DI (ディレクトリー・サーバー) ジャーナル項目

以下の表に、DI (ディレクトリー・サーバー) ジャーナル項目の様式をリストします。

表 1. DI (ディレクトリー・サーバー) ジャーナル項目. QASYDIJ4/J5 フィールド記述ファイル
オフセット フィールド フォーマット 説明
JE J4 J5
  1 1     すべての項目タイプに共通する見出しフィールド。 フィールドのリストについては、 監査ジャーナル項目 QJORDJE5 レコード様式 (*TYPE5) の標準ヘッダー・フィールド監査ジャーナル項目 QJORDJE4 レコード様式 (*TYPE4) の標準ヘッダー・フィールド、および 監査ジャーナル項目 QJORDJE2 レコード様式 (*TYPE2) の標準ヘッダー・フィールド を参照してください。
  224 610 項目タイプ Char(1) 項目のタイプ。
L
LDAP 操作
  225 611 操作タイプ Char(2) LDAP 操作タイプ:
AD
監査属性の変更
AF
権限障害
BN
バインドの成功
CA
オブジェクト権限変更
CF
構成変更
CI
インスタンスの作成
CO
オブジェクト作成
CP
パスワードの変更
DI
インスタンスの削除
DO
オブジェクトの削除
EX
LDAP ディレクトリーのエクスポート
IM
LDAP ディレクトリーのインポート
OM
オブジェクト管理 (名前変更)
OW
所有権の変更
PO
ポリシー変更
PW
パスワードの失敗
RM
レプリケーション管理
UB
アンバインドの成功
ZC
オブジェクトの変更
ZR
オブジェクトの読み取り
  227 613 権限障害コード Char(1) 権限障害のコード。このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が AF の場合のみ、使用されます。
A
許可されていない監査値変更の試行
B
許可されていないバインドの試行
C
許可されていないオブジェクト作成の試行
D
許可されていないオブジェクト削除の試行
E
許可されていないエクスポートの試行
F
許可されていない構成変更 (管理機能、変更ログ、バックエンド・ライブラリー、パブリック化)
G
許可されていないレプリケーション管理の試行
I
許可されていないインポートの試行
M
許可されていない変更の試行
P
許可されていないポリシー変更の試行
R
許可されていない読み取り (検索) の試行
U
許可されていない監査構成の読み取り試行
X
許可されていないプロキシー権限の試行
  228 614 構成変更 Char(1) 構成変更。このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が CF、 RM、CA または OW の場合のみ、使用されます。
操作タイプ (J5 オフセット 611) が CF の場合、このフィールドには以下の値が入ります。
A
管理者 ND の変更
C
変更ログのオンまたはオフ
L
バックエンド・ライブラリー名の変更
P
公表エージェントの変更
R
レプリカ・サーバーの変更
操作タイプ (J5 オフセット 611) が RM の場合、このフィールドには以下の値が入ります。
U
レプリケーションの中断
V
レプリケーションの再開
W
保留中の変更の複製 (即時)
X
1 つ以上の保留中の変更のスキップ
Y
レプリケーション・コンテキストの静止
Z
レプリケーション・コンテキストの静止解除
操作タイプ (J5 オフセット 611) が CA または OW の場合、このフィールドには所有者または ACL プロパゲート (伝搬) 値の以前の設定が入ります。
T
F
  229 615 構成変更コード Char(1) 構成変更のコード。 このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が CF の場合のみ、使用されます。
A
構成に追加された項目
D
構成から削除された項目
M
変更された項目
  230 616 プロパゲート (伝搬) フラグ Char(1) その所有者、または ACL プロパゲート (伝搬) 値の新規設定を示す。 このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が CA または OW の場合のみ、使用されます。
T
F
  231 617 バインド認証選択 Char(20) バインド認証選択。このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が BN の場合のみ、使用されます。
  251 637 LDAP バージョン Char(4) クライアントが作成する要求のバージョン。 このフィールドは、操作が LDAP サーバー経由で実行された場合のみ使用されます。
2
LDAP バージョン 2
3
LDAP バージョン 3
  255 641 SSL 標識 Char(1) SSL がその要求で使用されたかどうかを示す。 このフィールドは、操作が LDAP サーバー経由で実行された場合のみ使用されます。
0
いいえ
1
はい
  256 642 要求タイプ Char(1) 要求のタイプ。 このフィールドは、操作が LDAP サーバー経由で実行された場合のみ使用されます。
A
認証済み
N
無名
U
未認証
  257 643 接続 ID Char(20) 要求の接続 ID。このフィールドは、操作が LDAP サーバー経由で実行された場合のみ使用されます。
  277 663 クライアント IP アドレス Char(50) クライアント要求の IP アドレスおよびポート番号。 このフィールドは、操作が LDAP サーバー経由で実行された場合のみ使用されます。
  327 713 ユーザー名 CCSID Bin(5) ユーザー名のコード化文字セット ID
  331 717 ユーザー名の長さ Bin(4) ユーザー名の長さ
  333 719 ユーザー名 1 Char(2002) LDAP ユーザーの名前
  2335 2721 オブジェクト名 CCSID Bin(5) オブジェクト名のコード化文字セット ID
  2339 2725 オブジェクト名の長さ Bin(4) オブジェクト名の長さ
  2341 2727 オブジェクト名 1 Char(2002) LDAP オブジェクトの名前
  4343 4729 名前 CCSID Bin(5) 名前のコード化文字セット ID。 このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が OW または AD の場合のみ、使用されます。
  • 操作タイプが OW の場合、このフィールドには以前の所有者名の CCSID が入ります。
  • 操作タイプが AD の場合、このフィールドには以前の監査値の CCSID が入ります。
  4347 4733 名前の長さ Bin(4) 名前の長さ。このフィールドは、操作タイプが OW または AD の場合のみ、使用されます。
  • 操作タイプが OW の場合、このフィールドには以前の所有者名の長さが入ります。
  • 操作タイプが AD の場合、このフィールドには以前の監査値の長さが入ります。
  4349 4735 名前1 Char(2002) 名前。このフィールドは、 操作タイプ (J5 オフセット 611) が OW または AD の場合のみ、使用されます。
  • 操作タイプが OW の場合、このフィールドには以前の所有者名が入ります。
  • 操作タイプが AD の場合、このフィールドには以前の監査値が入ります。
  6351 6737 新規名 CCSID Bin(5) 新規名のコード化文字セット ID。 このフィールドは、操作タイプ (J5 オフセット 611) が OM、OW、PO、ZC、AF+M、または AF+P の場合にのみ使用されます。
  • 操作タイプ OM では、このフィールドは新規オブジェクト名の CCSID を含みます。
  • 操作タイプ OW では、このフィールドは新規所有者名の CCSID を含みます。
  • 操作タイプ PO、ZC、AF+M、または AF+P では、 このフィールドは、新規名前フィールド内にある、変更された属性タイプのリストの CCSID を含みます。
  6355 6741 新規名の長さ Bin(4) 新規名の長さ。 このフィールドは、操作タイプ (J5 オフセット 611) が OM、OW、PO、ZC、AF+M、または AF+P の場合にのみ使用されます。
  • 操作タイプ OM では、このフィールドは新規オブジェクト名の長さを含みます。
  • 操作タイプ OW では、このフィールドは新規所有者名の長さを含みます。
  • 操作タイプ PO、ZC、AF+M、または AF+P では、 このフィールドは、新規名前フィールド内にある、変更された属性タイプのリストの長さを含みます。
  6357 6743 新規名 1 Char(2002) 新規名。 このフィールドは、操作タイプ (J5 オフセット 611) が OM、OW、PO、ZC、AF+M、 または AF+P の場合にのみ使用されます。
  • 操作タイプ OM では、このフィールドは新規オブジェクト名を含みます。
  • 操作タイプ OW では、このフィールドは新規所有者名を含みます。
  • 操作タイプ PO、ZC、AF+M、または AF+P では、 このフィールドは、変更された属性タイプのリストを含みます。
  8359 8745 オブジェクト・ファイル ID2 Char(16) オブジェクトのエクスポート用ファイル ID
  8375 8761 ASP 名 2 Char(10) ASP 装置の名前。
  8385 8771 ASP 番号 2 Char(5) ASP 装置の番号。
  8390 8776 パス名 CCSID2 Bin(5)

パス名のコード化文字セット ID

  8394 8780 パス名国識別コード 2 Char(2)

パス名の国識別コード

  8396 8782 パス名言語 ID2 Char(3)

パス名の言語 ID

  8399 8785 パス名の長さ 2 Bin(4)

パス名の長さ

  8401 8787 パス名標識 2 Char(1) パス名標識
Y
パス名のフィールドに、オブジェクトの完全な絶対パス名が含 まれる。
N
パス名のフィールドにオブジェクトの絶対パス名が含まれず、代わりに相対パス名が含まれる。 相対ディレクトリー・ファイル ID のフィールドが有効であり、 この相対パス名を使用して絶対パス名を形成する場合に使用できます。
  8402 8788 相対ディレクトリー・ファイル ID2、3 Char(16) パス名標識のフィールドが N の場合、このフィールドには、 パス名のフィールドで識別されるオブジェクトを含むディレクトリーのファイル ID が含まれます。 それ以外の場合は、16 進のゼロが含まれます。3
  8418 8804 パス名 1,2 Char(5002) オブジェクトのパス名
    13806 ローカル・ユーザー・プロファイル Char(10) LDAP ユーザー名にマップされているローカル・ユーザー・プロファイル名 (J5 オフセット 719)。ブランクは、マップされているユーザー・プロファイルがないことを示します。
    13816 管理者標識 Char(1) LDAP ユーザー名の管理者標識 (J5 オフセット 719)
Y
LDAP ユーザーは管理者である。
N
LDAP ユーザーは管理者ではない。
U
この時点では LDAP ユーザーが管理者であるかどうか不明。
    13817 プロキシー ID CCSID Bin(5) プロキシー ID のコード化文字セット識別コード (CCSID)
    13821 プロキシー ID の長さ Bin(4) プロキシー ID の長さ
    13823 プロキシー ID1 Char(2002) プロキシー ID の名前。このフィールドは、プロキシー ID の権限で操作を実行することを要求するときにプロキシー権限制御が 使用される場合か、またはクライアントがバインド ID とは異なる権限 ID を指定した SASL バインドに対して使用されます。
    15825 グループ・アサーション Char(1) グループ・メンバーシップ・アサーション
0
グループがクライアントによって指定されませんでした。
1
グループがクライアントによって指定されました。
    15826 相互参照 Char(36) この項目と、グループをリストしている XD 項目の関連付けに使用する相互参照ストリング。
    15862 インスタンス名 Char(8) インスタンス名
    15870 経路 CCSID Bin(5) 経路の CCSID
    15874 経路の長さ Bin(4) 経路の長さ
    15876 経路 Char(502) 要求経路
1
これは可変長フィールドです。最初の 2 バイトにはフィールドの値の長さが含まれます。
2
これらのフィールドは、操作タイプ (J5 オフセット 611) が EX または IM の場合にのみ使用されます。
3
パス名標識のフィールドが N であるが、相対ディレクトリー・ファイル ID が 16 進のゼロである場合は、 パス名情報を判別するときにエラーが発生しています。