拡張性の高いシングルテナントおよびマルチテナントの仮想マシンを利用してネットワークの独立性と制御を最大化でき、
論理的な分離。ハイパー・プロビジョニング。
IBM Cloud Virtual Server for VPCは、仮想マシンとも呼ばれるコンピュート・キャパシティを高速にプロビジョニングし、IBMで利用可能な最高速度のネットワークと最もセキュアなソフトウェア定義型ネットワーキング・リソースを提供します。IBM Cloud Virtual Private Cloud（VPC）上に構築された、この開発者向けインフラストラクチャーは、事前設定されたインスタンス・プロファイル、迅速な導入、アジャイル・パブリッククラウド環境でのプライベート・ネットワーク制御により、最新のワークロードをより迅速、容易に促進します。時間単位の従量課金制でご利用いただけます。また、事前に容量を予約すればコストを削減できます。
導入オプション
IBM Cloud VPCの違い
パブリッククラウドに安全なスペースを構築します。より高速なネットワーク・パフォーマンスで高運用環境のワークロードを加速化し、マルチゾーン・リージョン全体にグローバルにデプロイします。
Cadence社は、IBM Cloud Virtual Server for VPCを含む、オンプレミスとマルチクラウド・ベースのコンピューティング・リソースを組み合わせてソリューションを戦略的に設計しました。
AppLift社は、IBM Cloud Virtual ServersやBare Metal Serversなどのハイブリッドクラウド・インフラストラクチャーを使用することで、ほぼあらゆる場所のお客様にサービスを提供できるケーラブルな環境を構築しました。
Drugs.com社は、IBM Cloud Virtual ServersとBare Metal Serversを使用して、月間5,000万件のウェブ・アクセスに対応しています。
関連製品
事前設定されたMetal Serverのサーバー・プロファイルを選択し、ソフトウェア定義型ネットワーク全体におけるマルチゾーン・リージョンに10分以内にデプロイできます。
インテルの最新クラウド・テクノロジーを利用した、すべてのコンピュート、ストレージ、認定ワークロードをご覧ください。
GPUとAIアクセラレータを使用して、生成AIと従来型AIワークロードを安全に拡張しましょう。
専用サーバー、ベアメタル・サーバー、仮想サーバーに最新のGPUアーキテクチャをー使用してください。
コンピュート・ホストの独自のRed Hat OpenShiftクラスターを作成して、IBM Cloud Virtual Servers、Bare Metal Server、またはIBM Cloud Satelliteを使用する独自のハードウェアやサードパーティー製クラウド上にコンテナ化アプリケーションをデプロイし、管理します。
あらゆる形式のデータを、場所を問わず高い拡張性、レジリエンス、セキュリティーで保存でき、かつシームレスに統合できます。これは、AIや分析、クラウドネイティブでのワークロード向けに最適化されています。
カスタマイズ可能なIOPSと予測可能な課金を備えた高性能データ・ストレージ・ソリューション。
フラッシュバックされた、耐久性があり高速かつ柔軟なNFSベースのファイル・ストレージで、カスタマイズ可能なIOPSと予測可能な請求を実現します。
よくある質問
仮想ネットワークのサイズをコントロールし、ビジネスで必要なときにいつでもクラウド・リソースをデプロイできます。これは、冗長リソースとフォールト・トレランスの高いアベイラビリティゾーン・アーキテクチャーによってサポートされています。VPCは論理的に隔離されたネットワークであるため、データやアプリケーションがクラウド・プロバイダーの他のお客様とスペースを共有したり、混在したりすることはありません。最後に、VPC は、ハードウェアのコストと労働時間を節約するのに役立ちます。
VPC は、ビジネス・ニーズの変化に適応しながら、柔軟なビジネスの成長を実現します。デジタルの世界では、顧客はほぼ100%の稼働時間を期待しています。VPC 環境の高可用性は、この目標をサポートします。VPCは、インスタンス・レベル、サブネット・レベル、またはその両方で高レベルのセキュリティーを享受し、データ・ライフサイクル全体のリスクを低減します。また、コストが削減され、社内ITチームへの要求が軽減されるため、ビジネスのイノベーションに注力できます。
IBM Cloud Virtual Server for VPC では、UI、CLI、または API を使用して、仮想サーバー・インスタンスまたは仮想マシン (VM) とも呼ばれる仮想コンピューティング能力を迅速にプロビジョニングします。インフラストラクチャーは IBM Cloud VPCであり、多数のストレージ、ネットワーキング、セキュリティーのリソースが含まれています。これらすべてが、IBMパブリッククラウドの可用性とスケーラビリティの中で、貴社独自の仮想プライベートクラウドとして機能します。
IBM Cloud Virtual Server for VPCを使用すると、プライベートクラウドのセキュリティーとパブリッククラウドの俊敏性を備えたインフラストラクチャー全体で仮想サーバーをプロビジョニングできます。ワークロードとアプリケーションは他のネットワークから論理的に分離され、最大限の拡張性と柔軟性を備えたリソースを迅速にプロビジョニングできます。
クラシック・インフラストラクチャー上のIBM Cloud Virtual Serversは、ネイティブ・サブネットおよび仮想LAN（VLAN）ネットワーク上で動作して、データセンターおよび単一ポッド内で通信します。IBM Cloud Virtual Server for VPCは、ポッド境界を排除する追加のネットワーク・オーケストレーション層で動作し、インスタンスをスケーリングするための容量を増やします。
VPCは、従来のデータセンターに収容されたリソースへのアクセスを制御するセキュリティー機能の仮想レプリカを作成することで、高水準のセキュリティーを実現します。パブリッククラウドの論理的に分離された部分に仮想ネットワークを定義できます。どのIPアドレスがどのリソースにアクセスできるかを制御できます。
アクセス制御リスト（ACL）は、VPCの特定のサブネットにアクセスできる人を制限するルールのリストです。ACL は、サブネットへのアクセスが許可されるIPアドレスまたはアプリケーションのセットを定義します。
Intel® Software Guard Extensions（SGX）は、暗号化されたエンクレーブと呼ばれる分離されたメモリー領域を使用することで、ハードウェアベースのサーバー・セキュリティーを通じてデータを保護します。このハードウェアベースのコンピュテーションは、データを開示や改ざんから保護するために役立ちます。つまり、アプリケーションをプライベート・メモリー空間で実行できるようにすることで、機密データが仮想サーバー・インスタンスのメモリー内にある間は暗号化されるということです。SGXを使用するには、SGX対応ワーカー・ノードにSGXドライバーとプラットフォーム・ソフトウェアをインストールする必要があります。次に、SGX環境で実行するようにアプリケーションを設計します。
Intel Trust Domain Extensions（Intel TDX）は、Intelによる最新の機密コンピューティング・テクノロジーです。このハードウェア・ベースの信頼できる実行環境（TEE）は、機密データとアプリケーションを不正アクセスから保護するために設計されたハードウェア分離仮想マシン（VM）であるトラスト・ドメイン（TD）の導入を容易にします。CPUで測定されたIntel TDXモジュールにより、Intel TDXが可能になります。