シミュレーションからのグラフ出力の作業

シミュレーションから生成された各種グラフには、表示をカスタマイズするためのインタラクティブ機能が組み込まれています。インタラクティブ機能を使用するには、出力ビューアーでグラフ・オブジェクトをアクティブ化 (ダブルクリック) します。すべてのシミュレーション・グラフが、グラフボードでの視覚化に対応しています。詳しくは、グラフボード視覚化の編集および探索のトピックを参照してください。

連続型目標の確率密度関数グラフ: このグラフには 2 つのスライドする縦の基準線があり、これらの基準線によってグラフが個別の領域に分割されます。グラフの下のテーブルには、目標が各領域内に含まれる確率が表示されます。複数の密度関数が同じグラフに表示される場合、このテーブルには各密度関数に関連する確率ごとに行が割り当てられます。各基準線には、線を簡単に移動するためのスライダー (逆三角形) があります。グラフで「グラフ」オプションボタンをクリックすると、各種の追加機能が使用可能になります。具体的には、スライダーの位置を明示的に設定したり、基準線を追加したり、グラフの表示を連続曲線とヒストグラムの間で切り替えたりすることができます。詳しくは、グラフ・オプション (シミュレーション)のトピックを参照してください。

連続型目標の累積分布関数グラフ: このグラフにも、上記の確率密度関数で説明した 2 つの移動可能な縦の基準線と関連するテーブルがあります。 また、「グラフ」オプション・ダイアログにアクセスすることもできます。このダイアログで、スライダーの位置を明示的に設定したり、固定基準線を追加したり、累積分布関数を増加関数 (デフォルト) と減少関数のどちらで表示するかを指定したりすることができます。詳しくは、グラフ・オプション (シミュレーション)のトピックを参照してください。

感度分析の反復があるカテゴリー型目標の棒グラフ: 感度分析の反復があるカテゴリー型目標の場合、予測目標カテゴリーの結果は、すべての反復の結果が含まれるクラスター化された棒グラフとして表示されます。 このグラフには、ドロップダウン・リストがあります。このドロップダウン・リストを使用して、カテゴリーと反復のどちらでクラスター化するかを選択することができます。2 ステップのクラスター・モデルと大規模ファイルのクラスター・モデルの場合、クラスター数と反復のいずれかでクラスター化することができます。

感度分析の反復がある複数の目標の箱ひげ図: 複数の連続型目標と感度分析の反復がある予測モデルの場合、すべての目標の箱ひげ図を 1 つのグラフで表示することを選択すると、クラスター化された箱ひげ図が作成されます。このグラフには、ドロップダウン・リストがあります。このドロップダウン・リストを使用して、目標と反復のどちらでクラスター化するかを選択することができます。