ExportWorkUnit() - WLM エクスポート・サービス

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
z/OS® UNIX 両方 OS/390 V2R9

形式

#include <sys/__wlm.h>

int ExportWorkUnit(wlmetok_t *enclavetoken,
                   wlmxtok_t *exporttoken,
                   unsigned long *conntoken);
AMODE 64:
#include <sys/__wlm.h>

int ExportWorkUnit(wlmetok_t *enclavetoken,
                   wlmxtok_t *exporttoken,
                   unsigned int *conntoken);

機能説明

並列シスプレックスですべてのシステムにエンクレーブをエクスポートし、ほかのシステムでディスパッチ可能単位を使用可能にして、エンクレーブを結合します。

ExportWorkUnit() 関数では、次のパラメーターを使用します。
*enclavetoken
CreateWorkUnit() または ContinueWorkUnit() の呼び出しで 戻された作業単位エンクレーブ・トークンを指します。
*exporttoken
ExportWorkUnit() 関数が WLM 作業単位エクスポート・トークン を戻す wlmxtok_t 型のデータ・フィールドを指します。
*conntoken
WLM への接続を表す接続トークンを指定します。

戻り値

正常に実行された場合、ExportWorkUnit() は 0 を戻します。

正常に実行されなかった場合、ExportWorkUnit() は -1 を戻して、errno を次のいずれかの値に設定します。
エラー・コード
説明
EFAULT
この関数の引数に、呼び出し元からアクセスできないアドレスが入っていました。
EINVAL
この関数の引数に、正しくない値が入っていました。
EMVSSAF2ERR
セキュリティー・プロダクトでエラーが発生しました。
EMVSWLMERROR
WLM サービスで障害が発生しました。__errno2() を使用して、その障害についての WLM サービス理由コードを取得してください。
EPERM
呼び出しスレッドのアドレス・スペースは、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対して許可されません。BPX.WLMSERVER クラスが定義される場合には、呼び出し元のアドレス・スペースが、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対し許可されている必要があります。BPX.WLMSERVER が定義されないと、呼び出しプロセスは、スーパーユーザー (UID=0) として定義されません。

関連情報