監査ジャーナル項目 QJORDJE4 レコード様式 (*TYPE4) の標準ヘッダー・フィールド

以下の表に、DSPJRN コマンドで OUTFILFMT(*TYPE4) が指定されているときに、 すべての項目タイプに共通なフィールドに指定できる値をすべてリストします。

表 1. 監査ジャーナル項目の標準ヘッダー・フィールド. QJORDJE4 レコード様式 (*TYPE4)
オフセット フィールド フォーマット 説明
1 項目の長さ Zoned(5,0) 項目の長さフィールドを含む、ジャーナル項目の長さの合計。
6 順序番号 Zoned(10,0) 各ジャーナル項目に適用される。最初に、それぞれの新しいジャーナル、 または復元済みジャーナルを 1 に設定する。新しいレシーバーの接続時には、任意指定で 1 に再設定する。
16 ジャーナル・コード Char(1) 常に T
17 項目タイプ Char(2) 項目タイプのリストと記述については、監査ジャーナル (QAUDJRN) 項目タイプ を参照して ください。
19 項目のタイム・スタンプ Char(26) 項目が作成された、SAA タイム・スタンプ形式の日付と時刻。
45 ジョブ名 Char(10) 項目を生成するジョブ名
55 ユーザー名 Char(10) ジョブに関連するユーザー・プロファイル名 1
65 ジョブ番号 Zoned(6,0) ジョブ番号
71 プログラム名 Char(10) ジャーナル項目を作成したプログラムの名前。これは、サービス・プログラムの名前でも、 コンパイル済み Java™ プログラムで使用されるクラス・ファイルの部分名でもかまわない。 アプリケーション・プログラムまたは制御言語プログラムが項目の原因 でなければ、フィールドには、QCMD などのシステム提供プログラムの 名前が入っている。以下の 1 つが真である場合、*NONE の値がある。
  • この項目タイプに適用しないプログラム名。
  • プログラム名は利用不可。
81 オブジェクト名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
91 ライブラリー名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
101 メンバー名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
111 カウント /RRN Zoned(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
121 フラグ Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
122 コミット・サイクル ID Zoned(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
132 ユーザー・プロファイル Char(10) 現行ユーザー・プロファイルの名前 1
142 システム名 Char(8) システムの名前
150 ジャーナル ID Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
160 参照制約 Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
161 トリガー Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
162 (予約域) Char(8)  
170 ヌル値標識 Char(50) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
220 項目特定データ長 Binary(4) 項目特定データの長さ
注: オフセット 45 で開始される 3 つのフィールドにより、システム・ジョブ名が構成されます。 ほとんどの場合、オフセット 55 のユーザー名フィールドと、 オフセット 132 のユーザー・プロファイル名フィールドの値は、同じになっています。 事前開始ジョブの場合、ユーザー・プロファイル名フィールドには、 トランザクションを開始しているユーザー名が含まれています。 ジョブの場合は、これらのフィールドにユーザー名として、QSYS が含まれてい る場合があります。 その項目特有のデータのユーザー・プロファイル名フィールドには、 入力した実際のユーザーが含まれます。 ユーザー・プロファイルの交換に API が使用されると、ユーザー・プロファイル名フィールドには、新しい (スワップされた) ユーザー・プロファイルが入ります。