デフォルトの「概要」ダッシュボード

IBM® API Connect では、各カタログに独自のデフォルトの「概要」という名前のダッシュボードがあり、標準の分析情報が可視化 されて表示されます。可視化された情報は、グラフとして表示されます。示されるデータは、すべての API イベントの索引付き (検索可能) データであり、プロバイダー組織内で選択したカタログについて、指定した時刻範囲に発生したイベントに、範囲が限定されています。

[V5.0.5 以降]カタログでスペースが使用可能になっている場合、各スペースにも、カタログで表示される可視化と同じセットを持つ専用のデフォルト・ダッシュボード (「概説」という名前) が存在します。このダッシュボードのデータの適用範囲は、カタログ内の選択されたスペースで、指定の時刻範囲に発生したイベントです。カタログおよびスペースについて詳しくは、カタログの処理および IBM API Connect でのシンジケーションの使用を参照してください。

カタログのデフォルトの「概要」ダッシュボード、または スペース には、一連の可視化コンテナー内に選択した時刻範囲の次のグラフが表示されます。
  • カタログ内、または スペース 内で最もアクティブだった 5 個の製品の棒グラフ。y 軸はアクティビティー・カウントを、x 軸は製品ごとのアクティビティー・カウントの日次分散状況を示します。個々の製品を特定するために使用されている色付きの棒は、時間範囲にわたる平均カウントの降順に表示されます。
  • カタログ内、または スペース 内で最もアクティブだった 5 個の API の棒グラフ。y 軸はカウントを、x 軸は API ごとのアクティビティー・カウントの日次分散状況を示します。個々の API を特定するために使用されている色付きの棒は、時間範囲にわたる平均カウントの降順に表示されます。
ダッシュボードの画面エレメントのレイアウトの説明については、以下を参照してください。
[V5.0.7 以降]

ダッシュボードの画面要素

サンプル・データを使用した、サンドボックス・カタログの「概要」ダッシュボードの例を次のイメージに示します。カタログまたは スペース に対して作成するカスタム・ダッシュボードと、他のエンティティー (製品、プラン、API など) の分析ダッシュボードも同様のレイアウトです。

サンプル・データを使用した、カタログのデフォルトの「概要」ダッシュボード

画面要素の要約を次の表に示します。
[V5.0.6 以前]

ダッシュボードの画面要素

サンプル・データを使用した、サンドボックス・カタログの「概要」ダッシュボードの例を次のイメージに示します。カタログまたは スペース に対して作成するカスタム・ダッシュボードと、他のエンティティー (製品、プラン、API など) の分析ダッシュボードも同様のレイアウトです。

サンプル・データを使用した、カタログのデフォルトの「概要」ダッシュボード

画面要素の要約を次の表に示します。
「タイム・スタンプ」アイコン 最終更新: 2017 年 11 月 1 日