ExtractWorkUnit() - エンクレーブ・サービスの取り出し

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

z/OS® UNIX

両方 OS/390 V2R8

形式

#include <sys/__wlm.h>

int ExtractWorkUnit(wlmetok_t *enclavetoken);

機能説明

ExtractWorkUnit() 関数は、タスクが、パフォーマンス管理のために別プログラムのトークンを検索できるようにします。

ExtractWorkUnit() 関数では、次のパラメーターを使用します。
*enclavetoken
ExtractWorkUnit() 関数が、現行プロセスが結合された WLM 作業単位トークンを戻す、wlmetok_t 型のデータ・フィールドを指します。

戻り値

正常に実行された場合、ExtractWorkUnit() は 0 を戻します。

正常に実行されなかった場合、ExtractWorkUnit() は -1 を戻して、errno を次のいずれかの値に設定します。
エラー・コード
説明
EFAULT
このサービスの引数に、呼び出し元にアクセス不能なアドレスが入っていました。
EINVAL
Functioncode パラメーターに正しくない値が入っているか、関数パラメーター・リストのデータに誤りがあります。
EMVSSAF2ERR
セキュリティー・プロダクトでエラーが発生しました。理由コードを調べてください。理由コードは、__errno2() 関数を使用して検索できます。
EMVSWLMERROR
WLM サービスで障害が発生しました。理由コードを調べてください。理由コードは、__errno2() 関数を使用して検索できます。
EPERM
適切な許可と特権がありません。
ESRCH
WLM_EXTRACT_WORKUNIT 要求が出されましたが、WLM 別プログラム・トークンが戻されませんでした。

関連情報