Business Challenge

東日本一円をカバーするLPガス事業者として社会への安定したエネルギー供給に貢献してきたサイサン。近年は電力の小売事業や都市ガス事業に参入し、東南アジア各国への進出も進めるなど、エネルギー全般の小売事業をグローバルかつ多角的に展開しています。そんな同社はさらなる成長を目指し、各事業のお客さま情報を集約して統合的に管理するためのCRM(お客さま情報システム)の整備を決めますが、そのITインフラをどこに置くかが問題でした。それまで、同社は大手国内ベンダーのデータセンターに設置した自社サーバーでお客さまデータベースを運用していましたが、その環境を使い続ければ、いずれ変化対応力やコスト、運用負担の面で限界に直面することは明らかだったのです。そこで同社は2016年夏、CRM運用のためのインフラの検討を開始します。

Transformation

CRM用インフラの選定に際し、サイサンはオンプレミスに加えてクラウドも候補に据え、ベンダー各社のソリューションを入念に検討。2017年9月にIBM Cloudの導入を決めました。採用の理由は、ベアメタル・サーバーが用意されたIBM Cloudならば、データベース・サーバーは同社が占有する物理サーバーで運用し、その他のサーバーを仮想サーバーで運用してセキュリティーとコスト効率を高いレベルで両立させられるうえ、5年間のトータルコストを比較しても最も安価だったからです。また、IBM Cloudの導入と運用サポートを担当するエルテックスのマネージド・サービスと組み合わせることで、インフラ運用に関する負担とコストをさらに抑えられます。

Benefits

サイサンはエルテックスの支援も受けてIBM Cloudの導入とCRM構築を行い、2018年6月にプロジェクトを完了。データベース・サーバーはセキュリティーを考慮して「IBM Cloudベアメタル・サーバー」上で動作させ、その他のサーバーは仮想サーバー上で動くCRMの運用を開始します。また、2018年10月からはCRMを用いたお客さま向けポータルを構築中であり、こちらはリソース使用効率や運用管理性をより高める目的で「IBM Cloud Kubernetes Service」を利用しています。IBM Cloudの導入により、サイサンは事業の成長に合わせて柔軟かつ迅速に拡張が可能でセキュアなインフラを手に入れました。また、エルテックスのフルマネージド・サービスを利用したことで情報システム部の負担を大きく軽減し、運用コストを大幅に削減することにも成功しています。

 

[製品・サービス・技術 情報]

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

●IBM Cloud Infrastructure

●IBM Cloud Kubernetes Service

●eltex Infrastructure Total Solution

 

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

Solution Category

  • IBM Cloud