監査ジャーナル項目 QJORDJE2 レコード様式 (*TYPE2) の標準ヘッダー・フィールド

以下の表に、DSPJRN コマンドで OUTFILFMT(*TYPE2) が指定されているときに、 すべての項目タイプに共通なフィールドに指定できる値をすべてリストします。

表 1. 監査ジャーナル項目の標準ヘッダー・フィールド. QJORDJE2 レコード様式 (*TYPE2)
オフセット フィールド フォーマット 説明
1 項目の長さ Zoned(5,0) 項目の長さフィールドを含む、ジャーナル項目の長さの合計。
6 順序番号 Zoned(10,0) 各ジャーナル項目に適用される。最初に、それぞれの新しいジャーナル、 または復元済みジャーナルを 1 に設定する。新しいレシーバーの接続時には、任意指定で 1 に再設定する。
16 ジャーナル・コード Char(1) 常に T
17 項目タイプ Char(2) 項目タイプのリストと記述については、監査ジャーナル (QAUDJRN) 項目タイプ を参照して ください。
19 タイム・スタンプ Char(6) 項目が作成されたシステム日付。
25 項目の時刻 Zoned(6,0) 項目が作成されたシステム時刻。
31 ジョブ名 Char(10) 項目を生成するジョブ名
41 ユーザー名 Char(10) ジョブに関連するユーザー・プロファイル名 1
51 ジョブ番号 Zoned(6,0) ジョブ番号
57 プログラム名 Char(10) ジャーナル項目を作成したプログラムの名前。これは、サービス・プログラムの名前でも、 コンパイル済み Java™ プログラムで使用されるクラス・ファイルの部分名でもかまわない。 アプリケーション・プログラムまたは制御言語プログラムが項目の原因 でなければ、フィールドには、QCMD などのシステム提供プログラムの 名前が入っている。以下の 1 つが真である場合、*NONE の値がある。
  • この項目タイプに適用しないプログラム名。
  • プログラム名は利用不可。
67 オブジェクト名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
77 ライブラリー名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
87 メンバー名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
97 カウント /RRN Zoned(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
107 フラグ Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
108 コミット・サイクル ID Zoned(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
118 ユーザー・プロファイル Char(10) 現行ユーザー・プロファイルの名前 1
128 システム名 Char(8) システムの名前
136 (予約域) Char(20)  
1
オフセット 31 で開始される 3 つのフィールドにより、システム・ジョブ 名が構成されます。 オフセット 41 のユーザー名 フィールドとオフセット 118 の ユーザー・プロファイル名 フィールドの値は、同じになって います。事前開始ジョブの場合、ユーザー・プロファイル名 フィールドに は、トランザクションを開始しているユーザー名があります。ジョブの場合は、これらのフィールドにユーザー名として、QSYS が含まれてい る場合があります。その項目特有のデータのユーザー・プロファイル名 フィールドに は、入力した実際のユーザーが含まれます。ユーザー・プロファイルの交換に API が使用されると、ユーザー・プロファイル名 フィールドには、新しい (スワップされた) ユーザー・プロファイルが入ります。