は完璧に勝るということです。一過性のブームではなく人のために再設計されたAskHRは、レガシーな領域を、規模の拡張に対応できるように構築された機能へと変革しました。

2人の横顔のシルエット、吹き出し、ペン、および紙の抽象的なイラスト

ITサポートは冗長なプロセスに悩まされていました。問題を学習して解決するAIアシスタントであるAskITが、流れを変えました。IBMのIT機能はセルフサービス型のハブとなり、AskITが日常的な問題の86%を解決しています。

青い架け橋で接続された2台のコンピューター・モニターの抽象的なイラスト

IBMの営業担当者は、システムの過負荷に悩まされていました。サイロ化された複数の営業ツールをやりくりすることが、管理業務の肥大化を招いていました。そこに登場したのが、無駄を削減し、基本業務を自動化し、迷宮を営業担当者の成功への近道へと変えるために社内で共同開発されたAIのライフライン、AskSalesでした。

丸い時計の下にある、ハンギング・フォルダーが入った開いたファイル・キャビネット

CIOのサンドボックスでは、未来を見据えた大胆な実験が展開されています。究極のビジョンは、IBMのあらゆるものへの一つのAI搭載ゲートウェイとなるAskIBMです。ベータ版はすでに期待が持てる成果を示しており、複雑さに一貫性をもたらし、当社のエンタープライズの未来を再定義し続けています。

赤いパラシュートで降下するカプセルのイラスト
脚注

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示されている例は、説明のみを目的としています。実際の成果はお客様の構成や条件によって異なるため、一般的に想定される成果を提供することはできません。

IBMの将来の方向性および意図に関する記述は、予告なしに変更または撤回されることがあり、目標および目的のみを表しています。