ST (保守ツール処置) ジャーナル項目

以下の表に、ST (保守ツール処置) ジャーナル項目の様式をリストします。

表 1. ST (保守ツール処置) ジャーナル項目. QASYSTJE/J4/J5 フィールド記述ファイル
オフセット フィールド フォーマット 説明
JE J4 J5
1 1 1     すべての項目タイプに共通する見出しフィールド。 フィールドのリストについては、 監査ジャーナル項目 QJORDJE5 レコード様式 (*TYPE5) の標準ヘッダー・フィールド監査ジャーナル項目 QJORDJE4 レコード様式 (*TYPE4) の標準ヘッダー・フィールド、および 監査ジャーナル項目 QJORDJE2 レコード様式 (*TYPE2) の標準ヘッダー・フィールド を参照してください。
156 224 610 項目タイプ Char(1) 項目のタイプ
A
サービス・レコード
157 225 611 保守ツール Char(2) 項目のタイプ
AN
ANZJVM
AR
ARM 診断トレース (ARMSRV QShell コマンドを参照)
AS
表示/変更/ダンプ保守ツールまたはリモート保守ツール・デバッガーによって変更された記憶域
CD
QTACTLDV、QTADMPDV
CE
QWTCTLTR
CS
STRCPYSCN
CT
DMPCLUTRC
DC
DLTCMNTRC
DD
DMPDLO
DF
QWTDMPFR, QWTDMPLF
DI
QSCDIRD
DJ
DMPJVM、QPYRTJVM
DM
DMPMEMINF
DO
DMPOBJ
         
DS
DMPSYSOBJ、QTADMPTS、 QTADMPDV、QWTDMPLF
DU
DMPUSRPRF
DW
STRDW、ENDDW、ADDDWDFN、 RMVDWDFN
EC
ENDCMNTRC
ER
ENDRMTSPT
FF
FFDC (First Failure Data Capture)
GS
QSMGSSTD
HD
QYHCHCOP (DASD)
HL
QYHCHCOP (LPAR)
         
JW
STRJW、ENDJW、ADDJWDFN、 RMVJWDFN
LC
作成された EPT
LD
削除された EPT
LE
ジョブの EPT が変更された
LF
システム EPT が修正された
LG
EPT の項目が変更された
LH
比較された EPT
         
LI
表示された EPT 項目
MC
QWTMAINT (変更)
MD
QWTMAINT (ダンプ)
MP
システム・ジョブを終了する
MQ
システム・ジョブを再始動する
OP
オペレーション・コンソール
PC
PRTCMNTRC
         
PE
PRTERRLOG、QTADMPDV
PI
PRTINTDTA、QTADMPDV
PS
QP0FPTOS
SC
STRCMNTRC、QSCCHGCT
SE
QWTSETTR
         
SF
QWCCDSIC、QWVRCSTK (内部スタック・エントリー表示)
SJ
STRSRVJOB
SN
QPZSYNC
SR
STRRMTSPT
SS
QFPHPSF
ST
STRSST
SV
QSRSRV
TA
TRCTCPAPP
         
TC
TRCCNN (*FORMAT が指定されます)
TE
ENDTRC、ENDPEX、TRCJOB(*OFF または *END が指定されます)
TI
TRCINT、または TRCCNN (SET(*ON)、SET(*OFF)、または SET(*END) を指定)
TO
QTOBSRV
TQ
QWCTMQTM
TS
STRTRC、STRPEX、TRCJOB(*ON が指定されます)
         
UD
QTAUPDDV
WE
ENDWCH、QSCEWCH
WS
STRWCH, QSCSWCH
WT
WRKTRC
WW
WRKWCH、QSCRWCHI、QSCRWCHL
159 227 613 オブジェクト名 Char(10) アクセスされたオブジェクトの名前
169 237 623 ライブラリー名 Char(10) オブジェクトのライブラリー名
179 247 633 オブジェクト・タイプ Char(8) オブジェクトのタイプ
187 255 641 ジョブ名 Char(10) 修飾ジョブ名の最初の部分
197 265 651 ジョブ・ユーザー名 Char(10) 修飾ジョブ名の 2 番目の部分
207 275 661 ジョブ番号 Zoned(6,0) 修飾ジョブ名の 3 番目の部分
213 281 667 オブジェクト名 Char(30) DMPSYSOBJ のオブジェクト名
243 311 697 ライブラリー名 Char(30) DMPSYSOBJ のオブジェクト用のライブラリーの名前
273 341 727 オブジェクト・タイプ Char(8) オブジェクトのタイプ
281 349 735 DLO 名 Char(12) 文書ライブラリー・オブジェクトの名前
293 361 747 LIC RU Name11 Char(8)

LIC RU 名。

301 369 755 フォルダー・パス 8 Char(63) 文書ライブラリー・オブジェクトを含むフォルダー
  432 818 JUID フィールド Char(10) ターゲット・ジョブの JUID
  442 828 早期追跡アクション 1 Char(10) 早期ジョブ追跡で要求されるアクション
*ON
早期追跡がオンになっている
*OFF
早期追跡がオフになっている
*RESET
早期追跡がオフになっており、追跡情報は削除される
  452 838 アプリケーション追跡オプション 2 Char(1) TRCTCPAPP で指定された追跡オプション
A6
活動化
D6
非活動化
Y7
追跡情報の収集が開始される
N7
追跡情報の収集が停止し、追跡情報がスプール・ファイルに書き込まれる
E7
追跡情報の収集が終了し、すべての追跡情報は除去される (出力は作成されない)
  453 839 追跡されるアプリケーション 2 Char(10) 追跡されているアプリケーションの名前
  463 849 保守ツール・プロファイル 3 Char(10) STRSST で使用される保守ツール・プロファイルの名前
    859 ソース・ノード ID Char(8) ソース・ノード ID
    867 ソース・ユーザー Char(10) ソース・ユーザー
    877 オブジェクト・ライブラリーの ASP 名 Char(10) オブジェクト・ライブラリーの ASP 名
    887 オブジェクト・ライブラリーの ASP 番号 Char(5) オブジェクト・ライブラリーの ASP 番号
    892 DMPSYSOBJ オブジェクト・ライブラリーの ASP 名 Char(10) DMPSYSOBJ オブジェクト・ライブラリーの ASP 名
    902 DMPSYSOBJ オブジェクト・ライブラリーの ASP 番号 Char(5) DMPSYSOBJ オブジェクト・ライブラリーの ASP 番号
    907 コンソールのタイプ 4 Char(10) コンソールのタイプ。指定できる値は以下のとおりです。
  • *DIRECT
  • *LAN
  • *HMC
    917 コンソールのアクション 4 Char(10) コンソールのアクション。指定できる値は以下のとおりです。
  • *RECOVERY
  • *TAKEOVER
    927 アドレス・ファミリー 4 Char(10) アドレス・ファミリー
  • *IPv4
  • *IPv6
    937 以前の IP アドレス 4 Char(46) *LAN 用の以前のコンソール装置の IP アドレス
    938 以前の装置 ID4 Char(10) *LAN 用の以前のコンソール装置の保守ツール装置 ID
    993 現在の IP アドレス 4 Char(46) *LAN 用の現在のコンソール装置の IP アドレス
    1039 現在の装置 ID4 Char(10) *LAN 用の現在のコンソール装置の保守ツール装置 ID
    1049 監視セッション 5 Char(10) 監視セッション ID
    1059 エントリー 9 Char(10) エントリー・ポイント・テーブルのエントリーの名前が変更された。
    1069 関連オブジェクト 10 Char(10)
関連オブジェクトの名前。
  • 保守ツールの値 LC の場合、このフィールドには、ベース・エントリー・ポイント・テーブルの名前が入る。
  • 保守ツールの値 LG の場合、このフィールドには、置換プログラムの名前が入る。
  • 保守ツールの値 LH の場合、このフィールドには、比較エントリー・ポイント・テーブルの名前が入る。
    1079 関連オブジェクト・ライブラリー 10 Char(10)
関連オブジェクト・ライブラリーの名前。
  • 保守ツールの値 LC の場合、このフィールドには、ベース・エントリー・ポイント・テーブル・ライブラリーの名前が入る。
  • 保守ツールの値 LG の場合、このフィールドには、置換プログラム・ライブラリーの名前が入る。
  • 保守ツールの値 LH の場合、このフィールドには、比較エントリー・ポイント・テーブル・ライブラリーの名前が入る。
    1089 保守ツール・ユーザー ID11 Char(10)

記憶域が DST から変更されている場合は保守ツール・ユーザー ID、記憶域がリモート保守ツール・デバッガーによって変更されている場合は *DEBUG。

    1099 ユーザー・プロファイル 11 Char(10)

記憶域が SST から変更されている場合はユーザー・プロファイル名。

    1109 変更された記憶域のアドレス11 Char(16)

変更された記憶域のアドレス。これは、16 進数アドレスの文字表現です。

    1125 セグメント・タイプ11 Char(4)

変更されたセグメントのタイプ。 これは、16 進数値の文字表現です。

    1129 変更された記憶域の長さ11 Bin(5)

変更された記憶域の長さ。

    1133 変更された記憶域11 Char(32)

変更された記憶域値。これは、16 進数値の文字表現です。

    1165 元の記憶域11 Char(32)

元の記憶域値。これは、16 進数値の文字表現です。

1
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が CE の場合にのみ使用されます。
2
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が AR または TA の場合にのみ使用されます。
3
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が ST または OP の場合にのみ使用されます。
4
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が OP の場合にのみ使用されます。
5
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が WS または WE の場合にのみ使用されます。
6
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が AR の場合にのみ使用されます。
7
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が TA の場合にのみ使用されます。
8
保守ツールの値 (オフセット 611) が GS の場合、フォルダー・パスに 30 文字の拡張分析コマンド名が含まれています。
9
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が LG の場合にのみ使用されます。
10
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が LC、LG、または LH の場合にのみ使用されます。
11
このフィールドは、保守ツールの値 (オフセット 611) が AS の場合にのみ使用されます。