接続の永続性

接続をアップ状態のままにする期間を制御するために、Telnet で、幾つかのタイマーを使用することが できます。リストには、以下のものが含まれています。

これらのタイマーの機能を容易にするために、Telnet はデータに関する、クライアントから受信された 時刻、VTAM® から受信された時刻、または VTAM に送信された時刻を記録します。クライアントからデータが受信された時刻は、SCANINTERVAL/TIMEMARK によって接続のアイドル時間を 測定するために使用されます。VTAM との間でデータが送受信された時刻は、INACTIVE ファミリーのタイマー によって、SNA データ・トラフィックがないアイドル時間を測定するために使用されます。

SSLTIMEOUT は、他のタイマーとは異なります。Telnet はこのタイマーを稼働させません。時間値は、SSL ハンドシェーク・プロセスに渡されます。SSLTIMEOUT の期間内に SSL がクライアント から応答を受信しない場合、ハンドシェーク要求は失敗します。この後、Telnet は次に使用可能な接続ネゴシエーションの方法へ進むか、または接続をドロップします。