雲、円グラフ、接続されたアプリのピクトグラムをコラージュしたイラスト

公開日:2024年7月23日
寄稿者: Tim Mucci

データ駆動型の意思決定とは

データ駆動型の意思決定(DDDM)は、直感ではなくデータと分析を用いてビジネス上の意思決定を行うことを重視するアプローチです。これを実現するには、顧客からのフィードバック、市場動向、財務データなどのデータ・ソースを活用して、意思決定プロセスを進める必要があります。データを収集、分析、解釈することで、組織はビジネスの目標や目的に合わせたより適切な意思決定を行うことができます。

人類は毎日4億274万テラバイトを超えるデータを生み出しています1(ibm.com外部へのリンク)。この豊富なデータを収集して処理すれば、企業はビジネス目標の達成と優れた顧客体験の提供につながる効果的な意思決定を行うことができます。データ駆動型の意思決定により、企業はリアルタイムで洞察を得て予測を立て、パフォーマンスを最適化し、そして新しいストラテジーをテストすることができます。このような情報に基づいた意思決定は持続可能な成長と収益性につながりますが、直感に頼ると逆の結果をもたらす可能性があります。データは意思決定を行うための確固たる基盤を提供するとともに、不確実性を減らし、信頼性を高めます。

データ駆動型の意思決定のメリット

データ駆動型の文化を取り入れている組織では、顧客満足度の向上や、戦略的計画の改善といったメリットが見られます。

顧客エンゲージメントと顧客満足度

ある世界的なオンライン小売業者は、顧客データを幅広く利用して、ターゲットを絞ったマーケティング・キャンペーンを展開し、レコメンデーション・エンジンを強化しています。顧客データを分析することで、同社はパーソナライズされたショッピング体験や非常にターゲットを絞ったマーケティング・キャンペーンを生み出すことができます。

また、製品推奨のパーソナライズ化に加え、動的な価格ストラテジーにも顧客データを使用しています。競合他社の価格、市場動向、顧客の需要をリアルタイムで監視することで、価格を調整し、競争力を維持すると同時に、収益を最適化しています。

顧客維持率の向上

ある人気のオンライン・ストリーミング・サービスは、データを使用して推奨事項をパーソナライズし、顧客離れを減らしています。このプラットフォームは、閲覧履歴、評価、さらには特定のコンテンツの閲覧時間など、膨大な量の顧客データを使用して、推奨事項をカスタマイズします。このパーソナライゼーションでは、ユーザーの行動を分析して個人の好みに合ったコンテンツを提案する高度なアルゴリズムが活用されています。

同社は、顧客をさらに維持し、顧客離れを減らすためにいくつかのストラテジーを採用しています。最も効果的な方法の1つは、ユーザーの好みに合ったコンテンツを継続的に表示する推奨アルゴリズムです。このアルゴリズムは、次に閲覧すべきコンテンツを推奨するだけでなく、閲覧者一人ひとりにアピールするためにタイトルの視覚的なプレゼンテーションをカスタマイズします。ユーザーが楽しめるようなコンテンツを継続的に提供することで、サブスクライバーがサービスをキャンセルするリスクを最小限に抑えています。

積極的なビジネス慣行

予測分析により、企業は傾向や課題を予測し、先を見越したアクションを取ることができます。金融機関は、高度な機械学習(ML)アルゴリズムを使用して、不正行為を検知、防止しています。不正行為に対抗するための積極的な取り組みは、顧客を金銭的損失から守り、組織への信頼を高めます。

公益事業会社は、機械学習とデータ分析を利用して、エネルギー消費パターンを正確に予測します。大量のリアルタイム・データを分析するには、時間帯、曜日、過去のエネルギー負荷といった要素を考慮した予測分析を行う必要があります。各組織は同じプロセスを製造業やサプライチェーンで利用し、オンデマンド予測をリアルタイムで行うことができます。

より優れた戦略計画

データの洞察は、現実的な戦略計画の策定に役立ちます。ある世界的なコーヒー・ブランドは、地理情報システム(GIS)テクノロジーを使用して、拠点選択ストラテジーを最適化しています。このテクノロジーにより、地域の人口統計、交通パターン、その他の関連データを分析することが可能になり、この精度の高い拠点選択ストラテジーが結果として、新店舗の業績向上と売上の増加をもたらしています。

成長の機会

市場のダイナミクスと顧客の好みを分析、理解するeコマース小売業者は、未開拓の顧客セグメントを特定して、革新的な製品やサービスを開発することで、新しい市場、顧客セグメント、製品の販売拡大の機会を特定することができます。

データ駆動型の反復的な意思決定のアプローチにより、企業はストラテジーに磨きをかけ、急速に変化する環境でも競争力を維持することができます。主要なストリーミング動画サービスは、情報データ分析を活用して、コンテンツ作成と市場拡大プロセスのさまざまな側面にそれを反映させています。

戦略的在庫管理

ある多国籍小売業者は、特に自然災害に備えて在庫管理にデータを活用しています。同社は、過去の販売データを分析することで、ハリケーンの前に特定の製品の売上が急増することに気付きました。何兆バイトもの販売データをマイニングすることで得られたこの洞察により、リーダーたちは嵐を予測して、これらの商品を大量に仕入れ、顧客の需要増に対応できるようになりました。

さらに、同社は予測分析を用いて、過去のデータ、天候パターン、その他の外部要因に基づいて、さまざまな製品の需要を予測しています。これにより、在庫レベルを動的に調整し、顧客が必要とするときに必要な商品を確実に入手できるようにしています。ビッグデータと分析の使用は、サプライチェーン運用の最適化にまで及び、リアルタイム・データは、企業が店舗や配送センター全体の在庫レベルを効率的に管理するのに役立っています。

バイアスの防止

データ駆動型の意思決定は、個人的なバイアスを最小限に抑え、客観性を維持します。米国に本拠を置くあるエネルギー会社は、意思決定プロセスの一環としてさまざまな脱バイアス手法を導入しました。そして、リーダーと従業員の認知バイアスに対する認識を高めるプログラムを確立しました。このようなストラテジーは、さまざまな視点を受け入れ、意思決定が階級的バイアスや確証バイアスの影響を受けないことを保証します。

データ駆動型の意思決定のベスト・プラクティス

どの組織も、全体としてデータに基づいた意思決定を統合するための6つのステップを踏むことで、メリットを得ることができます。このようなベスト・プラクティスを取り入れることで、データ分析から導き出されたストラテジーを実行し、その影響を測定することができます。

  1. 目標を定義する:このステップでは、組織の目標を明確に示すことが求められます。目標を定義したら、その目標を達成するために、焦点を絞り、目的を持って取り組むことができます。
  2. データを特定、準備、収集する:このステップでは、明確な目標の設定、データ・ニーズの決定、データ・ソースの評価および準備、そしてデータの体系的な収集および検証を行います。
  3. 整理して調査する:ここでは、データを構造化し、新しいパターン、傾向、貴重な洞察を明らかにします。データをクリーニングすると、その精度と信頼性が確保されます。データを可視化することで、未加工データからはすぐにはわからないパターン、外れ値、傾向を特定することができます。
  4. データ分析を行う:このステップでは、さまざまな手法や方法を使用することで、未加工データが実行可能な洞察に変換され、ビジネス・ストラテジーに役立つパターン、相関関係、傾向が明らかになります。データ分析を行うことで、戦略的な意思決定を推進し、全体的なパフォーマンスを向上させることができます。
  5. 結論を出す:ここでは、データ分析の主要な結果をレビューし、適切なビジネス・コンテキストに落とし込み、実行可能な洞察と推奨事項を作成します。実践的な結論は、ビジネスの成功を推進する有意義な行動につながります。
  6. 実行し評価する:この最後のステップは、洞察を検証し、結果を測定するために非常に重要です。データ駆動型の推奨事項をベースに行動計画が作成され、リソースが割り当てられ、取り組みの進捗状況が継続的に監視されます。事前定義された重要業績評価指標(KPI)に照らして広範な結果が測定されたうえで、具体的に分析され、フィードバックが収集されます。そして、その情報に基づいて、監視と反復的な改善が継続される中で調整が行われます。このステップでは、経験的証拠やフィードバックに基づいてストラテジーと計画の調整を行う基盤となる情報が提供されます。
データ駆動型の意思決定の課題

データ駆動型の意思決定を行う場合、組織が効果的に対処しなければならないいくつかの課題が発生します。重要な問題の1つは、データ品質を軽視することです。データの品質が悪いと、不正確な分析や誤った判断につながり、データ駆動型のストラテジーの価値が損なわれる可能性があります。

多くの組織では、データは部門ごとに異なるシステムや形式で保存されているため、データを統合して包括的に分析することは困難です。このハードルを克服し、総合的な意思決定を可能にするには、データ統合ソリューションの導入が不可欠です。

多くの場合、もう1つの重要な課題は、データ・リテラシーです。従業員はデータを効果的に解釈して使用するために必要なスキルが不足しており、誤った解釈や最適とはいえない意思決定につながる可能性があります。データ駆動型のアプローチのメリットを最大限に活用するには、継続的なトレーニングを行うことと、データ・リテラシー文化を育むことが不可欠です。

過去のデータに過度に依存することも問題となる場合があります。過去のデータは価値がありますが、特に急速に変化する環境においては、将来の傾向を正確に予測できない可能性があります。適切でタイムリーな意思決定を行うには、過去のデータと、リアルタイム分析および将来に向けた指標のバランスを取ることが不可欠です。

確証バイアスは、データ分析を歪める可能性があります。意思決定者は、先入観を裏付けるためにデータを選択して解釈することで、偏った結果をもたらす場合があります。客観的な分析と批判的思考を奨励することで、このバイアスを軽減できます。また、洞察の伝達が不十分であることも同様の課題といえます。最も正確なデータであっても、利害関係者に説得力を持って明確に伝えなければ役に立たない可能性があります。

データ・セキュリティーをおろそかにすると、リスクが生じます。データを侵害から保護し、データ・プライバシー規制の遵守を証明することは、信頼を維持し、法的影響を回避するために極めて重要です。

データ駆動型の意思決定に使用されるデータ分析の種類

企業は、意思決定プロセスに役立つビジネス分析の種類を理解することでメリットを得ることができます。

記述的分析は、データ集約およびマイニングを通じて過去のデータを記述して要約することで、過去のパフォーマンスに関する洞察を提供することを目的としています。このタイプの分析は、月次販売レポート、顧客満足度調査、Webサイトのトラフィック分析の作成に使用されます。

診断的分析は、ある事象がなぜ起こったのかを特定することに重点を置いています。この分析では、データ検出、マイニング、相関関係の特定を行い、売上の減少や顧客からの苦情の急増など、傾向やインシデントの根本原因を明らかにする必要があります。

予測的分析とは、過去のデータに基づいて、将来の傾向や結果を予測するというものです。企業は、統計モデル、機械学習、予測手法を使用することで、売上や顧客の行動をより効果的に予測し、リスクを管理することができます。

処方的分析とは、データに基づいてアクションを推奨することで、一歩先に踏み込むというものです。このタイプは、予測分析と最適化アルゴリズムを組み合わせて最善策を提案することで、サプライチェーンの最適化、マーケティング・キャンペーン・ストラテジー、リソース割り当ての決定を支援します。

探索的分析は、特定の仮説を立てずに、データ内のパターン、関係性、または異常を発見するために使用されます。データの可視化、クラスタリング、次元削減といった手法は、新市場セグメントの特定、顧客の人口統計の調査、予期しない相関関係の発見に役立ちます。

推論分析は、データ・サンプルを使用して、母集団に関する推論を行います。この分析は、回帰分析、仮説検定、信頼区間などの統計的検定を採用しており、市場調査研究、製品テスト、消費者の嗜好調査に役立ちます。

定性分析は、概念、意見、体験を理解するために、数値以外のデータに焦点を当てます。コンテンツ分析、テーマ分析、テキスト・マイニングなどの手法を用いて、顧客からのフィードバックやソーシャル・メディアのセンチメントを分析し、市場調査インタビューを実施します。

定量分析とは、数値データを分析して変数を定量化し、統計分析、数学的モデリング、計算手法を用いてパターンを明らかにするというものです。このタイプの分析は、財務モデリング、運用メトリクス分析、業績測定に不可欠です。

リアルタイム分析では、データが生成された時点で分析を行う必要があるので、即座に洞察を得ることができます。ストリーミング分析、リアルタイム・ダッシュボード、イベント処理を用いることで、企業は不正行為を検知するだけでなく、リアルタイムで在庫を管理し、さらにはライブのカスタマー・サポートを監視することもできます。

適切なツールへの投資

データ駆動型の意思決定を支援するツールへの投資を検討している組織には、データを効果的に収集、分析、使用するのに役立つ高度なテクノロジーとプラットフォームがいくつか用意されています。

ビジネス・インテリジェンス(BI)ツール

BIツールはデータの可視化機能を備えているので、ユーザーは対話式で共有可能なダッシュボードを作成することができます。複数のデータ・ソースに接続するツールで、データ分析に広く使用されています。

データ・ウェアハウジング・ソリューション

クラウドベースのデータウェアハウスは、優れた拡張性と柔軟性を提供し、さまざまなデータ統合および分析ツールに対応しています。

機械学習プラットフォームとAIプラットフォーム

これらのプラットフォームは、AutoMLといった一連の機械学習ツールとサービスを包括的に提供します。これにより、ユーザーはコーディングの経験があまりなくても、カスタマイズされたMLモデルを構築できます。多くの場合、クラウドベースのトレーニング環境を提供し、さまざまな分析サービスと統合します。

データ統合ツールとETL(抽出、変換、ロード)ツール

これらのツールは、組織がさまざまなソースからのデータを管理し、統一された形式に変換するのに役立ちます。多くの場合、複雑な統合のニーズに応えるため、データ・ガバナンスとクラウド・データ管理をサポートしています。

データの分析と可視化

これらのツールはデータを可視化し、連想データのインデックス作成をサポートするため、ユーザーは隠れた洞察を発見することができます。また、データベースに直接接続すると、データ分析やレポート作成をリアルタイムで行うこともできます。

ビッグデータ処理フレームワーク

オープンソースのビッグデータ処理フレームワークは数多くあります。大量のデータを使用する必要がある組織は、バッチ処理とストリーム処理に対応するプラットフォームを検討し、速度と大規模な分析を処理する能力を確保する必要があります。

データ・ガバナンス・ツール

ガバナンス・プラットフォームは、組織がデータ品質、リネージュ、コンプライアンスを管理するのに役立ち、データ・スチュワードシップとメタデータ管理のためのツールを提供します。

データ駆動型の組織での役割

データ駆動型の組織では、データを効果的に使用し、データ駆動型の文化を構築するために、データサイエンスに関するいくつかの重要な役割が不可欠です。データ・アナリスト、データ・マネージャー、データサイエンティストに加え、データ駆動型の意思決定を行う取り組みにおいて組織を成功に導く重要な役割は他にもあります。

データ・エンジニアは、データの収集、保存、処理に必要なインフラストラクチャーやシステムを設計、構築、保守します。データ・エンジニアが、データ・パイプラインの効率性、拡張性、信頼性を維持することにより、データはさまざまなソースから分析プラットフォームへとスムーズに流れることができます。

データ・アーキテクトは、組織全体のデータ・アーキテクチャーの設計と実装を担当します。データ管理システムの青写真を作成することで、データは整理、統合され、アクセス可能な状態になります。

ビジネス・インテリジェンス(BI)開発者は、ダッシュボードやレポート・システムなどのBIソリューションを開発、管理します。可視化ツールを使って未加工データを意味のある洞察に変換し、利害関係者が情報に基づいた意思決定を行えるよう支援します。

機械学習エンジニアは、機械学習モデルの構築、導入、保守を行うスペシャリストです。彼らはデータサイエンティストと緊密に連携して、結果を予測し、意思決定プロセスを自動化できるアルゴリズムを実装します。

最高データ責任者(CDO)は、経営幹部として、組織のデータ・ストラテジーとガバナンスを監督する役割を担っており、データに関する取り組みが、ビジネス目標、コンプライアンス標準、ベスト・プラクティスに合致しているかを確認します。

最高AI責任者( CAIO は、経営幹部として、AIの導入に関する複雑な問題を組織が解決できるようサポートする役割を担っており、戦略的リーダーシップを発揮するとともに、AIテクノロジーの開発、ストラテジー、実装を監督します。

データ・アナリストは、複雑なデータ・セットを分析して解釈し、実行可能な洞察を提供する専門家で、統計的手法とツールを使用して、傾向、パターン、相関関係を特定します。

データベース管理者(DBA)は、データベース・システムを管理、保守します。また、データを保護するとともに、データが、安全に保管されていること、定期的にバックアップされていること、効率的に取り出せることを確認します。さらに、データベースのパフォーマンスを最適化し、データ関連の問題を解決します。

データ・プライバシー責任者は、データ処理慣行が、プライバシー法および規制に準拠していることを確認する責任を担っており、機密情報を保護し、顧客の信頼を維持するためのポリシーおよび慣行を策定します。

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脚注