コンテナ・ライセンスは、Kubernetesオーケストレーションで実行されるコンテナ内のソフトウェアのライセンスに焦点を当てています。コンテナとは、システムの他の部分から分離されている1つ以上のプロセスのセットであり、プロセスの実行に必要なすべてのファイルは個別のイメージから提供されます。
サブ・キャパシティー・ライセンスは、仮想化テクノロジー(つまり、仮想マシン)を採用する環境内のサーバーのフル・キャパシティーよりも要求される容量が少ないライセンスを処理します。
デプロイメントでKubernetesオーケストレーションを備えたコンテナを利用している場合、コンテナ・ライセンスでは、コンテナが動作している可能性のあるクラスター全体のライセンスを取得する必要はなく、コンテナ化された製品で利用可能な容量のみをライセンスすることができます。
さらに、コンテナ・ライセンスにより、各ワーカーノードやポッドを次の完全な整数までカウントする必要はなく、クラスター全体で分数コアをカウントできます。
また、IBM® License Serviceは、ライセンス使用状況データの収集を自動化して、お客様がクラスター全体のソフトウェアのリソース使用状況を特定できるようにします。これにより、ライセンスが付与された権限を調整して、コンプライアンスを維持できるようになります。
はい、
クライアントは、任意のKubernetesベースのソリューションにデプロイできます。
注記:
現在、サポートされているのはLinuxベースのコンテナのみです。
IBMは、プライベートクラウド(またはオンプレミス)において3種類のライセンスを提供しています。
Kubernetesがクラスター全体にコンテナをデプロイする方法の性質上、IBM License Metric Toolでサブ・キャパシティーを使用することはできません。したがって、Kubernetesオーケストレーションと並行してコンテナを利用する場合は、コンテナ・ライセンスを使用するか、サーバー上のすべてのクラスターの全容量のライセンスを取得する必要があります。
ソフトウェアのライセンス方法は、ソフトウェアのデプロイ方法に依存します。
すべてのデプロイメントは、ソフトウェアが展開されている(または展開される可能性のある)ノードの全容量をライセンスすることも可能です。したがって、コンテナ・ライセンスによるオーケストレーションでコンテナにソフトウェアをデプロイし、その後環境全体または一部をVMに戻す場合、その時点でVM上にある部分はサブ・キャパシティー・ライセンスでライセンスすることができます。
お客様は、IBM License Metric Toolではなく、IBM License Serviceを維持する必要があります(注:サブ・キャパシティーのデプロイメントでは、IBM License Metric Toolを引き続き使用する必要があります)。これ以外では、監査とコンプライアンスは、International Passport Advantage Agreementに記載されているサブ・キャパシティー・ライセンス・ルールと同様です。
IBM License Serviceは、コンテナ化されたソフトウェアのライセンスの使用状況を自動的に追跡することができます。お客様は、ライセンスされたプログラム(およびCloud Paks内のソリューション)のピーク利用可能容量を日次で提供する、IBM License Serviceが出力する使用状況レポートを利用できます。これにより、お客様はライセンスに紐付けて使用状況を確認し、事前対応的に調整を行うことができます。
各プログラムに付属している、事前設定されたresources.limits.cpu設定は、すべての QA、パフォーマンス・テストなどで使用されます。IBMでは、これらの設定の変更は推奨していませんが、変更する場合は、まず製品のドキュメンテーションを参照して、プログラムで許容される文書化された範囲をご確認ください。
IBMコンテナ・ライセンスページに概説されているように、必要な権限はプログラムのvCPU全容量に基づいてライセンスされます。つまり、カウント方法によって定義される、ポッドで使用可能なvCPUの合計量です。
注意:CPU制限のないコンテナを含むポッドは、vCPU容量がワーカー・ノード容量と同等であると見なされます。
一般的なライセンス契約(サブ・キャパシティーを含む)の場合、PVUメトリクスに基づくライセンスを取得するお客様は、Processor Value Unit ライセンスのWebページの表に基づいて、コア値に対するPVUを決定する必要があります。これはコンテナには必須ではなく、すべてのデプロイメントは1コアに対して70PVUで評価されます。
つまり、Programのポッドのグループでは、サーバーのクラスター全体でコアの数が合計され、その後合算されます。例:
合計 -> 1.9コア -> 2.0コア分請求 -> 2 VPCまたは140 PVU
Cloud Paksの場合、クラスターの四捨五入はCloud PaksではなくBundled Solutionレベルで行われます。
IBMは、実際の使用量ではなく、潜在的な容量に基づいてコンテナにライセンスを供与します。コンテナに制限がない場合、そのコンテナの潜在的な容量は、ノードの容量全体になります。コンテナはそれにしたがって課金されてしまいます。
Programのポッド容量の合計がワーカー・ノードの容量を超える場合は、ワーカー・ノードの容量が使用されます。例:
ノード容量 = 8コア
合計 = 3+3+3 = 9コア -> ライセンスの上限があるため、8コア。
Cloud Pakデプロイメントの場合、上限はCloud PakではなくBundled Solutionレベルです。
上限 | VMまたは物理サーバーのコアのうち、容量が小さい方をライセンス | ポッドまたは物理サーバーのコアのうち、容量が小さい方をライセンス |
小数点以下のコア | 非対応 | クラスター・レベルでの切り上げ |
コアあたりのPVU数 | チップセットによって異なる | コアあたり70PVUに固定 |
容量要件 | VMの容量に対してライセンス | ポッドの容量に対してライセンス |
License Usage Tool | IBM License Metric Tool | IBMライセンスサービス |
VMマネージャーの要件 | はい、サブキャップ製品を実行しているすべてのノードにインストールする必要があります | いいえ |
手動カウント | 例外的に許可 | 許可されていません |
IBMは従来、ライセンス期間全体のピーク容量に基づいてソフトウェアの料金を請求してきました。たとえば、年間ライセンスでProgramは通常8コアを使用していましたが、11月には12コアを使用した場合、その年間のライセンス料金は12コアになります。
これは、コンテナ化のライセンスでも変わりません。IBM License Serviceは、アプリケーションのポッド(およびコア)の数を頻繁に計測しながら、ライセンスの使用状況を追跡します。したがって、使用のピークがそのライセンス期間に対するライセンス要件として採用されます。
Cloud Paks(Cloud Paks for Data以外)はCloud Paksの比率を考慮していることに注意してください。したがって、ある時点で、3:1の比率のProgram Aが9コアを使用し、1:1の比率のProgram Bが4コアを使用している場合、7コアがクラウドの最高水準となります(9/3 -> 3 + 4/1 -> 4 = 7)
はい。最小ライセンス要件は1コアです。
文書化された手順に基づいてVPCを手動で集計できます。
License Service Reporterを使用できます。
はい。ただし、License Serviceバージョン1.18 を使用する必要があります。これよりも古いバージョンのLicense Serviceを使用している場合は、Rolling Upgradeによって過剰カウントが発生する可能性があります。そのような状況が発生した場合は、システム・ログを保存・アーカイブし、ライセンス使用状況レポートに添付してください。
License Service Reporterを使用できます。
IBM License Metric Toolと同様、IBM License Serviceは無料です。
はい。Bring Your Own Software License(BYOSL)プログラムを利用できます。利用可能なプロバイダーはBYOSLページに一覧表記されています。
IBM License Serviceの利用を遵守していないお客様には、クラスタ全体の全コアの料金が請求されます。これは、Kubernetesを利用すると、クラスタ全体の任意のノードでコンテナを起動できるためです。したがって、1つのプログラムがクラスターの全容量を利用するコンテナを持つ可能性があります。
コンテナ・ライセンスの新規で利用されるお客様は、対象となるコンテナ製品を最初にデプロイメントしてから90日以内にIBM License Serviceを実装する必要があります。
既にコンテナを利用されているお客様は、新しいバージョン、リリース、または変更がコンテナ・ライセンスの条件に従って利用可能になった際に、速やかにアップグレードする必要があります。
Kubernetes環境は複雑で、デプロイメントも急速に変化しているため、手動によるレポート作成は現実的ではないと考えられてきました。したがって、例外は許可されません。Kubernetesオーケストレーションを使用してコンテナをデプロイする場合は、IBM License Serviceを使用する必要があります。
はい。IBM License Serviceは必須です。
IBM License Serviceは、Kubernetesスケジューラーによって決定される通り、クラスター内のワーカーノード内のポッドで実行されます。
クラスターが複数ある場合、License Serviceはコンテナ化されたソフトウェアがデプロイされる各クラスターにインストールされます(お客様がインストールを確認し、License Serviceを正常に維持する必要があります)。
License Serviceは、こうした統合を可能にするデータを出力します。ただし、手動で行う必要があります。お客様は、この機能を自動化するためにLicense Service Reporterを利用することも可能です。
IBM License Service Reporterは、複数のクラスターおよびIBM License Metric ToolからIBM License Serviceのデータを収集・集約します。詳細については、IBM License Serviceのドキュメンテーションを参照してください。
コンテナ・ライセンスを利用する対象プログラムをインストールしてから90日以内に、i)IBM License Serviceがインストールされ、適切に構成され(Programのドキュメンテーションを参照)、実行され、保守されているかどうかを確認するか、 ii)IBM License Serviceがインストールされておらず適切に設定されていない場合は、ユーザー・ガイドに従って、IBM License Serviceを取得、インストール、構成、および保守することが必要です。
適格な各コンテナについて、レポート期間全体(暦四半期の最初の月の1日から始まる、またはツールのインストール時の最初のレポートを作成する目的における最初の日付から始まり、当該四半期の最終月の末日で終わる期間)に関するIBM Use Reportsを四半期ごとに作成し、2年間維持します。その四半期中に発生した製品のデプロイメントは、デプロイメントの日付時点でレポートが開始されます。
製品ライセンス文書は、各製品の要件を定義しています。
IBM License Serviceは、コンテナ化されたソフトウェアを各IBM Cloud Pakのサービスを経由し、かつIBM認定コンテナ内にデプロイするとき、プリインストールされている場合があります。初めてコンテナをデプロイメントする際にインストールを確認してください。IBM License Serviceがインストールされていない場合は、製品サポートまたは talk2sam@us.ibm.comまでお問い合わせください。
IBM License Serviceには部品番号はありません。
いいえ。IBM License Serviceには、無料のOCPエンタイトルメントは付属しません。License ServiceはIBM Cloud Pakのサービスに含まれているため、Cloud Paksの利用可能なOCPエンタイトルメント、またはお客様がRed Hat社から直接取得するエンタイトルメントを活用します。
License ServiceがCloud Paksの外で利用される場合、License Serviceに必要となる諸経費はお客様のご負担となります。
License Serviceはリソースをほとんど消費しない軽量なツールです。詳細についてはナレッジ・センターのドキュメンテーションをご参照ください。
コンテナ化された環境のみを実行している場合は、IBM License Metric Toolは必要ありません。しかし、IBM License Metric Toolは、サブ・キャパシティー(仮想マシン)環境ではまだ必要です。ハイブリッド環境の場合は、両方のツールをインストールする必要があります。
お客様は、IBM License Metric Toolではなく、IBM License Serviceを維持する必要があります(注:サブ・キャパシティーのデプロイメントでは、IBM License Metric Toolを引き続き使用する必要があります)。これ以外では、監査とコンプライアンスは、International Passport Advantage Agreementに記載されているサブ・キャパシティー・ライセンス・ルールと同様です。
IBM License Serviceは、コンテナ化されたソフトウェアのライセンスの使用状況を自動的に追跡することができます。お客様は、ライセンスされたプログラム(およびCloud Paks内のソリューション)のピーク利用可能容量を日次で提供する、IBM License Serviceが出力する使用状況レポートを利用できます。これにより、お客様はライセンスに紐付けて使用状況を確認し、事前対応的に調整を行うことができます。