R

range_adjustment 範囲調整 : モニター・エレメント

この値は、1 つの範囲が実際に開始するコンテナー配列のオフセットを示します。

表 1. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_container_id 範囲コンテナー : モニター・エレメント

範囲内でコンテナーを一意的に定義する整数。

表 2. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_end_stripe 終了ストライプ : モニター・エレメント

この値は、1 つの範囲内の最後のストライプの番号を示します。

表 3. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_max_extent 範囲内の最大エクステント : モニター・エレメント

この値は、1 つの範囲がマップする最大エクステント番号を示します。

表 4. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_max_page_number 範囲内の最大ページ : モニター・エレメント

この値は、1 つの範囲がマップする最大ページ番号を示します。

表 5. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_num_containers 範囲内コンテナーの数 : モニター・エレメント

この値は、現行範囲のコンテナー数を示します。

表 6. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_number 範囲番号 : モニター・エレメント

この値は、表スペース・マップ内にある 1 つの範囲の番号を示します。

表 7. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_offset 範囲オフセット : モニター・エレメント

1 つの範囲が属するストライプ・セット開始点のストライプ 0 からのオフセット。

表 8. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_start_stripe 開始ストライプ : モニター・エレメント

この値は、1 つの範囲内の最初のストライプの番号を示します。

表 9. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

range_stripe_set_number ストライプ・セット番号 : モニター・エレメント

この値は、中に 1 つ範囲が含まれているストライプ・セットを示します。

表 10. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース tablespace_range 基本
使用法
このエレメントは、DMS 表スペースにのみ適用できます。

reads_on_standby_enabled - スタンバイでの読み取り可能 : モニター・エレメント

スタンバイでの読み取りフィーチャーが有効であるかどうかを示します。

表 11. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_HADR 表関数 - 高可用性災害時リカバリー (HADR) のモニター情報を戻す 常に収集される

使用法

レジストリー変数 DB2_HADR_ROS によって制御されます。 以下のいずれか
  • Y (はい)
  • N (いいえ)

reclaim_wait_time - 再利用待機時間 : モニター・エレメント

DB2® pureScale® 環境では、このエレメントは、ページ・ロックの待機にかかった時間を示します。ロック要求によって、ページが再利用されます。この時間の測定単位はミリ秒です。

表 12. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_TIMES_BY_ROW - フォーマット設定された行ベースの待機/処理時間の結合された階層を取得する 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_FORMAT_XML_WAIT_TIMES_BY_ROW - 待機時間に関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PAGE_ACCESS_INFO 表関数 - バッファー・プール・ページの待機情報の取得 常に収集される
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 13. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 - 常に収集される

使用法

スペース・マップ・ページ上で再利用を待機するための時間は別個にカウントされ、spacemappage_reclaim_wait_time モニター・エレメントでレポートされます。

reclaimable_space_enabled - 再利用可能なスペースが有効な標識 : モニター・エレメント

再利用可能ストレージで表スペースが使用可能な場合、このモニター・エレメントは値 1 を戻します。それ以外の場合は、値 0 を戻します。

表 14. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TABLESPACE 表関数 - 表スペース・メトリックの取得 常に収集される

regvar_collection_type - レジストリー変数収集タイプのモニター・エレメント

レジストリー変数の値がいつ収集されたかを示します。

表 15. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 REGVAR 常に収集される

使用法

変更履歴イベント・モニターで収集されるこの値は、以下のとおりです。
I
イベント・モニターが活動化されたときにキャプチャーされた初期値。
U
更新された値

regvar_level - レジストリー変数のレベルのモニター・エレメント

レジストリー変数のレベルを示します。

表 16. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 REGVAR 常に収集される

使用法

変更履歴イベント・モニターの場合、レジストリー変数のレベルは、以下のいずれかです。
E
環境
G
グローバル
I
インスタンス・レベル
P
データベース・ パーティション

regvar_name - レジストリー変数名のモニター・エレメント

レジストリー変数の名前。

表 17. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 REGVAR 常に収集される

使用法

変更履歴イベント・モニターでは、このエレメントは、REGVAR イベントの一環として更新されたレジストリー変数、または REGVARVALUES イベントの一環としてイベント・モニターの開始時にキャプチャーされたレジストリー変数を示します。 これらのイベントは、以下を示します。
REGVAR
レジストリー変数値の変更
REGVARVALUES
イベント・モニター開始時のレジストリー変数値のキャプチャー

regvar_old_value - レジストリー変数の古い値のモニター・エレメント

レジストリー変数の古い値。

表 18. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 REGVAR 常に収集される

使用法

変更履歴イベント・モニターでは、レジストリー変数値が設定されていなかった場合、この値は空ストリングです。

regvar_value - レジストリー変数の値のモニター・エレメント

これはレジストリー変数の値です。

表 19. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
変更履歴 REGVAR 常に収集される

使用法

変更履歴イベント・モニターでは、値が設定されていなかった場合、この値は空ストリングです。

REGVAR イベントは、レジストリー変数の即時更新の場合にのみ生成されます。

rej_curs_blk リジェクトされたブロック・カーソル要求 : モニター・エレメント

サーバーでの入出力ブロック要求がリジェクトされて、 要求が非ブロック化入出力に変換された回数。

エレメント ID
rej_curs_blk
エレメント・タイプ
カウンター
表 20. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アプリケーション appl 基本
表 21. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
接続 event_conn 常に収集される
使用法
多数のカーソル・ブロッキング・データがあると、通信ヒープが満杯になることがあります。 このヒープが満杯になると、エラーは戻されません。 その代わりに、カーソルをブロックするための入出力ブロックが割り振られなくなります。 カーソルがデータをブロックできない場合は、 パフォーマンスに影響が現れます。
多数のカーソルがデータ・ブロックを実行できない場合は、 次のようにしてパフォーマンスを改善できます。
  • query_heap データベース・マネージャー構成パラメーターのサイズを大きくする。

rem_cons_in - データベース・マネージャーへのリモート接続 : モニター・エレメント

モニター中のデータベース・マネージャーのインスタンスに対してリモート・クライアントから開始された接続の現在の数。

表 22. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース・マネージャー db2 基本

使用法

リモート・クライアントからこのインスタンス内のデータベースへの接続数を示します。 この値は頻繁に変化するため、システム使用量の現実的な値を得るためには、 長期にわたり特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。 この数値には、データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションは含まれません。

これらのエレメントと local_cons モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、max_coordagents および max_connections 構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。

rem_cons_in_exec - データベース・マネージャーで実行中のリモート接続 : モニター・エレメント

モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに現在接続していて、 作業単位を現在処理しているリモート・アプリケーションの数。

表 23. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース・マネージャー db2 基本

使用法

この数値は、データベース・マネージャーで実行中の並行処理のレベルを判別するときに利用できます。 この値は頻繁に変化するため、システム使用量の現実的な値を得るためには、 長期にわたり特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。 この数値には、データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションは含まれません。

このエレメントと local_cons_in_exec モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、max_coordagents 構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。

max_coordagents を AUTOMATIC に設定する場合は、調整を加える必要はありません。 max_coordagents を AUTOMATIC に設定せず、rem_cons_in_exec および local_cons_in_exec の合計が max_coordagents に近い場合は、max_coordagents の値を増やしてください。

remote_lock_time リモート・ロック時間 : モニター・エレメント

このエレメントには、フェデレーテッド・サーバー・インスタンスの開始時点か、またはデータベース・モニター・カウンターの最後のリセット時点以降に、このフェデレーテッド・サーバー・インスタンス上で実行されているすべてのアプリケーションまたは単一アプリケーションからのリモート・ロックに、このデータ・ソースが要した合計時間が含まれています (ミリ秒単位)。 このモニターは最新の値を格納します。応答時間は、フェデレーテッド・サーバーがデータ・ソースにリモート・ロックをサブミットしてからフェデレーテッド・サーバーがデータ・ソースでリモート・ロックを解放するまでの時間です。
表 24. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase_remote タイム・スタンプ
アプリケーション appl_remote タイム・スタンプ
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。

使用法

このエレメントを使用すると、 このデータ・ソースでリモート・ロックに要した実際の時間を判別できます。

remote_locks リモート・ロック数 : モニター・エレメント

このエレメントには、フェデレーテッド・サーバー・インスタンスの開始時か、またはデータベース・モニター・カウンターの最後のリセット時のどちらか最近の方の時点以降に、いずれかのアプリケーションに代わってフェデレーテッド・サーバーがこのデータ・ソースで呼び出したリモート・ロックの合計数が含まれています。

表 25. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase_remote 基本
アプリケーション appl_remote 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
使用法
このエレメントを使用すると、 データ・ソースでリモート側で行われたリモート・ロックの数を判別できます。

remote_member - リモート・メンバー : モニター・エレメント

高速コミュニケーション・マネージャー (FCM) を使用してデータの送信または受信が行われたデータベース・メンバーの数値 ID。

表 26. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_FCM_CONNECTION_LIST - すべての FCM 接続の詳細の取得 常に収集される

使用法

MON_GET_FCM_CONNECTION_LIST 表関数が返すメトリックはすべて、member モニター・エレメントと remote_member モニター・エレメントで示されたメンバー間の FCM 接続に適用されます。

reopt - REOPT バインド・オプションのモニター・エレメント

このパッケージをプリコンパイルするために使用される REOPT バインド・オプション。 可能な値は NONE、ONCE、および ALWAYS です。

表 27. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング lock_participant_activities  

reorg_completion 再編成完了フラグ : モニター・エレメント

表再編成の成功インディケーターです。 マルチディメンション・クラスタリング (MDC) 表または挿入時クラスタリング (ITC) 表の エクステントを再利用するための再編成も含まれます。パーティション表の場合、この値は、データ・パーティションでの完了状況を示します。

表 28. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本
使用法
表再編成処理またはデータ・パーティション再編成処理が正常に終了すると、このエレメントの値は 0 になります。 表再編成処理またはデータ・パーティション再編成処理が失敗すると、このエレメントの値は -1 になります。 成功および失敗の値は、sqlmon.h で次のように定義されています。
  • 成功: SQLM_REORG_SUCCESS
  • 失敗: SQLM_REORG_FAIL

表再編成が異常終了した場合は、履歴ファイルを使用して、 警告やエラーなどの診断情報を参照してください。 このデータにアクセスするには、LIST HISTORY コマンドを使用します。 パーティション表では、完了状況はデータ・パーティションごとに示されます。 パーティション表での索引の再作成が失敗した場合、失敗した状況がすべてのデータ・パーティションで更新されます。 詳細な診断情報については、 管理通知ログを参照してください。

reorg_current_counter 再編成の進行状況 : モニター・エレメント

完了した再編成の量を示す進行状況の単位。 この値が示す進行の量は、 行われる表再編成の合計量を示す reorg_max_counter の値に関連しています。

表 29. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

使用法

次の公式を使用して、完了した表再編成のパーセンテージを判別することができます。
表再編成の進行状況 = reorg_current_counter / reorg_max_counter * 100

reorg_end 表再編成終了時刻 : モニター・エレメント

表の再編成の終了時刻です。 マルチディメンション・クラスタリング (MDC) 表または挿入時 クラスタリング (ITC) 表のエクステントを再利用するための再編成も含まれます。パーティション表の場合は、 この時刻は、各データ・パーティションの再編成の終了時刻を示します。

表 30. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_index_id 表の再編成に使用される索引 : モニター・エレメント

表の再編成に使用されている索引。

表 31. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_long_tbspc_id - 長いオブジェクトが再編成される表スペース : モニター・エレメント

任意の長いオブジェクト (LONG VARCHAR または LOB データ) が再編成される表スペース。 パーティション化されている表の場合、それぞれのパーティションの LONG VARCHAR と LOB が再編成される表スペースです。

表 32. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_max_counter 再編成の合計量 : モニター・エレメント

再編成において行われる作業の合計量を示す値です。 この値には、 マルチディメンション・クラスタリング (MDC) 表または挿入時 クラスタリング (ITC) 表のエクステントを再利用するための再編成も含まれます。 この値を、完了した作業の量を示す reorg_current_counter とともに使用して、 再編成の進行状況を判別することができます。
表 33. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_max_phase 再編成の最大フェーズ数 : モニター・エレメント

再編成処理のときに発生する再編成フェーズの最大数。この数は、従来の (オフライン) 再編成、および RECLAIM EXTENTS オプションを指定した再編成の場合に適用されます。 値の範囲は 2 から 4 です ([SORT], BUILD, REPLACE,[INDEX_RECREATE])。この値は、マルチディメンション・クラスタリング (MDC) 表または挿入時クラスタリング (ITC) 表の エクステントを再利用するための再編成で行われる作業の合計量を示す場合もあります。そのような再編成が行われる場合、この値は 3 (SCAN、DRAIN、RELEASE) となります。
表 34. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_phase - 表の再編成のフェーズ : モニター・エレメント

表の再編成フェーズを示します。 パーティション表の場合、それぞれのデータ・パーティションの再編成フェーズも示します。 これはオフライン表再編成にのみ適用されます。

表 35. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

使用法

パーティション表の場合、再編成はデータ・パーティション単位でデータ・パーティション上で行われます。 クラシック表再編成の場合は、次のフェーズがあります (sqlmon.h ファイルでの対応する定義と共にフェーズをリストしています)。
  • ソート: SQLM_REORG_SORT
  • ビルド: SQLM_REORG_BUILD
  • 置換: SQLM_REORG_REPLACE
  • 索引の再作成: SQLM_REORG_INDEX_RECREATE
  • ディクショナリーのビルド: SQLM_REORG_DICT_SAMPLE

パーティション表の場合、そのデータ・パーティションの置換フェーズ後に直接、パーティション索引の索引の再作成フェーズに入ることがあります (パーティション索引がある場合)。 すべてのデータ・パーティションで前のフェーズすべてが正常に完了してからでなければ、reorg_phase エレメントは索引の再作成フェーズを示しません。

XDA オブジェクト圧縮時の XML データ再編成フェーズで、表の XML ストレージ・オブジェクトの再編成が行われます。 XML ディクショナリーのビルド・フェーズで、XML ストレージ・オブジェクト用コンプレッション・ディクショナリーの作成が試みられます。 XDA オブジェクト圧縮の場合は、次の 2 つのフェーズがあります。
  • XML 再編成: SQLM_REORG_XML_DATA
  • XML ディクショナリーのビルド: SQLM_REORG_XML_DICT_SAMPLE
エクステントの再利用が行われているパーティション表の場合は、次のフェーズがあります。
  • スキャン: SQLM_REORG_SCAN
  • ドレーン: SQLM_REORG_DRAIN
  • リリース: SQLM_REORG_RELEASE

reorg_phase_start 表再編成フェーズ開始時刻 : モニター・エレメント

表再編成または再利用のための再編成のフェーズの開始時刻。 パーティション表の場合、それぞれのデータ・パーティションの再編成フェーズの開始時刻も示します。 索引再作成フェーズの時、すべてのデータ・パーティションでは非パーティション索引のデータ・グループは同時に更新されます。

表 36. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_rows_compressed - 圧縮行数 : モニター・エレメント

再編成中に表で圧縮される行の数。

表 37. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本
使用法
再編成中に表で圧縮される行の数の連続したカウント。 圧縮されないレコードもあります (レコード・サイズが最小レコード長より小さい場合)。

この行数はデータ圧縮の有効性を測るものではないということに注意してください。 これは圧縮基準を満たすレコードの数を示しているにすぎません。

reorg_rows_rejected_for_compression - 圧縮がリジェクトされる行 : モニター・エレメント

レコード長が最小レコード長以下であったために再編成中に圧縮されなかった行数。

表 38. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本
使用法
レコードが最小レコード長以下の場合は圧縮されません。 リジェクトされる行数は、この圧縮要件を満たせないこうしたレコードの連続したカウントを反映しています。

reorg_start 表再編成開始時刻 : モニター・エレメント

表の再編成の開始時刻です。 マルチディメンション・クラスタリング (MDC) 表または挿入時 クラスタリング (ITC) 表のエクステントを再利用するための再編成も含まれます。パーティション表の場合は、 各データ・パーティションの再編成の開始時刻を示します。

表 39. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_status 表再編成の状況 : モニター・エレメント

インプレース (オンライン) 表またはデータ・パーティション・レベル再編成の状況。 これはクラシック (オフライン) 表再編成には適用できません。

表 40. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本
使用法
インプレース表またはデータ・パーティション再編成は、 次の状態のいずれかになります (各状態は sqlmon.h での対応する定義とともに示しています)。
  • 開始/再開: SQLM_REORG_STARTED
  • 一時停止: SQLM_REORG_PAUSED
  • 停止: SQLM_REORG_STOPPED
  • 完了: SQLM_REORG_COMPLETED
  • 切り捨て: SQLM_REORG_TRUNCATE
エクステントを再利用するインプレース表またはデータ・パーティション再編成は、次の状態のいずれかになります。
  • 開始: SQLM_REORG_STARTED
  • 停止: SQLM_REORG_STOPPED
  • 完了: SQLM_REORG_COMPLETED

reorg_tbspc_id - 表またはデータ・パーティションが再編成される表スペース : モニター・エレメント

表が再編成される表スペース。 パーティション化されている表の場合、それぞれのデータ・パーティションが再編成される 表スペースも示します。

表 41. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_type 表再編成の属性 : モニター・エレメント

表再編成の属性設定値。

表 42. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本
使用法
属性設定値として次のものがあります。 各属性設定は、 db2ApiDf.h で定義されるビット・フラグ値に基づいています。
  • 書き込みアクセスの許可: DB2REORG_ALLOW_WRITE
  • 読み取りアクセスの許可: DB2REORG_ALLOW_READ
  • アクセスを許可しない: DB2REORG_ALLOW_NONE
  • 索引スキャンを介した再クラスタリング: DB2REORG_INDEXSCAN
  • LONG フィールド LOB データの再編成: DB2REORG_LONGLOB
  • 表の切り捨てなし: DB2REORG_NOTRUNCATE_ONLINE
  • コンプレッション・ディクショナリーの置換: DB2REORG_RESET_DICTIONARY
  • コンプレッション・ディクショナリーの維持: DB2REORG_KEEP_DICTIONARY
  • エクステントの再利用: DB2REORG_RECLAIM_EXTS
前記の属性設定値に加えて、 GET SNAPSHOT FOR TABLES コマンドの CLP 出力に以下の属性が示されます。 これらの属性設定値は、 他の属性設定値や表再編成に関するモニター・エレメントの値に基づいています。
  • 再クラスタリング: reorg_index_id モニター・エレメントの値がゼロ以外の場合は、 表再編成処理はこの属性を持ちます。
  • 再利用: reorg_index_id モニター・エレメントの値がゼロの場合は、 表再編成処理はこの属性を持ちます。
  • インプレース表再編成: reorg_status モニター・エレメントの値が非 NULL の場合は、 インプレース (オンライン) 再編成方式が使用されています。
  • 表の再編成: reorg_phase モニター・エレメントの値が非 NULL の場合は、 クラシック (オフライン) 再編成方式が使用されています。
  • 表スキャンを介した再クラスタリング: DB2REORG_INDEXSCAN フラグが設定されていない場合は、 表再編成処理はこの属性を持ちます。
  • データのみの再編成: DB2REORG_LONGLOB フラグが設定されていない場合は、 表再編成処理はこの属性を持ちます。

reorg_xml_regions_compressed - 圧縮された XML 領域 : モニター・エレメント

表の再編成プロセス時に圧縮された XML 領域の数。

表 43. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

reorg_xml_regions_rejected_for_compression - 圧縮を拒否された XML 領域 : モニター・エレメント

表の再編成プロセス時に圧縮されなかった XML 領域の数。

表 44. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table_reorg 基本

req_executable_id - ロック取得を待機しているステートメント・セクションの ID : モニター・エレメント

ロックの取得を待機している SQL ステートメント・セクションを一意的に識別する、データ・サーバーで生成されたバイナリー・トークン。非 SQL アクティビティーの場合、長さが 0 のストリング値が戻されます。

表 48. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 常に収集される

request_exec_time_avg 要求の平均実行時間 : モニター・エレメント

最後のリセット以降に、このサービス・サブクラスに関連付けられた要求の実行時間の算術平均。内部的に追跡されている平均がオーバーフローすると、値 -2 が返されます。サービス・サブクラスの COLLECT AGGREGATE REQUEST DATA が NONE に設定されている場合、このモニター・エレメントは -1 を返します。単位はミリ秒です。

REMAP ACTIVITY アクションを使用してサービス・サブクラス間のアクティビティーを再マップすると、request_exec_time_avg 平均は再マップに関係した部分要求をカウントします。

表 50. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
WLM_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 表関数 - サービス・サブクラスの統計を戻す COLLECT AGGREGATE REQUEST DATA
表 51. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
統計 event_scstats -

使用法

この統計を使用すると、このサービス・サブクラス中のメンバー上での要求ごとの平均処理時間を即時に知ることができます。

この平均を使用して、要求の実行時間のヒストグラムに使用されるヒストグラム・テンプレートが適切かどうかを判別することもできます。要求の実行時間のヒストグラムから要求の平均実行時間を計算してください。計算した平均をこのモニター・エレメントと比較してください。計算した平均が、このモニター・エレメントによって報告される真の平均から大きく外れるようなら、データにより適切なビン値のセットを使用する、要求の実行時間のヒストグラムに関するヒストグラム・テンプレートに変更することを考慮してください。

rf_log_num - ロールフォワードされているログ : モニター・エレメント

ロールフォワード操作で処理中のログ。

表 52. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース rollforward 基本

使用法

ロールフォワードが進行中の場合、このエレメントは関係するログを示します。 DB2 pureScale 環境において、rf_log_num モニター・エレメントは、ロールフォワード操作に現在関係している、各ログ・ストリームのログ・ファイルを示します。

rf_status ログ・フェーズ : モニター・エレメント

リカバリーの状況。

エレメント ID
rf_status
エレメント・タイプ
情報
表 53. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース rollforward 基本
使用法
このエレメントはリカバリーの進行状況を示します。 リカバリーが取り消し (ロールバック) フェーズにあるのか、あるいは再実行 (ロールフォワード) フェーズにあるのかを示します。

rf_timestamp ロールフォワード・タイム・スタンプ : モニター・エレメント

最後にコミットしたトランザクションのタイム・スタンプ。

エレメント ID
rf_timestamp
エレメント・タイプ
timestamp
表 54. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース rollforward タイム・スタンプ
使用法
ロールフォワードが進行中の場合、これはロールフォワード・リカバリーが処理した、最後にコミットされたトランザクションのタイム・スタンプです。 これは、どの程度ロールフォワード操作が進行したかを示す指標になります。

rf_type ロールフォワード・タイプ : モニター・エレメント

進行中のロールフォワードのタイプ。

エレメント ID
rf_type
エレメント・タイプ
情報
表 55. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
表スペース rollforward 基本
使用法
データベース・レベルと表スペース・レベルのどちらでリカバリーが起きているかを示す標識です。

rollback_sql_stmts - 試行されたロールバック・ステートメント : モニター・エレメント

試行された SQL ROLLBACK ステートメントの合計数。

エレメント ID
rollback_sql_stmts
エレメント・タイプ
カウンター
表 56. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
データベース dbase_remote 基本
アプリケーション appl 基本
アプリケーション appl_remote 基本
DCS データベース dcs_dbase 基本
DCS アプリケーション dcs_appl 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 57. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
使用法
ロールバックは、アプリケーション要求、デッドロック、 またはエラー状態の結果として起こります。 このエレメントでは、 アプリケーションが発行したロールバック・ステートメントのみカウントされます。

アプリケーション・レベルでは、 このエレメントはアプリケーションのデータベース・アクティビティー・レベルとその他のアプリケーションとの競合の量を判別するのに役立ちます。 データベース・レベルでは、 データベース内のアクティビティーの量とデータベース上でのアプリケーション間の競合の量を判別できます。

注: ロールバック・アクティビティーが多くなるとデータベースのスループットが低下するので、 ロールバックの回数を最小限にとどめてください。
これを使用して、 作業単位の総数を計算することもできます。 これには、以下の式の和を計算します。
 
   commit_sql_stmts
 + int_commits
 + rollback_sql_stmts
 + int_rollbacks

rolled_back_agent_id ロールバックされたエージェント : モニター・エレメント

デッドロックが発生したときにロールバックされたエージェント。

エレメント ID
rolled_back_agent_id
エレメント・タイプ
情報
表 58. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
デッドロック event_deadlock 常に収集される
使用法
システム管理者はこの情報を基にして、 更新を完了できなかったアプリケーションや再始動する必要があるアプリケーションを判別できます。

rolled_back_appl_id ロールバック・アプリケーション : モニター・エレメント

デッドロックが発生したときにロールバックされたアプリケーション ID。

エレメント ID
rolled_back_appl_id
エレメント・タイプ
情報
表 59. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
デッドロック event_deadlock 常に収集される
使用法
システム管理者はこの情報を基にして、 更新を完了できなかったアプリケーションや再始動する必要があるアプリケーションを判別できます。

rolled_back_participant_no ロールバック参加アプリケーション : モニター・エレメント

ロールバックされたアプリケーションを識別する参加者の番号。

表 60. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
ロッキング - 常に収集される
デッドロック1 event_deadlock 常に収集される
1
このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなどのロック関連イベントをモニターするには、CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用してください。

使用法

システム管理者はこの情報を基にして、 更新を完了できなかったアプリケーションや始動する必要があるアプリケーションを判別できます。

rolled_back_sequence_no ロールバックされたシーケンス番号 : モニター・エレメント

デッドロックが発生したときにロールバックされたアプリケーションのシーケンス番号。

エレメント ID
rolled_back_sequence_no
エレメント・タイプ
情報
表 61. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
デッドロック event_deadlock 常に収集される
使用法
システム管理者はこの情報を基にして、 更新を完了できなかったアプリケーションや再始動する必要があるアプリケーションを判別できます。

routine_id - ルーチン ID : モニター・エレメント

固有なルーチン ID。

表 64. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activitystmt 常に収集される
作業単位 uow_package_list 常に収集される
パッケージ・キャッシュ pkgcache_metrics 常に収集される

使用法

このエレメントの値は、ビュー SYSCAT.ROUTINES の列 ROUTINEID の値と一致します。 このエレメントの値は、そのエレメントを報告する表関数や論理データ・グループによって異なります。

以下の表関数と論理データ・グループは、実行中のステートメントや、これらのステートメントに対して作動しているエージェントに関する情報を戻します。これらのインターフェースに対し、routine_id はアクティビティーを実行したルーチンを示します。例えば、プロシージャー P1 が INSERT ステートメントを実行した場合、INSERT ステートメントに対して戻される routine_id は P1 ルーチンを示します。
  • MON_GET_ACTIVITY_DETAILS
  • WLM_GET_SERVICE_CLASS_AGENTS
  • WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES
  • event_activitystmt
実行がルーチンの一部ではない場合、0 が戻されます。
以下の表関数と論理データ・グループは、パッケージ・キャッシュ内のステートメントに関する情報を戻します。これらのインターフェースに対し、routine_id は CALL ステートメントによって呼び出されたルーチンを示します。
  • MON_GET_PKG_CACHE_STMT
  • MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAIL
  • pkgcache_metrics
routine_id は、CALL ステートメントに対してのみ戻されます。他のすべてのステートメントでは、0 が戻されます。
以下の表関数は、ルーチンと、ルーチンによって実行されたステートメントに関する情報を戻します。これらのインターフェースに対し、routine_id は戻される情報に関連付けられているルーチンを示します。
  • MON_GET_ROUTINE
  • MON_GET_ROUTINE_DETAILS
  • MON_GET_ROUTINE_EXEC_LIST
  • MON_GET_SECTION_ROUTINE
以下の論理データ・グループは、作業単位内で実行されたパッケージに関する情報を戻します。このインターフェースに対し、routine_id はパッケージ内のステートメントを実行したルーチンを示します。
  • uow_package_list

routine_module_name - ルーチン・モジュール名のモニター・エレメント

ルーチンが属するモジュールの非修飾名。

このエレメントは、ルーチンがモジュールに属していない場合には NULL になります。

routine_name - ルーチン名 : モニター・エレメント

ルーチンの非修飾名。

このエレメントは、サブルーチンと動的に準備されたコンパウンド SQL ステートメント、または PL/SQL の無名ブロック用にシステム生成される場合があります。

routine_schema - ルーチン・スキーマのモニター・エレメント

ルーチンがモジュールに属していない場合はルーチンのスキーマ名。属している場合はそのモジュールのスキーマ名。

このエレメントは、サブルーチンと動的に準備されたコンパウンド SQL ステートメント、または PL/SQL の無名ブロック用にシステム生成される場合があります。

routine_type - ルーチン・タイプのモニター・エレメント

ルーチンのタイプを示します。

使用法

ルーチン・タイプは以下のいずれかになります。
C
動的に準備されたコンパウンド SQL ステートメント、または PL/SQL 無名ブロック
F
関数
P
プロシージャー
T
トリガー

rows_deleted - 削除行数 : モニター・エレメント

これは、試行された行の削除の数です。

表 69. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS BASE
表 70. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
データベース dbase_remote 基本
アプリケーション appl 基本
アプリケーション appl_remote 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 71. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
使用法
このエレメントを使用すると、データベース内の現在のアクティビティーのレベルがわかります。

このカウントには、int_rows_deleted モニター・エレメントでカウントされる試行回数は含まれません。

rows_fetched フェッチ行数 : モニター・エレメント

表から読み取られた行の数。

このモニター・エレメントは、rows_read モニター・エレメントの別名です。

注: このモニター・エレメントは、この情報を記録する対象としたメンバーにおける値のみを報告します。 複数メンバー・データベース環境の場合、これらの値は、アクティビティー全体での総量を正確に示していない場合があります。
表 72. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity ステートメント

使用法

詳しくは、rows_read モニター・エレメントを参照してください。

rows_inserted - 挿入行数 : モニター・エレメント

試行された行の挿入の数。

表 73. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS BASE
表 74. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
データベース dbase_remote 基本
アプリケーション appl 基本
アプリケーション appl_remote 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 75. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
使用法
このエレメントを使用すると、データベース内の現在のアクティビティーのレベルがわかります。

フェデレーテッド・システムの場合は、 状況によってはフェデレーテッド・サーバーが INSERT FROM SUBSELECT をデータ・ソースにプッシュできるので、 INSERT ステートメントごとに複数の行を挿入できます。

このカウントには、int_rows_inserted モニター・エレメントでカウントされる試行回数は含まれません。

rows_modified 変更行数 : モニター・エレメント

挿入、更新、または削除された行数。

このモニター・エレメントは、rows_written モニター・エレメントの別名です。

このモニター・エレメントには、永続表および一時表の行のアクティビティーが含まれます。 状況によっては、その値がモニター・エレメント rows_insertedrows_updated、および rows_deleted の合計より大きくなる場合があります。

表 76. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 77. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
アクティビティー event_activity ステートメント
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

詳しくは、rows_written モニター・エレメントを参照してください。

rows_read - 読み取り行数 : モニター・エレメント

表から読み取られた行の数。

表 78. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_EXEC_LIST 表関数 - ルーチンによって実行されるステートメントのリストの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す ACTIVITY METRICS BASE
表 79. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
table
アプリケーション appl 基本
アプリケーション stmt 基本
アプリケーション subsection ステートメント
動的 SQL dynsql ステートメント
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 80. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
接続 event_conn 常に収集される
event_table 常に収集される
ステートメント event_stmt 常に収集される
トランザクション event_xact 常に収集される
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

このエレメントを使用すると、使用率が高く、 新たな索引を追加する必要があるような表を識別できます。 不要な索引の保守を回避するには、SQL EXPLAIN ステートメントを使用して、パッケージが索引を使用するかどうかを判別します。

このカウントは、呼び出し側のアプリケーションに戻された行数ではありません。 結果セットを戻すために、 読み取りが必要になった行数です。 例えば、次のステートメントを使用すると、アプリケーションに戻されるのは 1 行ですが、 平均給与を判別するために多数の行が読み取られます。
 
     SELECT AVG(SALARY) FROM USERID.EMPLOYEE

このカウントには、overflow_accesses モニター・エレメントの値が含まれます。 ただし、索引アクセスは含まれません。 つまり、アクセス・プランが索引アクセスだけを使用して、実際の行を見るために表の読み取りを行わなければ、rows_read モニター・エレメントの値は増えません。

rows_returned 戻り行数 : モニター・エレメント

rows_returned モニター・エレメントは、選択されてアプリケーションに戻された行の数です。 このエレメントは、アクティビティー・レコードが部分的な場合 (例えば、アクティビティーがまだ実行中に収集された場合、またはメモリーの制約のために完全なアクティビティー・レコードをイベント・モニターに書き込むことができなかったとき) に、値が 0 になります。

このモニター・エレメントは、fetch_count モニター・エレメントの別名です。

表 81. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ内の SQL ステートメント・アクティビティー・メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ項目の詳細メトリックの取得 ACTIVITY METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す REQUEST METRICS BASE
表 82. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
アクティビティー event_activity (details_xml 文書に報告されます) ACTIVITY METRICS BASE
アクティビティー event_activitymetrics ACTIVITY METRICS BASE
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE
アクティビティー event_activity 常に収集される
パッケージ・キャッシュ activity_metrics 文書に報告されます。 ACTIVITY METRICS BASE

使用法

このエレメントを使用すると、アプリケーションに戻される行数のしきい値を判別する助けになります。または、そのようなしきい値が正しく構成され、作動しているかを検証するために使用できます。

rows_returned_top 実際の戻り行数の最上位 : モニター・エレメント

rows_returned_top モニター・エレメントは、サービス・クラスまたは作業クラスでの、すべてのネスト・レベルにおける DML アクティビティーの実際の戻り行数の最高水準点です。 サービス・クラスでは、サービス・クラスの COLLECT AGGREGATE ACTIVITY DATA が NONE に設定されている場合、このモニター・エレメントは -1 を返します。作業クラスでは、その作業クラスに COLLECT AGGREGATE ACTIVITY DATA 作業アクションが指定されていない場合、このモニター・エレメントは -1 を返します。ワークロードでは、ワークロードの COLLECT AGGREGATE ACTIVITY DATA が NONE に設定されている場合、このモニター・エレメントは -1 を返します。

サービス・クラスの場合、REMAP ACTIVITY アクションを使用してサービス・サブクラス間のアクティビティーを再マップすると、アクティビティーが完了したサービス・サブクラスの rows_returned_top 最高水準点のみが更新されます。アクティビティーがマップされたサービス・サブクラスでも、アクティビティーがそこで完了しなかった場合、そのサービス・サブクラスの最高水準点は何も影響を受けません。

表 83. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
統計 event_scstats -
統計 event_wcstats -
統計 event_wlstats -

使用法

このエレメントを使用して、収集された時間間隔にサービス・クラス、ワークロード、または作業クラス用のメンバーで到達した DML アクティビティーの実際の戻り行数の最大数を調べることができます。

rows_selected 選択行数 : モニター・エレメント

これは、選択されてアプリケーションに戻された行の数です。

表 84. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
データベース dbase_remote 基本
アプリケーション appl 基本
アプリケーション appl_remote 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 85. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
使用法
このエレメントを使用すると、データベース内の現在のアクティビティーのレベルがわかります。

このエレメントには、 COUNT(*) や結合などのアクションで読み込まれた行のカウントは含まれません。

フェデレーテッド・システムの場合は、 データ・ソースからフェデレーテッド・サーバーに行を戻すのに要する平均時間を計算できます。
   平均時間 = 戻された行数 / 照会応答合計時間
この結果を使用すると、SYSCAT.SERVERS 内の CPU 速度または通信速度などのパラメーターを変更できます。 これらのパラメーターを変更すると、 オプティマイザーが要求をデータ・ソースに送信するかしないかに影響を与えます。
注: モニター対象のゲートウェイが DB2 データベース・バージョン 7.2 以前のものである場合は、このエレメントはスナップショット・モニターの dcs_dbase および dcs_appl 論理データ・グループで収集されます。

rows_updated - 更新行数 : モニター・エレメント

これは、試行された行の更新の数です。

表 86. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル
MON_GET_TABLE 表関数 - 表メトリックの取得 常に収集される
MON_GET_TABLE_USAGE_LIST 表関数 - 表使用リストからの情報を返す DATA OBJECT METRICS BASE
表 87. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース dbase 基本
データベース dbase_remote 基本
アプリケーション appl 基本
アプリケーション appl_remote 基本
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 88. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
データベース event_db 常に収集される
接続 event_conn 常に収集される
使用法
このエレメントを使用すると、データベース内の現在のアクティビティーのレベルがわかります。

この値には、int_rows_updated モニター・エレメントでカウントされる更新は含まれません。 ただし、複数の UPDATE ステートメントにより更新された行は、更新ごとにカウントされます。

rows_written 書き込み行数 : モニター・エレメント

これは、表内で変更 (挿入、削除、または更新) された行の数です。

表 89. スナップショット・モニター情報
スナップショット・レベル 論理データ・グループ モニター・スイッチ
table 基本
アプリケーション appl 基本
アプリケーション stmt 基本
アプリケーション subsection ステートメント
動的 SQL dynsql ステートメント
スナップショット・モニターの場合、このカウンターはリセットできます。
表 90. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
接続 event_conn 常に収集される
event_table 常に収集される
ステートメント event_stmt 常に収集される
トランザクション event_xact 常に収集される
使用法
表レベルの情報で数値が高い場合は表の使用率が高いことを示しているため、 Run Statistics (RUNSTATS) ユーティリティーを使用して、 この表に使用されるパッケージの効率を維持する必要があります。

アプリケーション接続、ステートメント、および dynsql 論理データ・グループでは、一時表で挿入、更新および削除があった行数がこのエレメントに含まれます。 状況によっては、その値がモニター・エレメント rows_insertedrows_updated、および rows_deleted の合計より大きくなる場合があります。

アプリケーション、トランザクション、 およびステートメントのレベルでこのエレメントを使用すると、 相対的アクティビティー・レベルを解析したり、調整できる項目を見つけるのに便利です。

rqsts_completed_total - 完了した要求の合計 : モニター・エレメント

実行された要求の合計数。アプリケーション要求と内部要求の両方を含みます。 サービス・サブクラスでは、このモニター・エレメントは要求が完了した場合にのみ更新されます。 異なるサービス・サブクラス間を要求が移動した場合、2 回カウントされることはありません。

表 91. 表関数モニター情報
表関数 モニター・エレメントの収集レベル:
MON_FORMAT_XML_METRICS_BY_ROW - すべてのメトリックに関するフォーマット設定された行ベースの出力の取得 適用外: フォーマット関数への入力として与えられた XML 文書内に含まれているエレメントをすべて報告する
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_ROUTINE_DETAILS 表関数 - ルーチンの集約された実行メトリックの詳細の取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表 関数 - サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 作業単位の詳細メトリックの取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 REQUEST METRICS BASE
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) REQUEST METRICS BASE
表 92. イベント・モニター情報
イベント・タイプ 論理データ・グループ モニター・スイッチ
統計 event_scstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
統計 event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) REQUEST METRICS BASE
作業単位 system_metrics 文書に報告されます。 REQUEST METRICS BASE