デジタル・マーケティング機能を強化するため、The WorksはIBM Watson Campaign Automationを選択しました。その結果、パーソナライズされたマルチウェーブのEメール・キャンペーンを、マーケティング担当者が簡単に行えるようになりました。
「IBM のサービスで私たちが最も感銘を受けたのは、サポートです」と、Joseph氏は続けます。「IBM WebSphere Commerceでの経験から、投資を最大限に活用するために必要となる熟練したリソースを、IBMが抱えていることはわかっていました」
The Works社の電子メールおよびソーシャル・マーケティングのマネージャーを務めるElizabeth McNab氏は、次のように付け加えています。「マーケティング・テクノロジーの観点から見ると、IBM Watson Campaign Automationは、私たちが検討した他のソリューションよりも優れたパフォーマンスを発揮しました。私たちは、Webサイトの閲覧行動データに基づいて顧客をセグメント化し、モバイル・プラットフォーム向けにメッセージを最適化できる機能に大きな価値があると考えました。IBM Watson Campaign Automationを使用すると、サードパーティーのプラットフォームからのデータを簡単に統合できるため、顧客ロイヤルティー・システムからのデータを活用できるようになります」
現在、The Works社はIBM Watson Campaign Automationを使用して、閲覧行動や購買履歴に基づいて顧客をセグメント化し、顧客に合ったコンテンツ、オファー、プロモーションを提供しています。
「マルチ・チャネル・ビジネスとして、当社はオンライン・ショッピングの利用者だけでなく、すべての顧客と対話する革新的な方法を見つける必要があります」とJoseph氏は言います。「現在、ポイントカードに登録している店舗顧客には、IBM Watson Campaign Automationデータベースからのコミュニケーションに参加する機会が与えられます。データ収集に対してより積極的なアプローチをとることで、個々の顧客プロファイルについてより深いインサイトが得られるようになって、より魅力のあるメッセージを作るのに役立っています」
The Works社では、IBM Watson Campaign AutomationでAIを活用した分析を使用して、顧客がEメールにどのように反応しているかを視覚化し、今後のキャンペーンを強化する機会を特定できるようになりました。
「以前は、キャンペーンで何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを判断する簡単な方法がありませんでしたが、今ではすべてが変わりました」と、McNab氏はコメントしています。「IBM Watson Campaign Automationのクリックスルー・ヒートマップを使用すると、Eメールのどの部分が最も注目を集めているかが明確にわかります。その結果、すでに変更を開始しています。例えば、最近では、GIFアニメーションを使用したおもちゃのプロモーションの方が、静止画像を使用したものよりもエンゲージメントがかなり高いことがわかりました。このインサイトをデザイナーにフィードバックすることで、これらのキャンペーンのクリックスルー率が大幅に向上しました」
The Works社では、IBM Watson Campaign AutomationのWatson Marketing Assistant機能の活用も成功しています。このソリューションを早期に採用したThe Works社は現在、アシスタントに社内用語を訓練し、毎週それを使用して会社の取締役会向けに顧客エンゲージメントのメトリクスを準備しています。