DDS ファイルのタイプに対応する CL コマンドを実行することによって、データ記述仕様 (DDS) ファイルを作成することができます。
次の表には、ファイル・タイプと、それに対応するコマンドが示されています。
ファイル・タイプ | コマンド |
---|---|
物理ファイル | 物理ファイルを作成 (CRTPF) |
論理ファイル | 論理ファイルを作成 (CRTLF) |
表示装置ファイル | 表示装置ファイルを作成 (CRTDSPF) |
印刷装置ファイル | 印刷装置ファイルを作成 (CRTPRTF) |
システム間連絡機能 (ICF) ファイル | ICF ファイルを作成 (CRTICFF) |
CL コマンドを実行してファイルを作成すると、ソース・ファイルから DDS が検索されて、妥当性の検査が行われ、次の図に示すようにファイルが作成されます。 ファイルは、そのファイルを作成する CL コマンドの GENLVL パラメーターで指定した重大度と同等か、またはより大きい重大度のエラーが DDS にない場合にだけ作成されます。 したがって、GENLVL パラメーターを使用して、ファイル作成時に許容できる エラーの重大度を制御することができます。OPTION パラメーターと FLAG パラメーターに指定するオプションに応じて、DDS ソース (またはコンパイラー) リストを作成することもできます。DDS リストには、データ記述およびエラー情報が含まれます。
FLAG パラメーターには、印刷される DDS メッセージの重大度コードの最小値を指定することができます。たとえば、フィールドの重なり合いを示す警告メッセージは印刷されないように することができます。
以下の図は、ディスケット上にファイルを作成するために、バッチ式または対話式で処理できるソース・ファイルを示しています。