監査ジャーナル項目 QJORDJE5 レコード様式 (*TYPE5) の標準ヘッダー・フィールド

以下の表に、DSPJRN コマンドで OUTFILFMT(*TYPE5) が指定されているときに、 すべての項目タイプに共通なフィールドに指定できる値をすべてリストします。

表 1. 監査ジャーナル項目の標準ヘッダー・フィールド. QJORDJE5 レコード様式 (*TYPE5)
オフセット フィールド フォーマット 説明
1 項目の長さ Zoned(5,0) 項目の長さフィールドを含む、ジャーナル項目の長さの合計。
6 順序番号 Char(20) 各ジャーナル項目に適用される。最初に、それぞれの新しいジャーナル、 または復元済みジャーナルを 1 に設定する。新しいレシーバーの接続時には、任意指定で 1 に再設定する。
26 ジャーナル・コード Char(1) 常に T
27 項目タイプ Char(2) 項目タイプのリストと記述については、監査ジャーナル (QAUDJRN) 項目タイプ を参照して ください。
29 項目のタイム・スタンプ Char(26) 項目が作成された、SAA タイム・スタンプ形式の日付と時刻。
55 ジョブ名 Char(10) 項目を生成するジョブ名
65 ユーザー名 Char(10) ジョブに関連するユーザー・プロファイル名 1
75 ジョブ番号 Zoned(6,0) ジョブ番号
81 プログラム名 Char(10) ジャーナル項目を作成したプログラムの名前。これは、サービス・プログラムの名前でも、 コンパイル済み Java™ プログラムで使用されるクラス・ファイルの部分名でもかまわない。 アプリケーション・プログラムまたは制御言語プログラムが項目の原因 でなければ、フィールドには、QCMD などのシステム提供プログラムの 名前が入っている。以下の条件の 1 つが真である場合、*NONE の値がある。
  • この項目タイプに適用しないプログラム名。
  • プログラム名は利用不可。
91 プログラム・ライブラリー Char(10) ジャーナル項目を追加したプログラムが入っているライブラリーの名前
101 プログラム ASP 装置 Char(10) ジャーナル項目を追加したプログラムが入っている ASP 装置の名前
111 プログラム ASP 番号 Zoned(5,0) ジャーナル項目を追加したプログラムが入っている ASP の番号
116 オブジェクトの名前 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
126 オブジェクト・ライブラリー Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
136 メンバー名 Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
146 カウント /RRN Char(20) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
166 フラグ Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
167 コミット・サイクル ID Char(20) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
187 ユーザー・プロファイル Char(10) 現行ユーザー・プロファイルの名前 1
197 システム名 Char(8) システムの名前
205 ジャーナル ID Char(10) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
215 参照制約 Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
216 トリガー Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
217 不完全なデータ Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
218 APY/ RMVJRNCHG で無視される Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
219 最小 ESD Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
220 オブジェクト標識 Char(1) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
221 システム・シーケンス Char(20) システムが各ジャーナル項目に割り当てた番号
241 レシーバー Char(10) ジャーナル項目を保持しているレシーバーの名前
251 レシーバー・ライブラリー Char(10) ジャーナル項目を保持しているレシーバーが入っているライブラリーの名前
261 レシーバー ASP 装置 Char(10) レシーバーが入っている ASP 装置の名前
271 レシーバー ASP 番号 Zoned(5,0) ジャーナル項目を保持しているレシーバーが入っている ASP の番号
276 アーム番号 Zoned(5,0) ジャーナル項目が入っているディスク・アームの番号
281 スレッド ID Hex(8) ジャーナル項目を追加したプロセス内のスレッドを識別
289 16 進スレッド ID Char(16) スレッド ID の表示可能な 16 進数版
305 アドレス・ファミリー Char(1) このジャーナル項目のリモート・アドレスの形式
306 リモート・ポート Zoned(5,0) ジャーナル項目に関連付けられたリモート・アドレスのポート番号
311 リモート・アドレス Char(46) ジャーナル項目に関連付けられたリモート・アドレス
357 論理作業単位 Char(39) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
396 トランザクション ID Char(140) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
536 予約 Char(20) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
556 ヌル値標識 Char(50) ジャーナル済みオブジェクトに使用される。監査ジャーナル項目としては 使用されない。
606 項目特定データ長 Binary(5) 項目特定データの長さ
注: オフセット 55 で開始される 3 つのフィールドにより、システム・ジョブ名が構成されます。 ほとんどの場合、オフセット 65 のユーザー名フィールドと、 オフセット 187 のユーザー・プロファイル名フィールドの値は、同じになっています。 事前開始ジョブの場合、ユーザー・プロファイル名フィールドには、 トランザクションを開始しているユーザー名が含まれています。 ジョブの場合は、これらのフィールドにユーザー名として、QSYS が含まれてい る場合があります。 その項目特有のデータのユーザー・プロファイル名フィールドには、 入力した実際のユーザーが含まれます。 ユーザー・プロファイルの交換に API が使用されると、ユーザー・プロファイル名フィールドには、新しい (スワップされた) ユーザー・プロファイルが入ります。