コード化ベクトル索引 RRN プローブ・プランの索引アドバイス
索引アドバイザーは、EVI RRN プローブ・プランで使用する EVI 索引を推奨できます。
EVI RRN プローブ・プラン・アドバイスでは、1 つ以上の索引を従属セットとして作成する必要があります。EVI 索引のいずれかが欠落している場合、最適化プログラムは、EVI RRN プローブの実施用に、これらの従属索引のコスト計算と選択を行うことができません。
SYSIXADV アドバイス・テーブルでは、すべての従属 EVI ベースの索引で、DEPENDENT_ADVICE_COUNT 列の値が 0 より大きくなります。また、REASON_ADVISED 列に理由コード 'I8' が入ります。
照会のアドバイスは、テーブル・ベースで行われます。
索引は、以下が該当する場合にのみ推奨されます。
- 照会の選択リスト内の列の少なくとも 1 つが既存の単一列 EVI を持っている必要があります。
- 既存の EVI に一致しない列の数は 20 より小さくなければなりません。
- すべての列が索引キーとして適格である必要があります。
索引アドバイザーが、従属度の高いアドバイスを示す場合、「ステートメントの表示」から完全一致突き合わせ機能を使用してプラン・キャッシュ内の照会を検出することが役に立ちます。検出されたら、Visual Explain を使用して、その照会に固有の従属索引アドバイスを見つけます。
EVI RRN プローブ・プラン・アドバイスの例
次の例では、以下の索引が既に存在しているものとします。
- キー SUPPKEY を持つ基数索引
- キー PARTKEY を持つ EVI 索引
SELECT PARTKEY, QUANTITY, EXTENDEDPRICE
FROM ITEM_FACT
WHERE SUPPKEY = 50;
索引アドバイザーは、すべての欠落列 (QUANTITY および EXTENDEDPRICE) にわたって EVI 索引を推奨します。2 つの推奨された索引の索引タイプは ‘ EVI’ に設定され、DEPENDENT_ADVICE_COUNT>0 になります。
次の図は、照会に対して生成される EVI アドバイスを示しています。
以下の Visual Explain ダイアグラムでは、推奨された EVI 索引の作成後の照会実装を示しています。