概要

IBM Liftは、データベースをオンプレミスのデータセンターからIBM Cloud®のデータ・プロパティーに迅速、安全、確実に移行できるようにします。クラウドへの移行を安全で素早く、ダウンタイムなしで実現します。

お客様による導入事例

データベースの移行

データベース全体のIBMクラウドへの移行は、スキーマの変換とデータの移行という2つのステップから成るプロセスです。スキーマを変換するには、まずIBM Database Conversion Workbenchをダウンロードします。ワークベンチでは、ソース・データベースのデータ定義言語(DDL)がターゲットに適合するように、DDLの変換プロセスがガイドされます。ワークベンチではまた、ユーザーの操作が必要な個所を示すレポートも作成されます。スキーマの準備が整ったら、Lift CLIを使用してデータを移行します。

データベースをクラウドに移行するためにLiftを使用することを表すアイコン

増分データ・ロード

まず、データベース表ごとに、増分変更を表すCSVファイルのセットを1つ生成します。Lift CLIを使用して、これらのCSVファイルを取り出し、ネットワークに送信し、IBM Db2® Warehouse on Cloudにインポートします。この一連の手順をスクリプトに追加して、クーロン・ジョブを設定すると、データウェアハウスの増分更新が継続的に実行できます。

データウェアハウスへの増分データ・ロードのためにLiftを使用することを表すアイコン

データベース統合

Lift CLIを使用して、複数の異なるデータベースまたはデータ・ソースのデータをIBM Db2 Warehouse on Cloudの単一MPP(超並列処理)クラスターに移行できます。Liftの持つ柔軟性により、複数のデータ・ソースから表を取得し、IBM Db2 Warehouse on Cloudの単一スキーマの下にそれらをインポートして、既存のデータベース・クラスターを廃止することができます。

データベースを統合するためにLiftを使用することを表すアイコン

データウェアハウジング

企業の顧客は、自分たちの購買行動が分析されることには興味がありません。顧客が望むのは、快適なユーザー・エクスペリエンスだけです。具体的には、IBM Db2 Warehouse on Cloudなどのクラウド・データウェアハウスを立ち上げて、トランザクション・データ・ストアのデータの分析を行います。ソースから少量のデータを送信してレポートやダッシュボードを最新の状態に保ち、常にビジネスの最新状況を得られるようにします。

データウェアハウジングのためにLiftを使用することを表すアイコン

IBM Liftの機能

高速のデータ移動

Liftは、組み込まれたIBM Asperaを使用して、データを高速でクラウドに移動します。特許取得済みのAsperaトランスポート・テクノロジーは、既存のWANインフラストラクチャーとコモディティー・ハードウェアを活用して、 FTPやHTTPの数百倍の転送速度を実現します。

一般的な問題からの素早い復旧

移行中に発生した一般的な問題から自動的に復旧します。例えば、ファイルのアップロードが途中で中断された場合、Liftの動作は最後に中断した個所から再開されます。ファイルのアップロードは、帯域に大きな制約のあるネットワーク上でも、安定的かつ堅固に行われます。

流れているデータの暗号化

データ流出で新聞の一面に載るようなことがあってはなりません。IBMクラウドに送信されるデータはすべて、256ビットの暗号化接続によって保護されます。

移行ステップを個別に管理

すべてのデータ移行は、ソースからの抽出、ネットワークへの送信、ターゲットへのロードという3つのステップで構成されます。IBMのCLIでは、これらの3つのステップを柔軟に個別に実行できるため、お客様はスケジュールをデータの移行に合わせるのではなく、スケジュールに合わせてデータを移行できます。

クラウドのために構築

Lift CLIのインストールが必要なのは、オンプレミス・マシン上で1回だけです。CLIはIBMクラウドで実行されるLift Core Servicesと連動して、データをWatson Data Platformのパーシスタント・ストアに送信します。 Liftは他のクラウド・アプリケーションと同様に、更新を必要としません。作業不要で、すぐに新しい機能を使用できます。

無料

IBMのクラウド・データ・サービスをお試しください。無料でお試しいただけます。

IBM Liftの利用を開始する

データ移行をすぐに開始できます。

データとAIの活用にお困りですか?