GET_JOB_INFO テーブル関数
GET_JOB_INFO テーブル関数は、特定のジョブについての情報を含む 1 つの行を戻します。
スキーマは QSYS2 です。
この関数を呼び出すには、呼び出し元に *JOBCTL ユーザー特殊権限か、QIBM_DB_SQLADM または QIBM_DB_SYSMON の機能使用権限が必要です。
- job-name
- ジョブの名前を識別する文字またはグラフィック・ストリング式。特殊値 '*' は現行ジョブを示します。
この関数の結果は、以下の表に示された形式の単一の行を含むテーブルです。列はすべて NULL 可能です。
列名 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
V_JOB_STATUS | CHAR(10) | ジョブの状況。
|
V_ACTIVE_JOB _STATUS | CHAR(4) | ジョブの初期スレッドのアクティブ状況。 値のリストについては、『Work Management API Attribute Descriptions in Application Programming Interfaces』を参照して、「Active job status」を検索してください。 |
V_RUN_PRIORITY | INTEGER | このジョブ内のどのスレッドにも許可される最も高い実行優先順位。 |
V_SBS_NAME | CHAR(10) | ジョブが実行されているサブシステムの名前。 |
V_CPU_USED | BIGINT | このジョブにより現在使用されている CPU 時間量 (ミリ秒単位)。 |
V_TEMP_STORAGE_USED_MB | INTEGER | このジョブに現在割り振られている補助記憶域の量 (メガバイト単位)。 |
V_AUX_IO_REQUESTED | BIGINT | すべての経路指定ステップにわたってジョブが実行した補助入出力要求の数。これにはデータベースと非データベースの両方のページングが含まれます。 |
V_PAGE_FAULTS | BIGINT | 指定されたジョブの現行の経路指定ステップ中に、主記憶域内でないアドレスをアクティブ・プログラムが参照した回数。 |
V_CLIENT_WRKSTNNAME | CHAR(255) | SQL CLIENT_WRKSTNNAME 特殊レジスターの値。 |
V_CLIENT_APPLNAME | CHAR(255) | SQL CLIENT_APPLNAME 特殊レジスターの値。 |
V_CLIENT_ACCTNG | CHAR(255) | SQL CLIENT_ACCTNG 特殊レジスターの値。 |
V_CLIENT_PROGRAMID | CHAR(255) | SQL CLIENT_PROGRAMID 特殊レジスターの値。 |
V_CLIENT_USERID | CHAR(255) | SQL CLIENT_USERID 特殊レジスターの値。 |
V_SQL_STATEMENT_TEXT | VARCHAR(10000) | 実行する最後の SQL ステートメントまたは現在実行されている SQL ステートメントのステートメント・テキスト。 |
V_SQL_STMT_STATUS | CHAR(8) | このジョブ内の SQL の状況。
|
V_SQL_STMT_START_TIMESTAMP | TIMESTAMP | アクティブな SQL ステートメントの実行開始のタイム・スタンプ。アクティブな SQL ステートメントがない場合は、NULL 値が戻されます。 |
V_QUERY_OPTIONS_LIB_NAME | CHAR(10) | このジョブで使用されている QAQQINI オプション・ライブラリーの名前。 |
V_CLIENT_IP_ADDRESS | VARCHAR(45) | ジョブによって使用されているクライアント IP アドレス。 クライアント IP アドレスが存在しない場合、またはジョブが IPv6 を使用している場合は、NULL を戻します。 |
例
ジョブ 347117/Quser/Qzdasoinit に関する情報を戻します。
SELECT * FROM TABLE(QSYS2.GET_JOB_INFO('347117/Quser/Qzdasoinit')) A