標準
標準/拡張機能 |
C/C++ |
依存項目 |
z/OS® UNIX |
両方 |
OS/390 V2R9 |
形式
#include <sys/__wlm.h>
int QueryWorkunitClassification(wlmetok_t *e_token,
struct sysec *sysec_ptr,
int *ans_len);
機能説明
以下のパラメーターを使用して、エンクレーブの種別属性を戻します。
- *e_token
- 作業単位エンクレーブ・トークンをポイントします。
- *sysec_ptr
- QueryWorkunitClassification 関数によって戻されるエンクレーブ種別データ (sysec によってマップされる) をポイントします。
- *anslen
- サービスによって生成される情報を受け取るために呼び出し元が用意する
データ域の長さです。WLM は、この値を更新して、サービスが機能するのに必要な領域のサイズ
にします。最小領域は、バージョン 3 で sysec 構造体全体を保持できる
必要があります。既存の領域には、戻されることのできる最大限の情報
が表示されます。
戻り値
正常終了した場合、QueryWorkunitClassification() は 0 を戻します。
正常終了しなかった場合、QueryWorkunitClassification() は -1 を戻し、errno を
次のいずれかの値に設定します。
- エラー・コード
- 説明
- EFAULT
- この関数の引数に、呼び出し元からアクセスできないアドレスが入っていました。
- EINVAL
- この関数の引数に、正しくない値が入っていました。
- EMVSSAF2ERR
- セキュリティー・プロダクトでエラーが発生しました。
- EMVSWLMERROR
- WLM サービスで障害が発生しました。__errno2() を使用して、その障害についての WLM サービス理由コードを取得してください。
- EPERM
- 呼び出しスレッドのアドレス・スペースは、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対して許可されません。BPX.WLMSERVER クラスが定義される場合には、呼び出し元のアドレス・スペースが、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対し許可されている必要があります。BPX.WLMSERVER が定義されないと、呼び出しプロセスは、スーパーユーザー (UID=0) として定義されません。