Microsoft Azureは、Microsoftのパブリッククラウド用インフラストラクチャー・プラットフォームです。IBM® Turbonomic®プラットフォームは、Azureサービス・プリンシパルを通じてAzureと統合され、Azure Resource Managerを活用します。
IBM Turbonomicプラットフォームは、リアルタイムの要求に基づいて、Azure VM、データベース、ボリュームを最適化するアクションを継続的に生成します。その規定されたアクションは、コストを最小限に抑えながらパフォーマンスを確保するのに役立ちます。さらに、IBM Turbonomicプラットフォームは、予約済みインスタンス(RI)インベントリーを管理し、RIの使用効率とカバレッジを最大化するアクションを、すべてアプリケーションのパフォーマンスという観点で指示します。
Microsoftが提供するPaaS(Platform as a Service)であるAzure App Serviceの場合は、IBM TurbonomicソフトウェアがAzureプラットフォームを検出し、導入の構成を計画します。Azure App ServiceはIBM Turbonomicプラットフォーム上で「app component specs」として表示され、基盤となるコンピュート・リソースを定義するプランは「virtual machine specs」として表示されます。IBM Turbonomicソフトウェアでこれらを発見するには、ユーザーが実行したいすべてのアクションをサポートするためのアクセス権を提供する必要があります。
注:Azure RIの認識とネゴシエーション・レートを有効にするには、Microsoft Enterprise Agreementのターゲットを介してMicrosoft Enterprise AgreementレートへのアクセスをIBM Turbonomicプラットフォームに提供する必要があります。
エンティティー
仮想マシン
データベース
ボリューム
ゾーン
領域
メトリック
VM vCPU
VM vMemory(有効な場合)
VMストレージアクセス(IOPS)
VMネットスループット
VM入出力スループット
VMストレージ量
VMの接続ディスク数
VM予約済みインスタンスのカバレッジ
データベース・メモリー
データベースのvCPU
データベースのストレージ量
データベースの入出力スループット
データベース・トランザクション・ログ
データベース・トランザクション
生成されたアクション
VMのスケールアップ
VMのスケールダウン
データベースのスケールアップ
データベースのスケールダウン
アタッチされていないボリュームの削除
RIを購入(EAとGovCloudのみ)
*ストレージ・アクションは近日公開予定です
Microsoft Azureの統合は、IBM Turbonomicプラットフォームで利用できるパブリッククラウド統合のうちの1つです。パブリッククラウド・ツールに接続して、リアルタイムの要求に基づいて継続的に生成されるアクションにより、予約済みインスタンス・インベントリーを含む環境を最適化します。
リアルタイムの要求に基づいて継続的に生成されるアクションにより、予約済みインスタンスのインベントリーを含む環境を最適化します。
リソースのアクションが規定されているので、クラウドへの投資と節約額を計算します。
カスタム料金体系を活用して、Azure環境のワークロード・サイズと予約済みインスタンスのカバレッジを計算します。
アプリケーションの要求とGoogle Cloud Platformの構成オプションを継続的かつリアルタイムで一致させることができます。
クラウドへの投資とコスト削減をより正確に計算できます。
Azure App Serviceを使用して、アプリケーション・デプロイメントの構成を計画します。