株式会社福井銀行
分散系システムの稼働環境をVMware on IBM Cloudに移行して、マーケティング分析やAIなどの最新技術の活用基盤を整備

株式会社福井銀行(以下、福井銀行)は、最先端のAIの活用や顧客分析の仕組みに必要とされるIT基盤のパフォーマンスおよび柔軟性の獲得を目指して、「分散系システム」の稼働環境を従来のプライベート・クラウド環境からIBM Cloudへ移行することを決定しました。VMware on IBM Cloudを活用することで、仮想化統合基盤で稼働する現行の数百に上るシステムをスムーズにクラウドへと移行することを計画しています。移行作業に当たっては、IBMクラウド・マイグレーション・ファクトリーを活用。豊富な経験を重ねたスタッフが移行用の自動化ツールを駆使しながら作業を行うことで、短期間で効率的な移行作業が見込まれています。

ビジネス上の課題

福井銀行は分散系システムの稼働環境を、従来の行内のオンプレミス環境から、VMware製品による仮想化統合基盤を構築したプライベート・クラウド環境に順次移行。このプライベート・クラウド環境は、2011年から2015年にかけて構築されたもので、その後の年数経過に伴って、コア数やメモリー、ハードディスクのI/Oなどのコンピューティング環境の性能が、新しい仕組みを作る上での制約となってきました。AI活用や高度なマーケティング分析など、最先端の仕組みを導入するためには莫大なリソースを必要としますが、それまでの環境をそのままグレードアップすることは費用対効果の面で非常に困難な状況にありました。

概要と経緯

プライベート・クラウド環境が抱えていた課題を解決するため、福井銀行として活用できる次世代のクラウド基盤を模索した結果、IBM Cloudの採用が決定。VMware on IBM Cloudを採用することで、従来のVMware製品による仮想化環境をそのままクラウドに移行することが可能になりました。環境移行に当たってはIBMクラウド・マイグレーション・ファクトリーを活用。IBMクラウド・マイグレーション・ファクトリーは、クラウド環境への移行作業に関する豊富な経験を積んだスタッフで構成されています。グローバルで実績のある移行用の自動化ツールを駆使しながら、ネットワーク環境においてもSDNを活用したL2延伸環境を提供することにより、クラウド環境への効率的な移行を実現し、コストの削減にも貢献します。

効果と今後の展望

移行作業は安全性をしっかりと確保した上で、業務への負荷も最小限に押さえて実施される予定です。IBM Cloud環境に移行することで、パフォーマンスの改善が期待され、ストレージのI/Oがボトルネックになっているようなシステムは、IBM Cloudに移行するだけで劇的にパフォーマンスが向上すると見込まれています。また新しい基盤で稼働が開始される見通しの分散系システムは、今後さらなる発展が予定されています。さまざまな情報をいかに収集・分析・活用していくかということが経営戦略の柱になっていくと見通され、今回新しい基盤に移行したことは、そうした取り組みを推進するための土台づくりとして役立っていくと期待されています。

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

今回新しい基盤に移行したことは、経営戦略の柱となる情報活用の取り組みを推進するための土台づくりとして役立っていくと期待しています。 酒井 尚之氏 事務企画グループ グループマネージャー 株式会社福井銀行
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