モロッコを拠点とするITソリューション・プロバイダーであるrKube社は、IBM® WebSphere®アプリケーションのモダナイズを専門とし、Javaのアップグレードを欧州・中東、アフリカ(EMEA)で提供しています。Javaアプリケーションの更新に対する需要が増加している一方で、同社は十分な資料の不足、複雑なコードベース、古いテスト方法といった課題に直面していました。これらの課題は成長を妨げ、競争力を低下させる要因でした。
rKube社はこの分野での10年の経験を活かし、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を理解し、実際の変革を支援できる解決策の必要性を認識していました。従来、アプリケーションのモダナイゼーション・プロセスは広範囲にわたる手作業が必要であり、円滑なプロセス進行を妨げるボトルネックやコストの増加につながります。そこで、rKube社は生成AIとオートメーションを活用したアプローチを模索しました。
この課題に効果的に取り組むために、rKube社はIBMClient Engineeringと協力し、IBM watsonx Code Assistantを使用したPoC(概念実証)を実施しました。watsonx Code Assistantは、幅広いプログラミング言語に対応する生成AIコーディング・アシスタントであり、特にエンタープライズJavaアプリケーションの最新化用にトレーニング・最適化されています。6週間にわたって実施されたPoCには、両社から10名が参加し、主にrKube社のデータが使用されました。
PoCでは、watsonx Code AssistantがrKube社のワークフローに統合され、手間のかかるステップを自動化しました。具体的には、既存システムに直接適用できる正確なコード変換の生成や、更新後の精度を確認するための包括的な単体テストの作成、変更されたコンポーネントの詳細な説明分析の提供などです。これにより開発サイクル全体の透明性が向上し、アプリケーションのモダナイゼーション・プロセスの加速・運用効率の合理化が実現しました。
PoCは成功を収めました。watsonx Code AssistantはエンタープライズJavaアプリケーションのモダナイゼーション用に特化してトレーニングされているため、チームは対象範囲のWebSphereアプリケーション・コードの80%を自動的にIBM WebSphere Libertyの最新フレームワークに変換するという驚くべき成果を達成しました。さらに、watsonx Code Assistantに単体テストの生成と要約機能が直接組み込まれているため、アプリケーションのモダナイゼーション開発サイクル全体が加速されました。
rKube社にとってIBM watsonx Code Assistantの機能は、ソフトウェア開発の効率化や従業員の生産性向上に加え、エンタープライズJavaアプリケーションを最新化と、顧客体験の改善を実現する最適な機能であることが証明されました。
rKube社 は、モロッコに拠点を置く大手アプリケーション・モダナイゼーション企業であり、企業が既存のアプリケーションを簡単にクラウドにアップグレードおよび移行できるようにするための革新的なソリューションを提供しています。
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示されている例は、説明のみを目的として提供されています。実際の結果はお客様の設定や条件により異なるため、一般的に期待される結果を提供するものではありません。