金融サービス向けIBM Db2により、金融機関の日常業務を合理化し最適化できます。世界最大の銀行がDb2を利用して、毎日何兆件ものトランザクションをサポートし、グローバル資産を管理・分析し、不正行為やマネー・ロンダリングをリアルタイムで検知しています。IBM Db2は、情報漏えい後のデータの安全性を確保し、顧客がデバイス間でシームレスに財務を管理できるよう支援することも可能です。
State Bank of Indiaは、IBM Cognos Analytics、IBM SPSS Statistics、およびIBM Db2を活用して、より合理化された顧客体験を提供し、1,000万件以上のカードレスATM引き出しを含む、より対象を絞ったサービスを開発しました。¹
Knowis社はIBMと協力し、Db2 on Cloudデータベースを同社の財務プラットフォームに統合し、クラウドを活用したフルマネージド・オプションを顧客に提供することで、セットアップとメンテナンスのコストを削減しました。
ネイティブ暗号化を使用し、FIPS 140-2に準拠してデータを保護します。IBM Db2は、保存中のデータにはNIST SP 800-131A準拠の暗号アルゴリズムを採用し、流れているデータにはSSL/TLS - V12を採用しています。
特定のユーザーとロールの列内の重要データを難読化します。
テーブルの行や列のデータにアクセスできるユーザーを制御し、セキュリティー管理の権限を分離します。
認証と権限のチェック、オブジェクトの操作、セキュリティー管理、システム管理者の変更など、詳細なロギングによりDb2データベースへのアクセスを監視することで、規制基準に準拠します。
ほぼリアルタイムのデータ取り込みが可能な継続的なデータ取り込み機能を活用し、ビジネス・ユーザーに低遅延の分析を提供します。
分散アーキテクチャーを活用し、連続可用性と最大限のスケーラビリティーを実現します。
¹ グローバル副最高技術責任者であるAmit Saxena氏からIBMに提供された統計