DB2® for i のパフォーマンスに関する一般的な情報
アプリケーションのコーディングでは、 パフォーマンスの最適化に役立ついくつかの汎用的なヒントがあります。
- 長いオブジェクト名の使用によるデータベース・パフォーマンスの向上
長いオブジェクト名は、 SQL ステートメントで使用されているときに内部的にシステム・オブジェクト名に変換されます。 この変換は、何らかの影響をパフォーマンスに与える場合があります。 - プリコンパイル・オプションの使用によるデータベース・パフォーマンスの向上
パフォーマンスが向上するように SQL プログラムを作成するためのプリコンパイル・オプションがいくつか用意されています。 これらのオプションを使用すると、アプリケーションの働きに影響することがあるので、これらはあくまでもオプションです。そのために、これらのパラメーターのデフォルト値は、以前のリリースからアプリケーションを正しくマイグレーションできるような値になっています。ただし、他のオプションを指定してもパフォーマンスを向上することができます。 - ALWCPYDTA パラメーターの使用によるデータベース・パフォーマンスの向上
ある種の複雑な照会では、索引を使用または作成する代わりに分類またはハッシュ方式を使用して照会の実行を行うと、 パフォーマンスを向上できる場合があります。 - データベースにおける VARCHAR および VARGRAPHIC データ・タイプの使用上のヒント
可変長列 (VARCHAR または VARGRAPHIC) のサポートを使用すると、 1 つのテーブルに可変長の列としていくつでも列を定義することができます。 VARCHAR または VARGRAPHIC サポートを使用すると、通常、 テーブルのサイズを小さくすることができます。 - フィールド・プロシージャーを使用する列レベルの暗号化の提供
DB2 for i で、フィールド・プロシージャーは列レベルの暗号化を提供できます。
親トピック: データベース・パフォーマンスおよび Query 最適化