[UNIX、Linux、Windows]

プライマリー・インストールのアンインストール、アップグレード、および保守

すべてのプラットフォーム上で、プライマリー・インストールをアンインストールすると、そのインストールはプライマリー・インストールでなくなります。 setmqinst コマンドを実行して、新しいプライマリー・インストールを選択する必要があります。 Windowsでは、プライマリー・インストールを更新しても、引き続きプライマリー・インストールになります。 プライマリー・インストールにフィックスパックを適用しても、そのインストールは引き続きプライマリー・インストールのままです。

プライマリー・インストールのアンインストールまたはアップグレードがアプリケーションに与える影響についてご注意ください。 アプリケーションが、別のインストールのリンケージ・ライブラリーに切り替えるために、プライマリー・インストールのリンケージ・ライブラリーを使用している場合があります。 そのようなアプリケーションが実行されている場合、プライマリー・インストールをアンインストールできない可能性があります。 そのアプリケーションの代わりにオペレーティング・システムが、プライマリー・インストールのリンク・ライブラリーをロックしている場合があります。 プライマリー・インストールがアンインストールされている場合、プライマリー・インストールにリンクすることによって必要な IBM® MQ ライブラリーをロードするアプリケーションを開始できません。

これを解決するには、プライマリー・インストールをアンインストールする前に、プライマリー・インストールを別のインストールに切り替えておきます。 以前のプライマリー・インストールをアンインストールする前に、それを介してリンクされているアプリケーションを停止し、その後再始動します。

[Windows]

Windows

プライマリー・インストールを更新する場合、更新手順の初期に、そのインストールがプライマリー・インストールでなくなります。 更新手順が終了するまでに別のインストールがプライマリーに設定されなかった場合は、アップグレードされたインストールが再びプライマリーになります。

保守

プライマリー・インストールにフィックスパックを適用する場合、保守手順の初期に、そのインストールがプライマリー・インストールでなくなります。 保守手順が終了するまでに別のインストールがプライマリーに設定されなかった場合は、アップグレードされたインストールが再びプライマリーになります。