多額のサイバー投資にもかかわらず、アイデンティティーが主要な攻撃経路となっており、すべてのサイバー攻撃の61%には認証情報の盗難または悪用が関係しています1 。それぞれに独自のアイデンティティー管理を必要とする多様なクラウド環境の急増と、レガシー・システムの複雑さにより、すべてを一望することが困難となるだけではなく、IDがサイロ化され、リスクが高まっています。
IBM Verify Directoryは、既存のアイデンティティー・ツールとシームレスに統合され、組織が次のことを行えるように支援します。
ランドスケープ全体にわたる特定のアイデンティティーについて、信頼できる単一ビューを作成します。IBMは、信頼できる唯一の情報源、管理、実施を提供することで、より多くのインテリジェンス、洞察に富んだユースケース、脅威の検知を可能にすると同時に、アイデンティティー・ファブリックの構築を支援します。
数億件のアイデンティティー管理や毎秒5,000回を超えるログインなど、大規模なデプロイメントに合わせて拡張できます。デプロイメント・オプションは柔軟で、マルチクラウドおよびハイブリッドのデプロイメント・モデルの最新OSおよびKubernetes要件をサポートします。
IDプロファイルを単一の場所に保管することで、IBM Verifyは正確な脅威の検知と対応の基盤となります。企業全体のユーザー、デバイス、システムに関する比類なき可視性を実現し、ビジネス目標を推進する情報に基づいた意思決定を可能にします。
1 Verizon Business 2023年度データ漏洩/侵害調査レポート (ibm.com外部へのリンク)