索引アドバイザー

Query 最適化プログラムは、照会内の行選択を分析して、 デフォルト値に基づいて、永続索引の作成がパフォーマンスを向上するかどうかを判別します。 永続索引が有利になる可能性があると最適化プログラムが判別した場合には、示された索引の作成に必要なキー列を戻します。

最適化プログラムは、1 つの追加 2 次キー列に加えて、1 次キー列の任意の組み合わせについて基数索引プローブを実行することができます。 したがって、最初の 2 次キー列が最も慎重に選択された 2 次キー列であることが重要になります。最適化プログラムは、残りの 2 次キー列を指定して、基数索引走査を使用します。基数索引走査は基数索引プローブほどは迅速ではないものの、これによって、選択されるキーの数を減らすことができます。十分に選択された 2 次キー列を組み込むようにお勧めします。

2 次キー列に実際にどれを選択するかを決定し、それらのキー列を索引に組み込むかどうかを決定します。 索引の構築時には、1 次キー列を左端のキー列にし、その後に、選択された任意の 2 次キー列が選択順位による優先順位に基づいて続くようにします。

推奨された索引を作成し、照会を再度実行した後は、Query 最適化プログラムがこの推奨された索引を使用しないことを選択することもできます。 これは、結合、順序付け、およびグループ化の基準は含まれません。SQE 最適化プログラムが索引の提案を行う際には、選択、結合、順序付け、およびグループ化の基準が含まれます。ローカル選択アドバイスは、現在では後述の修飾のある AND および OR 述部の両方を考慮に入れることができます。

索引アドバイザー情報へのアクセスはさまざまな方法で行えます。 例えば、次のような方法があります。

  • System i® ナビゲーターの索引アドバイザー・インターフェース
  • SQL パフォーマンス・モニターの Show ステートメント
  • Visual Explain インターフェース
  • データベース・モニター・ビュー 3020 の照会 - 推奨索引