データベース・パフォーマンスおよび Query 最適化

データベース・パフォーマンスの調整の目標は、システムのリソースを最大限に活用して、照会の応答時間を最小限にすることです。 リソースを最大限に活用することには、ネットワーク・トラフィック、ディスク入出力、および CPU 時間を最小限にすることが含まれます。 この目的を達成するには、データの論理および物理構造、システム上で使用されるアプリケーション、およびデータベースの使用に矛盾があるとどのようにパフォーマンスに影響を与えるかを、必ず理解する必要があります。

パフォーマンスの問題を避ける最善の方法は、 パフォーマンスの問題が、進行中の開発作業の一部であることを認識することです。 有効なパフォーマンスの向上の多くは、 データベース開発サイクルの開始時の注意深い設計によって実現されます。 パフォーマンスを効率的に最適化するには、幅広い状況で最もパフォーマンスの向上が期待される領域を識別する必要があります。 それらの領域についての分析に焦点を当ててください。

この資料の中の例の多くは、 SQL または OPNQRYF 照会インターフェースによって作成された照会を示しています。 特定の例にインターフェースが選択されていても、特に明示されていない場合、その照会インターフェースのみが機能することを示しているわけではありません。 それは、使用可能な照会インターフェースの一例に過ぎません。 ほとんどの例は、 必要に応じてどの照会インターフェースにも簡単に書き直すことができます。

注: コーディング例を使用すると、コードに関するライセンス情報および特記事項の 条件に同意したものとみなされます。