ベアメタル・サーバーとは

ベアメタル・サーバーでは、サーバー全体への専用のアクセス権限がお客様に提供されます。複数のテナントを持つ仮想サーバーとは異なり、純粋なベアメタル・サーバーは単一テナントであり、ハイパーバイザーなしで提供されるため、ハイパーバイザーによる「ノイジー・ネイバー」の影響やパフォーマンスの劣化が解消されます。ベアメタル・サーバーは、事前構成された形式で使用することも、仕様に正確に合わせてカスタム構成することもできます。

ベアメタル・サーバーの機能

シングル・テナント

完全な制御、柔軟性、セキュリティーを実現するお客様専用のベア・メタル・サーバー。

コンピューティング能力

シングル・プロセッサーの4コア・アーキテクチャーからクワッド・プロセッサーの12コア・アーキテクチャーまで(最大3 TBのRAM)

ローカル・ストレージの範囲

サーバーあたり最大36個のドライブ(800 GBから1.2 TBのSSD)

ベアメタル・サーバーの利点

RAM、SSDなどがカスタマイズ可能

パフォーマンスのニーズに最も適したプロセッサーを選択できます。基本構成からアップグレードして、ワークロードに合わせてハードウェアを微調整します。

オンデマンドでアクセス可能

2時間から4時間で、世界中のIBM Cloudデータセンターでサーバーをプロビジョンできます。数分でオンラインにする必要がある場合、あるいは限定リソースを必要とするだけの場合は、時間単位のベアメタル・サーバーを選択してください。

ベアメタル・サーバーの構成

月単位のベアメタル・サーバー

仕様に合わせて作成された月単位のベアメタル・サーバーを注文いただくと、2時間から4時間で(1カ月あたり500 GBのアウトバウンド帯域幅を含む)お客様に提供します。

時間単位のベアメタル・サーバー

時間単位のベアメタル・サーバーを注文いただくと、20分から30分で準備が完了します。パブリックのアウトバウンド通信帯域は、ギガバイト単位での課金となります。

予約済みベアメタル

選択したデータセンター内に最大20個のベアメタル・サーバーを予約しておき、随時それらの使用を申告します。1年間または3年間の契約が必要ですが、継続的なワークロードに最適です。

IBM Cloudと競合他社との比較

IBMとAWSの比較

AWSは6種類の厳格に定義された構成で高価なベアメタル・オプションを提供しています。IBM Cloudは柔軟に構成可能な何百種類ものオプションを提供しています。

IBMとGoogle Cloudの比較

Google Cloud Platformは仮想サーバーのみを提供しています。IBM Cloudは相互に通信できるベアメタル・サーバーと仮想サーバーを提供しています。

IBMとAlibabaの比較

Alibaba Cloudのベアメタル・インスタンスは本当の意味ではベアメタルではありません。IBM Cloudはサーバー全体に直接アクセスできるベアメタルを提供しています。

新機能: Coffee Lakeプラットフォーム

IBM Cloudは中小規模のワークロード向けに、最新のCoffee Lake E3-2174Gシングル・ソケット・サーバー・プラットフォームを提供します。Coffee Lakeサーバーは、シングル・ソケットのKaby Lakeプラットフォームがサポートできるメモリーを、同じ価格で2倍(64 GBから128 GBへ)にします。

第2世代Intel Xeon Scalableプロセッサーを50%割引で提供

最大33%のパフォーマンス向上

CPU集中型のデータベース・アプリケーション、AIワークロード、および大量分析に関連したワークロード・コストを削減します。IBM Cloud上の最新の第2世代Intel Xeon Scalableプロセッサーが、必要とされるハイパフォーマンスを発揮します。

全世界で利用可能

第2世代Intel Xeon Scalableプロセッサーは、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域のIBM Cloudデータセンターで利用可能です。

カスタマイズおよび注文

今すぐ構成してコストを削減しましょう。注文時にプロモーション・コード「CASCADE50」をご利用ください。IBM Cloud上のIntel Xeon 4210、Intel Xeon 5218、Intel Xeon 6248を50%割引でご購入いただけます。

ベアメタル・サーバーに適したユースケース

  • 最小限の遅延を求める高性能(HPC)なデータ集約型のアプリケーション
  • ビッグデータ分析アプリケーション
  • コンテナー・ベースのソリューション
  • SAPソリューション
  • GPU集中型ソリューション
  • ゲーム専用電源
  • Webホスティング
  • 高水準のセキュリティー管理を必要とするアプリケーション
  • オンプレミス環境で長く運用していたアプリケーション

ゲーム、デジタル・メディア、HPCアプリなどさまざまなベアメタル・サーバーの利用方法を表すコラージュ写真

ベアメタル・クラウド・サーバーとは

専用サーバーとベアメタル・サーバーは両方とも、他のテナントと共有されない、プロバイダーの物理マシンをユーザーがレンタルする、クラウド・サービスの形式の1つです。

従来のクラウド・コンピューティング仮想マシン(英語)をベースとする)とは異なり、専用サーバーには、ハイパーバイザー(英語)が事前インストールされておらず、ユーザーがサーバー・インフラストラクチャーを完全に制御できるようになっています。

専用サーバーを使用するとユーザーは物理マシンを完全に制御できるため、独自のオペレーティング・システムを柔軟に選択し、共有インフラストラクチャーの「他ユーザーとの競合」の課題を回避し、ハードウェアとソフトウェアを微調整して、データを大量に処理するような特定のワークロードに対応できます。

ハイパーバイザーとは

ハイパーバイザーが主流になる以前、ほとんどの物理コンピューターは一度に1つのオペレーティング・システム(OS)しか実行できませんでした。コンピューター・ハードウェアはその1つのOSからの要求のみを処理すればよかったため、安定性がありました。このアプローチの欠点は、オペレーティング・システムが常にコンピューターの全ての能力を利用できるわけではなかったため、リソースの無駄が発生することでした。

ハイパーバイザーがこの問題を解決します。ハイパーバイザーとは、同じ物理コンピューティング・リソースを共有することで複数のオペレーティング・システムを同時に実行できる小規模なソフトウェア・レイヤーを指します。これらのオペレーティング・システムは、ソフトウェア内のコンピューティング・ハードウェア環境全体を模倣する仮想マシン(VM)ファイルとして機能します。

ハイパーバイザーは仮想マシン・モニター(VMM)とも呼ばれ、同時に稼働するこれらのVMを管理します。これにより各VMは論理的に分離され、それぞれに基礎となるコンピューティング能力、メモリーやストレージの容量が独自に割り当てられます。こうすることでVMの相互干渉を防ぐことができます。例えば1つのOSでクラッシュやセキュリティー侵害が発生した場合でも、他のOSは被害を免れることができます。

IBMのお客様

今すぐベアメタル・サーバーを始めましょう

ベアメタル・サーバーの構築は簡単です。今すぐ開始し、お客様が必要とする真のInfrastructure as a Serviceの能力を手に入れてください。

*20 TBまでの通信帯域幅は米国、カナダ、ヨーロッパのデータ・センターが対象です。その他の地域のデータセンターは5 TBまでの通信帯域幅となります。新しい価格および特典は現在提供中のディスカウントまたは将来のディスカウントと併用することはできません。